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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

メルケル独首相スキーで転倒し負傷…3週間安静

2014年01月07日 15時48分48秒 | 外電
メルケル独首相スキーで転倒し負傷…3週間安静
(1月6日 読売新聞)

【ベルリン=工藤武人】ドイツ政府のザイベルト報道官は6日の記者会見で、メルケル独首相がクリスマス休暇で訪問したスイスで、スキーのクロスカントリー中に転倒し、腰部を負傷したことを明らかにした。

 今月3日、ベルリンで精密検査を受けたところ、首相の骨盤の一部にひびが入っていることが判明したという。安静が必要で、今後3週間は自宅で静養しながら執務に当たり、自宅で執務ができない予定の大部分は、キャンセルする。

 首相は今月8日のポーランド訪問を取りやめる。


**************

ミハエルシューマッハの事もあって、メルケル首相の
ニュースを見た時に勝手に「重体!?」と思い込んでしまった。

3週間程度で、重傷ですんでよかったね、といいたい。
今この人に何かがあったら、ドイツというよりは、EUは
マジでどうなるんだろう…。
今EUで健全な財政を保ってるのって、ドイツぐらいで、
むしろ、連合に入っているせいで、援助金だのなんだので、
お金を吸い上げられて、ドイツ国民は迷惑してそう。

経済的なことは詳しくないが、できれば日本が体力充分に
回復するまでは、経済的な面での懸念材料がなきゃいいな。





教養ガイド 483

2013年09月10日 17時52分36秒 | 外電
ゴッホ最盛期の風景画、新たに発見
(9月10日 AFPBB News)

【AFP=時事】巨匠画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の作品を収蔵するオランダ・アムステルダム(Amsterdam)のゴッホ美術館(Van Gogh Museum)は9日、贋作(がんさく)と誤解され長年ノルウェーの収集家宅に放置されていたゴッホ最盛期の風景画を披露した。

 公開された作品は、南仏のオークの林を描いた油彩画の大作「モンマジュールの夕暮れ(Sunset at Montmajour)」。ゴッホの代表作「ひまわり」や「アルルのゴッホの寝室」と同時期の1888年の作品だという。

 アクセル・リューガー(Axel Rueger)館長によると、1908年にノルウェーの収集家が購入したが贋作と誤解され、屋根裏部屋に放置されていたものが持ち込まれた。美術館側では専門家が技術的鑑定に加え、1888年7月4日のゴッホの手紙に書かれている作品の特徴とも比較し、ゴッホ自身の作品と判断した。
 
 ゴッホ美術館主任研究員のルイ・ファン・ティルボルフ(Louis van Tilborgh)氏は「人生に一度、出会うことがあるかないかの大発見。すべての鑑定結果がゴッホの作品であることを示している」と興奮している。
 
「モンマジュールの夕暮れ」はゴッホ美術館が現在の所有者から1年間借り受け、9月24日から一般展示される。


新たに発見されたのかと驚いたが、なるほどねって感じ。
以前は「贋作」とされていたものが、レベルの上がった鑑定技術により、本物と認定されるってこともあるんだ。

同じ作者が書いた作品でも、年代により全く違った絵だったり、有名すぎて贋作が大量に出回ってたりすると、鑑定って本当に困難なんだろうな。しかも絵を損傷させないよう、最大の注意を払う必要があるし。

教養ガイド 480

2013年08月21日 14時55分59秒 | 外電
蛇遣いが失職、物乞いに=生物保護法で消える伝統―「25万人が貧困直面」・インド
(8月18日 時事通信)

 雑踏の中、もの悲しい笛の音を響かせ、コブラを操る蛇遣い。インドを代表するその伝統芸能の灯が、今にも消えようとしている。ヘビの捕獲や飼育を禁じた野生生物保護法の施行で、約25万人の蛇遣いは生業を失った。6年前に立ち上がった支援団体も活動を停止。同団体のラクティム・ダス代表は「蛇遣いの多くは生活に困り、物乞いになった」と語る。
 11日、ヘビをあがめる祭り「ナーグ・パンチャミー」が各地で行われた。多くの参拝者がヒンズー教寺院を訪れ、シバ神の使いとされるコブラの彫像に祈りをささげる。「かつてはこの祭りにつきものだった蛇遣いの姿も、ここ数年は見かけなくなった」と僧侶は語る。
 野生生物保護法は1972年に施行された。しばらくは蛇遣いも黙認されていたが、2008年ごろから取り締まりが厳しくなり、警察に逮捕される者が相次いだ。支援団体が蛇遣いの雇用先確保を政府に呼び掛けたが、相手にされなかった。 


