この春もコロナ禍によるイベントの中止が相次いでいますが、趣味の発表展なども例外ではありません。そんな中で、趣味である水彩画の個展を毎年開いている佐藤英機さん(名古屋市緑区在住)から、「前年に続いて今年も中止します」とのお知らせとともに、発表を予定していた作品の縮小コピーが届きました。
佐藤さんは「旅と水彩画を楽しみ、年に1度は個展を開く」を、定年後の目標にして、翌年から名古屋市民ギャラリー栄で開いてきました。ほとんど独学で学び、全国各地へスケッチ出かけて腕を磨き、区民展や水彩協会展でも入賞するまでになっています。
しかし、18回目の個展を予定していた昨年は、コロナため中止。「今年こそは」と5月末の開催に向けて準備を進めてきましたが、第4波の広がりに中止を決めたそうです。
今年の個展用だった作品の縮小コピーを拝見すると、コロナには関係なく、描くことへの意欲は確かなようです。
水面に移り込む木々の緑や、木漏れ日の美しい通り、函館の風景など、優しい彩で描かれています。コロナ禍のため、マスク姿でお勤めをする僧侶たちといった、タイムリーな作品もあります。
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