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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチでJR東海のリニア・鉄道館へ」

2022-01-28 07:26:23 | アート・文化

建設中のリニア新幹線の車両

水彩画教室のスケッチ取材で、名古屋市港区の金城ふ頭にある「リニア・鉄道館」へ行ってきました。JR東海が2011年に開設。名古屋駅から「あおなみ線」に乗り、終点の金城ふ頭駅から徒歩数分のアクセスと、冷え込みや悪天候にも大丈夫、ということでスケッチ場所に選びました。

広い展示会場には、東京=名古屋間で建設が進む超電動リニア新幹線の車両をはじめ、昭和時代の花形の蒸気・電気機関車、車両などが勢ぞろい。
子どものころ、東海道線に住んでいて見る度に心を躍らせた「特急つばめ」や、出張でもよく利用した「急行東海」などを目に、往時に思いをはせました。

写真は枚数が多いため、2回に分けて掲載します。

「あおなみ線」名古屋駅を出発

 

新幹線の架線や線路の状態などを点検して走るイエローカー

車両が走行中に線路際の建物などに接触しないかを調べる測定車

 

 


楽描き水彩画「懐かしい回転式転車台」)

2022-01-24 07:45:03 | アート・文化

昨年秋、水彩画教室のスケッチ取材旅行で立ち寄った、浜松市の天竜浜名湖鉄道(浜松市)天竜二俣駅にある転車台・鉄道歴史館での一枚です。

描いたのは、機関車の進行方向を変える回転式転車台。蒸気機関車が姿を消し、両方向に運転できる電気・ディーゼル機関車の普及で転車台を見かけることは少なくなりましたが、ここでは実際に動かせて見学させてくれます。

転車台の周りには色とりどりの車両や、今では珍しい木造の扇形車庫があり、鉄道の街で暮した懐かしい時代がよみがえりました。

 


楽描き水彩画「日本水彩画会名古屋支部の小品展が開催中=名古屋市民ギャラリー栄」

2022-01-12 16:46:48 | アート・文化

日本水彩画会名古屋支部の第64回小品展が、名古屋市民ギャラリー栄7階の第1・第2展示室で開かれています。16日(日)まで。

作品は全て8号大。小ぶりですが、風景、静物、人物画など、ギャラリーの年頭を飾るにふさわしい作品が会場いっぱいに並んでいます。

 


楽描き水彩画「中田島砂丘の堆砂垣Ⅱ」

2022-01-10 07:27:51 | アート・文化

水彩画教室から出かけた、浜松市の中田島砂丘の「堆砂垣」です。
天竜川上流にダムができて以来、減少が進む砂を風から守るため、あちこちに設けられた割竹と木の堆砂垣。絵も何枚か描きましたが、その1枚です。

強い潮風と、吹きつけられる砂に傷つき折れ、倒れて数年で砂の中に。砂丘の風景は訪れる度に変化しています。作品は10号です。

 

 


楽描き水彩画「客数は少ないけど満足でした=教室展が終了」

2021-12-13 07:18:59 | アート・文化

コロナのため、2年ぶりの開催だった教室展(KAZEの会展・7~12日、名古屋市民ギャラリー栄)が終わりました。冷え込みや変異型コロナウイルスへの不安。覚悟していた通り、例年に比べ客足は半分以下に激減しましたが、温かな評価もいただき、僕も幹事の1人としてホッとしました。

受付で入場客に対し、手の消毒をお願いや検温、証明カードの配布等々、初体験の1週間でした。
でも、自画自賛すれば、展示作品は2年間のブランクを感じさせない出来だったと思います。ご覧いただいた方々からも「一人ひとりの個性が出ていて好感が持てた」「全体にグレードアップした感じ」といった評価が少なくありませんでした。

来年の開催は7月の予定です。今回とは正反対の暑い夏。コロナも終息に向かっている、と信じたいですね。

 


楽描き水彩画「今日から教室展『KAZEの会』展が開幕」

2021-12-07 07:00:00 | アート・文化

今日から始まるKAZEの会展の会場

今日7日から名古屋市民ギャラリー栄で、朝日カルチャーセンター(名古屋)にある水彩画教室のひとつ「KAZEの会」の作品展が、12日(日)までの日程で始まります。生徒は現在18人。うち16人が10号を中心に、計45点ほど出展しています。

