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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「群生する散歩道のホトケノザ」

2024-03-01 07:11:43 | 日記・エッセイ・コラム

春の使者のひとつ、ピンク色の小さな花。ホトケノザ(別名・三階草)です。散歩道にある畑地の脇で見かけましたが、これほどの群生状態に出会ったのは初めてです。
春の七草にも同名の植物がありますが、全くの別物。こちらのホトケノザは雑草扱いされながらも、可愛い姿にかがみ込んでカメラに収めたくなります。

シソ科オドリコソウ属。地上を這う20㌢前後の茎に葉が襟巻のように付き、その付け根に筒状の唇形の花を咲かせます。ホトケノザの名の由来は葉が仏が座る台座に似ていること、別名の三階草も葉が三段階に付いているからのようです。
花言葉は輝く心、小さな幸せだそうです。

 

 


楽書き雑記「この時期この花壇=名古屋・名城公園」

2024-02-28 19:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名城公園を訪ねると、フラワープラザを囲む花壇ではチューリップやクリスマスローズ、パンジー、ビオラ、八重咲ストック、アリッサムなどが早い春の訪れを歓迎するように花数を増やしていました。

今咲いているチューリップは「アイスチューリップ」。球根を冷凍、冷蔵して冬を感じさせて植えることで春が来たと勘違いして開花を急がせる栽培方法ですが、
気温はまだ低いので普通の栽培より長く咲くそうです。

障害のある人らがかがまなくても花を身近に見ることができる「レイズドベッド」には、エリカやプリムラジュリアンなどが寄せ植えされていました。


 

 


楽書き雑記「ミモザの開花始まる」

2024-02-25 07:19:08 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・名城公園のフラワープラザの裏庭で、黄色の花一色で染まるミモザの開花が始まっています。

イタリアでは女性の社会的地位向上のため38日を「女性の日」としており、「ミモザの日」とも呼ばれるそうです。この日イタリアでは男性が妻や母親に感謝を込めてこの時期に咲く最も美しいミモザの花を贈る習わしだからです。

またこの日は女性の平等な社会参加を目ざす「国際女性デー」でもあり、黄色が国際女性デーのシンボルカラーになっています。イタリアのようにミモザを贈る習慣が世界に広がるといいですね。ミモザの花言葉は黄色の花は「秘密の恋」、オレンジ色の場合は「エレガント」だそうです。

 

 


楽書き雑記「庭の花木も春色に」

2024-02-21 07:14:28 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の狭い庭の鉢植えや露地植えにも春色が増えています。といっても、オキザリスやパンジー、それに開花の盛りを過ぎたウメやサザンカなど定番ばかり。しかも世話のほとんどは家内任せなのに毎朝、様子を見に庭へ出ています。

紅梅は何年か前「盆栽に」と買ったものの、手入れを怠り露地植えにしたもの。伸び伸びとした姿にホッとしています。
スイセンも踏み固まった地面の一角で、増えもせず減りもせず例年通りの開花。「周りに少しクワを入れてやるべきかな」と思っています。
2月になって咲き始めた夏越しの鉢植えシクラメンの花数は一気に増え、3倍近い
30本余になりました。

 

 


見ごろで迎えた名古屋市農業センターのしだれ梅まつり

2024-02-19 06:48:43 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターのしだれ梅がご覧の通り。恒例の「しだれ梅まつり」も見ごろで迎えました。

紅色やピンクを中心に12品種約700本。今年は暖冬とあって2月の上旬には開花が始まり、中旬になると一気に花数が増えました。こんなに咲いてまつりを迎えたのはあまり例がないほどです。
まつりは3月20日(水・祝)まで。ショーや野菜の販売などさまざまなイベントが企画されています。

 

 


楽書き雑記「夏越しさせたシクラメンが開花」

2024-02-14 07:12:32 | 日記・エッセイ・コラム

初めて夏越しを試みた鉢植えのシクラメンの開花がやっと始まりました。花は現在12本。密集した葉の間からは小さなとんがり帽子のような蕾の頭が幾つも飛び出そうとしています。

夏越しさせたのは、一昨年暮れに花屋で買った白地に淡いピンクの鉢植えシクラメン。いつもだと、クリスマスと正月が終わり花がなくなると球根ごと投棄していたのですが、再び花を咲かせてやろうと球根の夏越しに挑んだのでした。

ひと回り大きな鉢に植え替え、新しい土も追加。軒下に置き時おり散水して見守った結果、大変な猛暑だった夏も乗り切ることができました。クリスマスと正月飾りに、の期待はかないませんでしたが、2月になって1本、2本と開花。できるだけ日中は外に出してやり、夜は室内に取り込んでいます。

葉の数だけ花が咲くというシクラメン。葉を数えると100枚以上あり、初夏になるまで楽しめそうです

 

 


楽書き雑記「開花レースを引っ張るマンサクとウメ」

2024-02-12 07:16:19 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園でも、散策路でマンサクとウメが春の開花レースを引っ張っています。

