風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「名古屋の2カ所で高校生の作品展」

名古屋で愛知県高等学校文化連盟の専門部が主催する32回目の作品展が、2カ所で開かれています。
名古屋市博物館で開催中の「美術・工芸専門部名古屋支部展」と、名古屋市民ギャラリー栄で開かれている「高校生の写真展」。いずれも21日(日)まで。 

【美術・工芸専門部『名古屋』支部展】

 

愛知県内の尾張地域にある高校の中から50校が参加しています。

水彩、油彩、アクリルなどで描いた静物・人物・風景画などの平面作品は、4つの部屋に学校ごとに展示。若々しく伸びやかに描いた作品が目を引きます。

立体作品では彫刻やセラミックの焼き物など、なかなかの力作が並んでいます。
ワイヤーで編んだ「もう一人の私」、粘土やガラス、セメントで心臓を制作して鼓動も聞こえる「電心音」、新聞紙を
紙縒りにして組み合わせて作ったクマの「日々の毛並み」と題した作品なども楽しませてくれました。



【高校生の写真展】

約330点が展示されています。デジタル写真が主流の中でフィルムを使って撮った作品や、カラーでなくモノクロで撮影することで作品の狙いをよりはっきりさせた作品などが目立ちます。 

これまで多かった学校生活を切り取った作品は減り、地域を歩いて目にした1枚や、家族や母子の日常を撮った写真が多くなったような印象でした。

優秀作品10点が、この夏に長野県で催される全国総合文化祭に出品されます。全ての優秀作品を掲載しようと思いましたが、展示されている写真を撮るのは画面に室内照明が入ってしまうなど極めて難しく、半数の作品しか掲載できませんでした。

なお、写真展が開かれている市民ギャラリー8階のエントランス展示コーナーでは、昨年秋にあった高校生のための撮影研修会の入賞作品15点も展示されています。


 

 


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