ヘビやコブラの保護は反対しないけど、伝統芸能者の数を絞って継続させるとか、何か方法があると思うんだが、なんとも極端な話だな・・・。しかも雇用先もないとか、それじゃあんまりだよね。自分の国の文化は、保護する気ないのかなぁ・・・。政府が対して深く考えてないだけのような、そんな気もします。

教養ガイド 477

2013年07月31日 12時30分42秒 | 外電
【EU発!Breaking News】戸棚から発見された、273年前のバルサミコ酢。専門家が高級品として認定。(伊)
(7月30日 TechinsightJapan)

ブドウから製造されるイタリアのバルサミコ酢には様々な種類があり、特に北東部エミリア・ロマーニャ州のモデナやレッジョ・エミリアで作られた「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ(伝統的なバルサミコ酢)」は、何千円から何万円もする高級品として知られている。そんなバルサミコ酢の産地モデナで273年前、1740年に製造されたバルサミコ酢が発見されて話題となっている。

イタリアのニュースサイト『Rainews24』によると、このバルサミコ酢はモデナのジャコリ家所蔵の18世紀に造られた戸棚の奥から発見されたものであるという。棚の中には1943年に書かれたメモが残されており、そこにはこのバルサミコ酢が1740年に、恐らく醸造所であると思われるモデナのグレゴーリ家で製造され、その後ジャコリ家に分けられたものであると記されていた。

このバルサミコ酢は発見後、モデナにあるバルサミコ酢博物館の専門家たちによって調べられた。その結果バルサミコ酢の品質を表す得点において、307点という高得点を得た。

この得点は、今年開催されたバルサミコ酢のコンクールで優勝した「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」より10.8点下回るものであるという。だが発見されたバルサミコ酢は、近年製造された最高級品に勝るとも劣らない品質を保っていることが明らかとなり、かつ273年物という“伝統”を伴っているため、イタリアをはじめとするヨーロッパ諸国で驚きを持って報道されている。


じゅっ、熟成されすぎている気もするが、科学的に品質が確認されているなら世界的にもそうとう貴重な調味料じゃないか?食べたくはない。だけども、18世紀から現在まで、棚から発見されなかったのもすごすぎる。1943年にメモを残してるってことは、この時でも相当年代ものだってわかっていて、さらに保存しようとでも思ったんだろうか?再度書くが、食べたくはないが、すごいなー。そりゃ、古いものに囲まれているヨーロッパの人だって、食べ物が残ってるのにはびっくりするだろうな。

教養ガイド 473

2013年07月01日 11時23分12秒 | 外電
「人生は一度だけ。不倫をしましょう」 海外で非難轟々「不倫SNS」が日本上陸
(6月28日)

「人生一度。不倫をしましょう」--こんな刺激的なキャッチコピーの海外SNSが日本に上陸して話題になっている。

海外でも不道徳なサービス内容から、物議を醸してきたこのサービス。日本ではどう受け入れられるのだろうか。
1900万人以上の男女が会員登録
海外で非難轟々の「黒船」が日本上陸
海外で非難轟々の「黒船」が日本上陸

「アシュレイ・マディソンは、世界でもっとも有名な、不倫と秘密の恋人探しサイトです」

こううたうアシュレイ・マディソンの日本語版サイトは2013年6月24日、サービスを開始した。アシュレイ・マディソンは2001年に開始されたカナダの企業が運営している出会い系SNS。既婚者会員向けに出会いのサービスを提供することに力を注いでいる点で、ツイッターやフェイスブックといった他のSNSや、いわゆる出会い系サイトと一線を画している。一言でいうと「不倫SNS」ということになる。

現在、業界第2位の規模を誇り、カナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアなど世界27か国で展開し、1900万人以上の男女が会員登録している。

有料の「クレジット」と呼ばれるポイントを利用すると、会員同士でメッセージをやりとりし、相手を見つける仕組みだ。

日本版では、1クレジットは25円~49円で、一度に100、500、1000単位でまとめて購入する方式。一度の購入量が多いほど単価は下がる。

メールのやり取りには1回につき5クレジット(125円~245円)がかかり、インスタント・メッセージ・セッションでのやりとりは30分で30クレジット(750円)からとなる。
「失恋、婚姻関係の破壊、家族の痛みの上に成り立つビジネス」

ただ、この不道徳なサービス内容に海外では批判が多い。人気の出会い系SNS「Match.com」の設立に携わったコンサルタントは「失恋の痛手、壊された婚姻関係、傷つく家族を踏みにじって成り立つビジネス」と正面から切って捨てる。