コロナ禍のため、私たちの教室展も2年ぶりの開催です。今年も春に開催を予定していましたが、緊急事態宣言が出たために中止し、ギャラリーに空き室があった今月まで延期していました。
昨日午後、搬入した展示室では、これまでのようなフロアの中央に展示用パーテーションを置くのをやめました。出展数が減ったせいもありますが、展示間隔が狭まったことで作品も引き締まって見えるようです。

コロナは今のところ落ち着いています。期間中の名古屋の天気予報も、初日の今日は雨模様ですが、その後はまずまずの予報です。ご来場をお待ちします。

 

 


楽描き水彩画「キャラクターたちも『ウイズコロナ』です=教室展出展作品から」

2021-12-05 07:00:00 | アート・文化

水彩画教室で訪ねた名古屋のおもちゃ屋さんで見かけた、コロナ禍の中でのユーモラスな光景です。

店内は、おもちゃの山。天井からもキャラクターの風船がいくつも吊るされています。
入口の所にあったのが、この骸骨人形。コロナ消毒液のボトルを抱えるようにして「シュッシュを、お願いしますね」というわけです。

ユーモラスな光景に大笑い。絵の骸骨には、掛けていなかったマスクを描き入れ、背景はキャラクターたちで囲みました。それにしても、いつまでこんな状況が続くのでしょう。題名は「ウイズコロナ」。10号です。



 


楽描き水彩画「中田島砂丘のあしあと=教室展出展作品から」

2021-12-03 06:57:12 | アート・文化

ここに描いたのは、何だか分かりますか。
水彩画教室で出掛けた浜松市・中田島砂丘で目にした、観光客らの「あしあと」です。砂丘の正面入り口から進むと、砂丘の頂上へ向かう砂の坂に、こんな穴が無数に並んでいます。

何回か砂丘を訪れたことのある僕は、軽い気持ちで足を踏み入れました。スーッと吸い込まれるように足が沈みます。「?」と、もう一方の足を運ぶと、同じように吸い込まれます。跡には直径30㌢、深さ15㌢前後の穴。靴底の模様をサラサラ落ちる砂が消してゆきます。

何歩か進んで「こんなはずじゃなかった。ひょっとしたら、粒の細かい砂を入れたのだろうか」と思いながらも、仲間たちの懸命に登る姿を見ると、引き返すわけにはいきません。とうとう頂上の数㍍先で、立って進むのを断念。腹ばいになって両手を使い、よじ登るようにして、てっぺんに立てました。

砂丘の風紋を描くつもりでしたが、これも砂丘の風景。それに、80歳になったことを否応なしに認識させられた証し、として描いてみました。10号です。

 

 


楽描き水彩画「ひと篭、いかがどす?=教室展出展作品から」

2021-12-01 07:16:15 | アート・文化


僕が学んでいる水彩画教室の教室展「KAZEの会」展が、12月7日から12日まで名古屋市民ギャラリー栄で開かれます。僕は10号の作品3点の出展を予定しており、それを順次掲載させてもらいます。1回目は昨年の晩秋、教室のスケッチ取材旅行に出掛けた京都での1枚です。

場所は、京都の台所として知られる「錦市場」。八百屋の店頭に、マツタケを3本ずつ載せて並ぶ竹篭が目にとまりました。立派なマツタケに驚きましたが、それ以上に驚いたのは値札の数字でした。

1万5000円から2万円、2万5000円、そして何と5万円も。スーパーで1本800円ほどのマツタケを見て「もう少し安ければ・・・」と思案する身としては、ただただ見入るばかりでした。
絵では、商品の値札の数字などはきちんと描かないことが多いのですが、この場合は値段そのものが絵だと考えて描きました。

 

 


楽描き水彩画「今度は『KAZEの会』展です」

2021-11-30 07:10:03 | アート・文化



絵仲間6人での「風の游子展」が終わり、今度は6人が所属する朝日カルチャーセンターにある水彩画教室「KAZEの会」の作品展が、12月7日(火)から始まります。会場は、同じ市民ギャラリー。12日(日)までです。

生徒は18人。うち16人が10号を中心に、計約50点を展示します。コロナ禍で風の游子展と同様に、2年ぶりの開催。こちらも個性的な作品です。ご来場をお待ちします。

 

