風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画「安土城址の石段を描く」



水彩画教室のスケッチ会で出掛けた安土城址(滋賀県近江八幡市)の一枚目は、
降り続いていた雨があがり、われわれ「後期高齢者集団」が天守跡を目指して登り始めた石段です。

スケッチ会報告のブログでも書きましたが、安土城跡を訪れたのはスケッッチ会2日目。前日の八幡堀では降っていた雨は止んだとはいえ、石も土もツルツル。傾斜は地下鉄駅の階段ほどではないものの、段差が2倍近くあるところも。それが、曲がるたびに目の前に続きます。しかも、自分が履いていたのは滑りやすい靴。まさに無鉄砲な挑戦でした。

もし、自分一人で訪れていたら、間違いなく途中で断念して引き返していたでしょう。もうひとつ、助けてくれたのは登り口の入口に置いてあった1本の木の棒でした。
僕はこれまで、こうした杖を目にしても「まだ大丈夫」とほとんど手にしませんでした。この日も、迷いつつも手にせず、絵に描いた階段を10段ほど行ったところで不安になり、取りに戻ったのです。
素直になるのは大切なこと。改めてそう思いました。絵は10号です。


一人ひとり、天守跡に向けて登り始めたところです

 



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