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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

教養ガイド 175

2010年11月19日 15時51分21秒 | 政治
11月19日 毎日新聞

菅直人政権の閣僚の失言が止まらない。柳田稔法相の国会軽視発言だけではない。内閣の要である仙谷由人官房長官にも脇の甘い言動が目立つようになった。菅首相はここできっちり閣内を引き締め、局面転換する必要がある。さもなければ、ズルズル政権の足を引っ張りかねない。柳田失言は、「法相は(国会答弁で)二つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差しひかえる』『法と証拠に基づいて適切にやっている』。何回使ったことか」というもの。14日に地元・広島市で開かれた国政報告会で発言した。柳田氏は「身内の会合だったので、深く考えずに軽口をたたいてしまった。思慮が足りなかった」と陳謝したが、テレビカメラも入っていた、というから、うかつではおさまらない。

法相といえば、尖閣問題での中国人船長の刑事処分上の扱いに始まり、流出ビデオ捜査、さらにいえば、大阪地検特捜部の証拠捏造(ねつぞう)事件に至るまで、菅政権ではその消長にもかかわる重要なポストとなっている。法務行政を束ねる元締めとしての権威の維持も重要な仕事である。その自覚なしにその場の受けを狙った本音の披歴だとすれば、これまでの国会答弁は一体何だったのかと疑いたくなる。法相としての資質も問われよう。その軽口や責任重しである。自民党は参院に柳田氏の問責決議案を提出する構えだが、無理もない対応といえよう。仙谷長官の「盗撮」発言もいただけない。自ら国会内に持参した資料の写真を新聞社のカメラマンに撮影、掲載されたことに対して9日、怒りにまかせてもらした言葉のようだが、正規の取材活動への圧力と受け止められかねない。

仙谷氏は18日も自衛隊を「暴力装置」と言って撤回した。1日2回内閣のスポークスマンとして記者会見する身であり透明性を掲げる内閣だけに、政権へのボディーブローになるだろう。こういった主要閣僚の失言は、閣内全体に伝染する。その他の閣僚にも明快さや自信を欠く答弁が多く見受けられる。ここは、菅首相が率先垂範し、体制を立て直す必要がある。まずは、そうでなくても運営の難しいねじれ国会に対応しているという原点に戻り、丁寧かつ着実な答弁に徹していくことだ。今日本をめぐる時代と状況は、国会に対し、より大局的な議論を求めている。中国の台頭という新事態を受けて日本の外交・安全保障政策をどう再構築するか。膨大な財政赤字を抱えながら持続的な財政・社会保障制度をどう構想するのか。野党も政権の失態を突く攻防だけではなく、責任野党としての大きな議論を見せてもらいたい。

軽口を叩く、失言、隠蔽は民主党の得意分野じゃないですか。何を今更という感じですけどね。柳田さんも法務大臣として地元への凱旋だということもあって調子に乗ったんでしょうね。カメラが回っている前で発言して叩かれる…調子に乗るとろくなことがないとわかったでしょうね。こんな無能が揃いも揃って日本の行く末の舵取りをしているんですからそりゃ諸外国からもなめられますって。そろそろ内部から崩壊してくれてもいいんですけど、無能がそろい踏みですので無能同士が反応し合ってうまくやっていますよね。これからもどんどん国民も感情を逆なでして国民をイライラさせてくれるでしょう。まぁ無能と愉快な無能たちですのでこのままどこまで落ちていくかが見ものである一方で、落ち過ぎてしまったらもう日本の再生は無理でしょうから立て直していただきたいです。この再建を担うのはアホな政治家ではなく、働く人々なんですよね。民主党に景気対策や雇用問題をどうにかできるわけがないので国民一人一人が何とかしないといけないようです。