この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

「海のはじまり」は父のはじまりってこと?

2024-09-12 12:22:55 | #テレビ大好き
「海のはじまり」は、亡くなった恋人の子どもが現れるというさほど珍しくないドラマだが、しみじみとした展開や、使い古された科白(セリフ)もなく、面白く見ている。
するとびっくりクラシアンのCМの子がでているではないか!
「じいじの家泊っていくか?」と孫に聞いたら、「ううん!だってトイレ汚いし」とあっさり拒否。そこでクラシアンを呼んでウォシュレットに替えると大喜び。「泊って行く~」と抱きついてきて「じいじ」も大喜び。

CМでも上手だと思ったが、ドラマの中でも母親の骨壺を抱きしめるシーンは圧巻だった。
まだそんな経験などないはずなのに、切ない表情には心を打たれた。
しかも「じいじ」(利重剛)も一緒ではないか!
最初亡き恋人の残した我が子との遭遇から父親と子の成長を追うのかと思っていたら、どう父親を始めるかの話になっていた。グズグズ悩む夏(目黒蓮)にじれったい思いが募るばかり。
まぁ、ドラマだからわたしの好みに合わせることはないが。

来週が最終話になるようだが、もし、最期に夏が南雲家に入って海と生活を共にするようになるとしたら、わたしはその方が一番いいと思っていたが、3話以降の紆余曲折は不必要だったと言わざるを得ない。(まだ、結末はわからないけどね)
できることならば、わたしの予想を裏切ってくれて、なるほどと言わせるいい結末になることを祈っているのだが・・・。

9月17日追記
「海のはじまり」の最終話は9月23日のようだね。途中、目黒蓮くんの体調不良があり、津野君と水季のスピンオフドラマを挟んだから、その分繰り延べになったのだった。
11話を見ていたら、イライラした。海が何度もシグナルを発しているのに夏くんは気づかない。そんなに夏くんは頭悪い?
わざとかと思ってしまうくらいだった。
ちょっとねぇ、遠回りし過ぎじゃない?

最終話を見たがスッキリしなかった。
ふたりで頑張ると言いながら、夏くんの急な日曜出勤に、「頼っていいんだ」と、津野くんや弥生ちゃんを呼び、果ては大和まで来る。
じゃあ、残業が入ったらどうする?また、津野くんに頼む?弥生ちゃんにお願いする?
PTAは会社を休まなくちゃいけないけど、それも誰かに頼む?

海ちゃんが中学校の高学年になればひとりでお留守番はできるようになるだろうが、それまで病気になったらどうするの?そのたびに会社は休めないはずだから、また津野くんに頼む?弥生ちゃん?
彼らだって暇じゃない。恋人だってできるかもしれない。
南雲のおじいちゃんやおばあちゃんを頼らないのは何か意味があるの?
わからない。

亡き母親から父親のことを聞かされて育った娘と、突然子どもの出現に戸惑う父親が、やがて父親になっていく話だと思うが、最終話の縁側で話すふたりの会話のどこに父親になるきっかけがあったのだろうか?
最後には、夏くんと海ちゃんが親子になりきれたようになっていたようだが、何がそう変えたのか最後までわからなかった。
結局納得できずに終わった話だった。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 観戦大好きうれしい悲鳴(U-1... | トップ | 名子役は消えゆくのみか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

#テレビ大好き」カテゴリの最新記事