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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

キンモクセイ、2度目の開花

2013-10-25 17:54:01 | 日記・エッセイ・コラム

 

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驚きました。「キンモクセイ」って、2度咲くことがあるのですね。我が家の庭のキンモクセイは今月上旬に咲いたことを10月7日のブログに載せましたが、再び咲いたのです。

僕は今朝更新のブログに書いたように24日夕、水彩画教室の「飯田線1泊スケッチ」から帰宅。今朝、記事の更新を終えたところで、それを知りました。旅先での散策中、「私のところのキンモクセイはまだ咲かないんですよ」「開花時期に差がある花のようだね。それに突然のように咲く」
などと、僕のブログを読んでくれている仲間と交わした会話や、露に濡れた四季桜の可憐な花をカメラに収めたのを思い出しながら、芳香を放つ小さな無数のオレンジ色の花に見とれた次第です。

急いでネットを開くと、2度咲くことって結構あるみたいですね。花芽の分化の過程や気温、雨量、日照時間との関係など、いろんな角度から調べている学者もいるようです。地球環境の変化や昨今の異常気象との関係はどうでしょう。
 「2度咲き」というのか「返り咲き」というのか。はたまた「狂い咲き」とか「ボケ咲き」とでも。人生も、また・・・あまり書き進むと脱線しそうだから、この辺で。

 


JR飯田線の一泊スケッチへ

2013-10-25 12:06:49 | 日記・エッセイ・コラム

 

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(どこからか集まってきたトビの群れ)

僕が学ぶ水彩画教室の「飯田線一泊スケッチ会」が23、24両日の日程で行われ、
台風27号と前線の動きを気にしつつ山里の秋を楽しんできました。教室では原則として3カ月ごとに年間計4回の野外スケッチを企画。うち1回を合宿にしており、ことしの旅先は愛知、静岡、長野の3県を走るJR飯田線巡りだったのです。

豊橋駅から愛知県新城市の長篠へ。ここは織田・徳川連合軍と武田軍の「設楽原決戦」の舞台。雲行きをにらみながら集落を歩き、丸石の石垣や実りの秋を迎えた田畑、蜂矢柿などの柿の木、廃屋、そして長篠城址の巨木などをカメラに収めました。降り出した雨に一行は、先生ら数人の史跡進撃続行組と、撤退組の二手に。僕は後者を選びました。


宿は鳳来寺山のふもとにある湯谷温泉の湯谷観光ホテル泉山閣。湯につかり、飲み、食い、歌いの宴。いつものことながらトシのこと、絵のこと、夜の更けることを忘れてのひとときでした。

でも、さすがは元企業戦士や家庭を切り盛りしてきた主婦たち。雨が上がっているのを知ると、夜が明けるのを待ちかねたように宿を飛び出し、周辺を散策。旅館街や可憐な花が満開の四季桜、飯田線を走る列車、渓流など絵になりそうな風景を探し求めていました。

宿に帰り、驚いたのがホテルのサービスで、餌付けされたタカ科のトビの乱舞。ホテル裏側を流れる宇蓮川の対岸を見ると、高い木々の枝々にどこから飛んできたのかトビがびっしり。その数、100羽はいるでしょうか。エサを入れたバケツを持つ従業員がベランダに現れると、一斉に舞いあがり、投げられたエサを奪い合う空中戦を展開。ヒッチコックの映画「鳥」のシーンそのものでした。

湯谷温泉駅を出て、車窓から近年、人気が高まる秘境駅、天竜川、ダム湖などを楽しみながら長野県飯田市へ。見事な紅葉にはしばらくかかりそうなので、ぜひ再訪しなければと思い、帰路につきました

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(午前6時。湯谷温泉の朝焼け)    (宇連川のミニ滝)

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(三県の境界を示す)                 (四季桜)

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                    (宇連川のつり橋と渓谷)
                
 

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 (トビの乱舞)                  (天竜峡駅)
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         (ダム湖を車窓から。紅葉はまだ早いようでした)