 


楽描き水彩画「コロナ禍での第13回風の游子展が閉幕。ありがとうございました」

2021-11-29 07:39:44 | アート・文化

名古屋市民ギャラリー栄で2年ぶりに開催した水彩画仲間6人の「第13回風の游子展」が、28日終わりました。コロナ対策のため、消毒や検温で客を迎える毎日。予期した通り、従来とは比較にならない数の入場者でしたが、数多くの温かな評価をいただきました。

「6人それぞれの個性的な作品に驚いた」「とても、80歳代と思えない力強さがある」「絵になりそうにない課題や描き方に挑戦している」等々。こうしたお言葉を素直に受け止め、「今年より来年」を目指して励みます。
ありがとうございました。

 

 


楽描き水彩画「風の游子展の展示作品から30点を掲載」

2021-11-26 07:34:54 | アート・文化

水彩画仲間6人で開催中の「風の游子展」(23日~28日・名古屋市民ギャラリー栄)に展示している、計50点の作品(10~50号)の中から、それぞれ5点を掲載します。(あいうえお順)

【小野 秀史】

 

【川井 隆】

 

【塚原 徹也】



【藤墳 富弥】

 

【古川 幾男】

 

【村上元彦】

 

 

 


楽描き水彩画「ウイズコロナの中、再開した『風の游子展』

2021-11-24 07:29:22 | アート・文化

ウイズコロナの中で、2年ぶりに再開した水彩画仲間6人でのグループ展「風の游子展」(28日まで、名古屋市民ギャラリー栄)は、今日2日目です。予期した通り、初日の入りは2年前とは比較にならない激減ぶり。ここに掲載した作品「名古屋城内堀の晩秋」の冷たい風に揺れるヨシのような思いです。

市民ギャラリーの指導通り、展示場の受付には、消毒液のボトルを置き、検温し、クラスターに備えて名前と電話番号を書いてもらい、黄色のカードを渡します。初めての体験に戸惑いながらも、快く応じてくれるお客さんにホッとします。

展示している作品は、10~50号の50点。いずれも、2年前より着実に上達していると自負しています。コロナも落ち着き、週末までの天気予報も晴れ続き。ご高覧、お待ちしています。


 


楽描き水彩画「筋骨巡りのシンボル・金剛力士像=風の游子展出品作から」

2021-11-20 07:16:42 | アート・文化

「筋骨めぐり」の町で知られる、岐阜県下呂市金山町で出会った金剛力士像です。細い路地が人体の筋や骨のように入り組み、古民家や商店、昔懐かしい銭湯などが並ぶ通りを楽しみましたが、この筋骨隆々の金剛力士像もそのシンボルのように思い、描いてみました。

金剛力士像があるのは、町の中心から少し離れ、飛騨川の橋を渡った先にある金山長福寺という古刹。金山長福寺は1549年に創建、1730年に現在地へ移り、山門は1813年の建立とされたようです。山門の両側に阿形像、吽形像が境内を守るように並び立っています。

像の制作年や仏師の名前などは分かりませんが、運慶、湛慶らの弟子のそのまた弟子の・・・というわけでしょう。

阿吽どちらかの像の全身を描こうかなと思いましたが、部分的に描くのも面白いのでは、とまず上半身を描き、さらに巨体を支える足を描きました。いずれも10号です。

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楽描き水彩画「浜松・中田島砂丘の堆砂垣=風の游子展出品作から」

2021-11-18 07:01:33 | アート・文化

先に、水彩画教室の宿泊取材で出掛けた浜松市の「中田島砂丘」にある堆砂垣の1枚です。

中田島砂丘は天竜川から流れ込む砂で形成されてきました。しかし、上流にダムができてからは、砂の量が減り「やせる砂丘」になっています。このため、ダム湖で浚渫した砂をトラックで運び込む一方、砂が風に飛ばされないように「堆砂垣」を設けています。

堆砂垣は割竹や木を組み合わせて出来ていますが、風で飛んでしまう砂の量が多いうえ、垣も竹や木の老朽化が激しく何年か経つと砂に埋もれてしまいます。中田島へはこれまでも訪れているので、その時の写真も含めて数枚描こうと思っています。作品は10号です。
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