また、テレビ番組、ラジオ、ネット、看板といった多方面の広告展開でも、「人生は一度だけ。不倫をしましょう」という刺激的なキャッチコピーが物議を醸してきた。

2009年には、アメフトの優勝決定戦「第43回スーパーボウル」から広告が締め出された。また、20万ドル相当を投じてトロントの市街電車をラッピング電車にしようとしたが、広告文が不快だと判断されて実施には至らなかった。10年には1000万ドルで、アリゾナ州フェニックスの「スカイハーバー空港」の5年間の「命名権」を買い取ろうとしたが、同空港は財政面で困難を抱えていたにも関わらず、これを拒否した。11年にはイタリアのバスケットボールクラブ「ヴィルトゥスローマ」のスポンサーシップ契約を結んだが、これに対してローマカトリックの司祭が「スポーツの価値に対する裏切りである」であると激しく糾弾したこともある。

そんなお騒がせなSNSが今回「黒船」として日本に上陸するわけで、日本のネットでもさっそく、拒否反応が相次いでいる。

「みんな飢えてるのね。バレた時のリスクとか考えないのかい?」
「トラブルで人死にが出ない事を祈るのみ」
「不倫を手伝いますと公言しちゃって大丈夫なのだろうか」
「冷やかしで登録してみたらユーザーが変な日本語プロフばっかりで桜とまるわかり;だめだこりゃ」

また、サポート電話の受付時間がアメリカの営業時間だったりで、万が一トラブルがあった場合のことが不安だという指摘も出ている。



道徳観念の話もあるが、まずは事件の温床になること
間違いなしなので、即、摘発するべし。というか、日本は
なんでこんな事業の上陸をOKしたんだ?書類に不備がなければ
何でも通してしまうのだろうか?

キャッチコピーの通り、「人生は1回」なんです。なので、
複数の奥さんを持ちたいなら、合法的に一夫多妻の国に永住することを
お勧めするよ。犯罪でもなく、その国の倫理観的にはOKなんだし、
なんら後ろ暗いものはないってことですよね。

そういう覚悟も持てないなら、自国の制度に従って生きるべきだと
思いますね・・・。それにしても海外でも批判を受けているのに、
よくつぶれないなー・・・。

教養ガイド 471

2013年06月19日 10時18分50秒 | 外電
オックスフォード英語辞典、最新版に「ツイート」が登場
(6月18日 CNN.co.jp )

 英オックスフォード大学が刊行する世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典(OED)」の最新版に、インターネットのツイッターでつぶやくことを意味する「tweet(ツイート)」が加わった。

ツイートという単語には本来、小鳥のさえずりという意味があり、こちらの起源は16世紀までさかのぼるとされる。そこへ今回、新たに「ツイッターに投稿する」という動詞と、その投稿自体を指す名詞の意味が追加された。

OEDは100年以上の歴史を持ち、約60万語を網羅した権威ある辞典。改訂は年に4回実施されるが、編集主任のジョン・シンプソン氏によれば、新語を追加する場合は通常10年以上使われていることが条件となる。ツイートの新たな意味は、異例の速さで掲載されたという。

今回の改訂では同時に、「ビッグデータ」「クラウドソーシング」「イーリーダー」「マウスオーバー」といったIT用語も新たに収録された。

OEDの姉妹版で最新情報を強みとするコンサイスオックスフォード英語辞典には、2011年版ですでに「リツイート」が登場していた。


IT用語ははやれば浸透も早いし、非常によくつかわれるように
なるけれど、辞書に乗せるとなると判断は難しかったんじゃないかなって
最近、日本の辞書編纂のドキュメンタリーを見たばかりなので、しみじみ
感じてしまった。

辞書として、言葉の意味を伝える役割をもつ本として、今後少なくとも5年
以上は日常的に、使われる言葉をなるべく選びたいという思いがあるらしいが、
言葉すらも移り変わりが激しい現代じゃ、本当に考え抜く力が必要で、なんとも
お疲れ様です。といいたくなりますね。

教養ガイド 469

2013年06月05日 15時30分55秒 | 外電
100年前のテディベア?、英空港の忘れ物 情報求む
(6月5日 CNN)

ロンドン(CNN) 片方しかない目にすり切れた鼻、添えられた写真には95年前の日付。英ブリストル空港が、出発ロビーで昨年見つかったクマのぬいぐるみの持ち主を捜している。

一緒に見つかった写真には幼い女の子2人が写り、髪をリボンで束ねた大きい方の女の子がぬいぐるみを抱いている。裏はポストカードになっていて、「大好きなパパへ。あなたの小さな娘とソニーより」などと書かれている。

「1918年3月4日の誕生日に撮影、1歳5カ月」という文字もある。

同空港の報道担当者は「長い間愛されていたぬいぐるみだということはよく分かる。この1年2カ月、家族と再会させてあげようと持ち主捜しを試みたがだめだった」と話す。そこでこのほど、一般市民からの情報提供を求めることにしたという。

