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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画・東山動物園の仲間たち「ドラム缶を持ち上げるホッキョクグマ」

2014-10-15 07:53:41 | アート・文化

             

動物の動きを時間的な余裕を持って見ていると、予想もしなかったパフォーマンスを見せてくれることがあります。ホッキョクグマのドラム缶遊びを目にしたのもそうです。
水彩画の仲間シリーズでは、すでにホッキョクグマを掲載しています。でも、ドラム缶遊びがなかなか面白かったので水彩画1枚と、遊びのシーンの写真を載せました。

先日のブログにも書きましたが、東山動植物園秋まつりの初日(10月4日)に、ホッキョクグマ舎に立ち寄った時のことです。
真夏に見た時はあまりの猛暑にぐったりしたのか、プールサイドに寄りかかったまま動きませんでした(その様子を描いた絵は9月3日更新のブログに掲載してあります)。

ところが、秋らしくなったこの日はドラム缶をあちこちへ転がしたり、岩の上に押し上げたりと、元気いっぱい。
そのうち、ドラム缶の端を口で押さえて両手で抱えると、さらに高く持ち上げました。描いた絵は高く持ち上げる直前の姿です。
「オー」「すごい!」。観客の歓声を浴びながら缶を掲げたままプールサイドに来ると、エイッと水面へ。
続いて自らもプールへ飛び込み、ぷかぷか浮かぶドラム缶と格闘。時の経つのを忘れたように遊んでいました。

サーカスのライオンの火の輪くぐりや、水族館のスナメリの大ジャンプなどは何度も見たことがあります。でも、ホッキョクグマのこんなパフォーマンスを目にしたのは初めてです。
このドラム缶はプラスチック製。一部の他の動物園でも格好の遊び道具に置いているようです。

動物園では、サーカスや水族館のような調教はしておらず、園舎に置かれたドラム缶や浮き球などでどう遊ぶかは、ホッキョクグマ自らが会得したのでしょう。

ただ、観客の拍手喝采に気をよくしているのはサーカスの猛獣たちと同じかもしれませんね。

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