WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

プラグ用シングルフック考察①

2019年04月01日 | KZ WORKSルアー 適合フック

 近年こぞってフックメーカーが発売してる

 

プラグ用シングルフック。

 

アイに直接リングを装着したものや

 

短いアシストで組んだものなど

 

針の形状やアシストの長さなどのバリエーションの登場で

 

アングラー側の選択肢も最近はかなり広がりました。

 

ルアーのセッティングを考える上で

 

アクションに影響を及ぼすフックの

 

重さや抵抗等の要素は切っても切れないものであり

 

悩ましい部分でもあります。

 

私のルアーは基本的にトレブル装着でのバランスを

 

考慮してセッティングしています。

 

シングルを装着する場合

 

トレブルと同等のウェイトのシングルフックを

 

選択して装着すればいいのか?

 

単純に考えればそうなのかもしれんが

 

モノによっては大きさがアンバランスになることもある。

 

非常に不格好なセッティングになることもあるわけで・・・。

 

俺的にはそうゆうのあまり好みじゃない。

 

美的センスを大切にしたい・・・(笑)

 

例えばシングルクダコで合わせたとする・・・。

 

シュリガーラ130GT SPECの推奨フックは

 

カーブポイント31の5/0で自重はカタログ値9.7g

 

シングルクダコをこの自重に合わせると

 

7/0の 9.4gになる。

 

しかし俺的にはボディサイズに対して少しデカくね?って思ちゃう。

 

あまり大きいと針先が背中に回って刺さってしまったり

 

トラブルの原因にもなり得る・・・。

 

俺の感覚だと6/0の大きさが

 

ボディサイズに合ってるんではないかと思う・・・。

 

(あくまでも私の個人的感覚ですので正解かどうかは別の話です・・・。)

 

しかしこれだと重さは軽い・・・

 

まぁ、実際に海で泳がせてみないと分かりませんが

 

針が軽く水の抵抗も少なければアクションミスで

 

水面を滑ったり転がったりで

 

トラブルが増える要因にもなり得る。

 

本来はトレブルの3本があってこその

 

水中抵抗とフックの慣性モーメントが働いて

 

プラグにアクションとダイブのしやすさを与えるのと

 

針先が3本あることによってフッキングの確率が当然上がると思われる。

 

まぁ、シングルの利点としては

 

掛かったらバレにくいということが1番であろうが

 

掛からないことにはこの恩恵も受けられない。

 

自分としてはとにかく「掛ける」というのが先で

 

そこから先は技術と運に任せるという感じか?

 

だからトレブル使用というのは自分としてはマストな選択になってる。

 

ただ・・・

 

近年の資源保護の観点やなるべく魚体にキズ付けずにリリースするというのも

 

スポーツフィッシングとしての流れであるのは十分理解してるので

 

そのような考えで釣りをされてる方々の為にも

 

魚体へのダメージが少ないシングルフックでの釣りというものを前提に

 

開発もしなければならんかなというのを感じております。

 

適切な大きさの話に戻りますが

 

重さ的に合ってるがボディサイズとの

 

違和感のあるフックを使うというのも嫌な感じなので

 

それだったらウェイト足して重さを合わせるしかないかなと思い

 

少しチューンを施します。

 

手元にカタログがあってウェイトや大きさが確認できるので

 

シャウトのクダコで話進めてたけど

 

針先のネムリ形状があまり好みではないのと

 

ルアーのボディとのサイズ感とフック単体の自重の兼ね合いから

 

DECOYのCUTLASS JS-2とガマカツのTUNED管ムロで作ってみる。

 

俺的にはCUTLASSの形状が好き。

 

 針先のネムリがそれ程きつくなく

 

魚のバイトした瞬間に針先が口周りの肉を捉えやすい形状が良いと思う。

 

 長々と書いてきたが

 

サイズ感やフック単体の自重という要素を考慮して

 

シュリガーラシリーズに合うプラグ用シングルを考えてみた。

 

シュリガーラ40/50TUNA SPEC⇒ガマカツ TUNED管ムロ28号

 

シュリガーラ75TUNA SPEC/SRG FLAP M TUNASPEC/Neo60⇒ガマカツ TUNED管ムロ30号

 

シュリガーラ90TUNA SPEC/HYPER FLAP 90⇒DECOY カトラス7/0 PLUS※

 

シュリガーラ115⇒DECOY カトラス8/0 PLUS※

 

シュリガーラ130GT SPEC/SRG FLAP L⇒ガマカツ TUNED管ムロ35号PLUS※

 

(※PLUSチューンの詳細は次のブログで説明します)

 

シュリガーラ155 GT SPECに関しては

 

トレブルの13gクラスのフックが適合するが

 

シングルで組むとなるとウェイトプラスのチューンも少し無理があるので

 

カトラス7/0 PLUSのツインフックでの対応が現実的な組み方かな・・・?

 

シングル単体でウェイトを合わせていくとデカすぎて非常に不格好っす・・・。

 

まぁ、人それぞれ好みや考えがあると思うので

 

各自の考えでアレンジして頂ければいいと思いますが・・・。

 

各フックは全てアシストとソリッドリングを

 

装着することを前提にしています。

 

製作に使用するアシストやリングなどの詳細、

 

ウェイトプラスの作成方法は次のブログで紹介します。

 

②に続く・・・こちらから



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