マンサクには大きく広がる小枝の一本一本に、赤みがかった黄金色の縮れた紐のような花弁がびっしり。農山村では古くからこの花数が多ければ多いほど「豊年万作」になるとされてきました。この調子なら今秋の実りも大丈夫でしょう。花言葉は「幸福の再来」だそうです。

散策路を隔てた梅林では、約20本の白梅が早咲き種を皮切りに次々に開花。純白の花弁が春の日差しに輝いています。

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターのしだれ梅の開花が急ピッチ」

2024-02-09 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターのしだれ梅が咲き始めました。暖冬とあって、僕が勝手に決めている標本木だけでなく写真のように結構な咲きっぷり。2月17日~3月20日の日程で催される今年のしだれ梅まつりは、初日から楽しめそうです。

センター内のしだれ梅は約700本。早咲き種はもちろん多くに例年以上の花が見られ、遅咲き種の蕾も膨らんでいます。来週から大幅な気温の上昇が予想されており、一気に開花が進むでしょう。

 

 


楽書き雑記「ツバキの先陣を切るウスワビスケ」

2024-02-07 07:04:09 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園のシンボルツリーのひとつ、ツバキのウスワビスケ(淡侘助)の巨木がどんどん花数を増やしています。樹高7~8㍍、四方に伸びた枝の幅は10㍍以上。小柄でピンクの花が枝いっぱいに広がります。

ワビスケは奈良時代に朝鮮半島から渡来して、茶席を代表する花に。侘助の名の由来は幾つもあるようで、俗説のひとつは「千利休(せんのりきゅう)の下働きをしていた人物が侘助という名前だったから」だそうです。

 

 


楽書き雑記「ピラカンサ」

2024-02-05 07:47:54 | 日記・エッセイ・コラム

常緑でクロガネモチのように、小さな赤い実を枝いっぱいに実らせるピラカンサ(トキワサンザシ)。名古屋市農業センターの立ち木園でも、花の少ないこの時期を飾っています。

バラ科でヨーロッパや中国の原産。日本へは明治期に導入され、耐寒性も耐暑性もある低木とあって、庭木として普及したようです。

 

 


楽書き雑記「赤いサザンカが売りの公園」

2024-01-31 07:22:55 | 日記・エッセイ・コラム

サクラ、ツバキ、バラ、ユリ、ハーブ、ユキヤナギ、ウメ・・・。地域の公園の多くには「〇〇なら○公園」といった「売り」の花があります。名古屋では最大級の庄内緑地公園は、バラの他にいくつもの売りがありますが、この時期に園内を歩くと「赤いサザンカの公園」といってもいいな」と思います。

公園に入って間もなく、噴水の前で10株ほどのサザンカに迎えられるのを皮切りに、散策路を進むと路沿いや池の周辺で、次々に樹高5㍍前後の真っ赤なサザンカに出会います。3~7株ずつ並び、足元は散った花びらの赤いじゅうたんを敷いたよう。

何本のサザンカがあるのか。サザンカの生垣もあって見当もつきませんが、サザンカが無かったら彩り不足の公園になりそうです。

 

 


楽書き雑記「ロウバイ満開、しだれ梅の咲き始めも近そう」

2024-01-29 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの花木園にある約50株のソシンロウバイ(素心蝋梅)が満開になり、芳香を放っています。

センター自慢のしだれ梅約700本も、僕が勝手に標本木にしている給水塔の周りにあるしだれ梅の蕾の中には、写真の通り花びらの色が見えるのも。開花は近いようです。

 

 


楽書き雑記「盆梅と福寿草」

2024-01-24 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

居間で盆梅が満開になり、わずかながら芳香を放っています。
盆梅といっても、いつもは風雨をまともに受ける庭に置いて花後に伸びた枝を切り落とすぐらい。でも、松の内が過ぎたごろにはエアコンが効いた居間に取り込み、開花を待つといういささか勝手な自分です。

もう1つ嬉しいのは、一緒に植えてある福寿草が頭を出していること。今年は6個もあり、黄色い花芽も見えています。

 

 


楽書き雑記「半日陰の宝石」

2024-01-22 07:14:27 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの散策路で目が止まる「宝石」のような実。青いノシランと黒いヤブランです。ノシランの実の色づきが今ひとつですが、やがて見事な瑠璃色に輝きます。

ランの名が付いてもラン科ではなくキジカクシ科です。半日陰に同居して、長い線形の葉の間から伸びる茎に実が並んでいます。鳥が啄ばんだのか、実が取れた跡があります。

 

 


楽書き雑記「青空を背に白い小さな玉の風物詩」

2024-01-17 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

青い冬空に点々と無数の白い玉が広がります。玉の正体は、散歩道の公園に並ぶ8本のナンキンハゼの種子。冬の風物詩のひとつです。

中国中南部が原産のトウダイグサ科。黒く熟した実の果皮が取れ、3個の直径8㍉ほどの種子が顔を出します。
ハゼと聞くと「かぶれるので近寄らない」という子どものころの記憶がよみがえりますが、それはウルシ科のハゼノキ。でも、どちらも有毒だそうです。