すでに歴史家やぬいぐるみの専門家から協力の申し出があり、米国やカナダからもメールが届いている。1900年代初頭に英ファーネル社が販売したぬいぐるみだとする説や、フランス、ドイツ製との説も寄せられている。


14か月も探し続けた英空港の職員さんたちに、脱帽。
彼らは仕事にプロ意識だけではなく、こういうものを、単に「忘れ物」として処分しない暖かさをもっているようで、こういう対応って好きだな。

なにせ100年前。写真の少女(生きていれば100歳以上?)が空港に忘れたとは思えないし、写真の少女の子どもや家族の可能性が考えられるかな。今も大切に保管して、持ち主が現れるのを待っているので、早く見つかるといいなぁ。





教養ガイド 468

2013年05月31日 09時21分47秒 | 外電
伊大学に最古の「モーゼ五書」完全写本、12世紀ごろ制作か
(5月30日 ロイター)

イタリアのボローニャ大学は29日、大学図書館に所蔵されていた旧約聖書「モーゼ五書」の完全な写本巻物が、12─13世紀のものであることが分かったと発表した。写本の断片はさらに古いものが残っているが、完全なものとしては世界最古だという。

同大学のヘブライ語教授マウロ・ペラニ氏によると、イタリアや米国で行った放射性炭素による年代測定の結果、1155─1225年に記されたものだと判明した。

この巻物は100年以上にわたって大学図書館で保管され、1889年に作成された目録では17世紀のものではないかと記されていた。ペラニ教授は、写本の書式がそれよりも古いことに気付き、他の専門家に助言を求めたという。

巻物の大きさは縦64センチ、長さ36メートルで、58の羊皮紙が縫い合わせて作られている。


ロイターのサイトでは写真が載っているんですが、RPGに出てきそうな、そのまんまの巻物でした。なんだか、数百年も前の人が書いたものが残っているのって、すごいですよね。

この、放射性炭素というのは現品(調べる対象物)を痛めなくてすむ方法であり、非常に年代が正確に調べられることから、化石の測定や地層に埋まっていた鉱物(ここからいつ時代の地層なのか判断)などにも使われている方法らしいですよ。ヨーロッパ社会では長く受け継がれている聖書ですが、途中で解釈が変わったり、修派が変わったりしているので、現代に訳してみたら、新しい発見があるかもしれません。別にキリスト教徒ではありませんが、人々の考え方の分岐点が見えるような気がして、なんだかわくわくします。

教養ガイド 465

2013年05月09日 09時59分29秒 | 外電
英皇太子の有機野菜販売店、不景気のあおりで廃業
(5月8日 ロイター)

チャールズ英皇太子の有機野菜販売店が、不景気のあおりを受けて閉店した。営業不振と物価上昇が主な理由だという。王室報道官が7日、ロイターに明らかにした。

有機栽培に熱心なことで知られるチャールズ皇太子は約8年前、イングランド南西部グロスターシャー州にある別荘近くに有機野菜販売店をオープン。王室所有の有機農場で育てた野菜や果物を店頭に並べ、スーパーマーケットには通常陳列されない形が不揃いの農産物を販売することで有名となっていた。

しかし、店は利益を上げることができず、財政面で存続不可能になったため閉店に至ったという。売られていた野菜や果物は、スーパーに比べ例外なく高額だった。

同報道官によると、英王室が育てた有機野菜の購入を希望する消費者は、オンラインでまとめ買いすることは引き続き可能だという。



まさか、野菜の販売店をしたいたとは・・・。
日本の皇族と違って、王族であっても人間、自由にする
ことが保障されているのって、いいことだよな。

日本でいう「規格外野菜」も販売していたようだし、
取り組みはとってもよかっただけに、閉店は残念。
どの先進国も本当に不景気なんだね・・・。

でも、採算が取れなければ、きっちりやめるところが
身分に甘えてなくて、少しだけ見直したかも!!

離婚劇のひどさですっかり、嫌いになってたからな。

教養ガイド 463

2013年04月24日 10時06分20秒 | 外電
4月23日 AFPBB News
ビル・ゲイツ氏のカジュアルな握手、韓国で反感買う

米マイクロソフト(Microsoft)創設者のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が片手をポケットに突っ込んだまま韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領と握手したことが、一部韓国メディアで23日、批判の対象となった。

 21日に撮影されたゲイツ氏が朴大統領と握手をする写真は、22日の国内全ての全国紙で一面を飾った。一部新聞ではポケットに入ったままの手の部分を切り取っていたが、大方はこのジェスチャーを強調して報じた。

 中央日報(JoongAng Ilbo)は見出しに「文化の違いか、あるいは無礼な行為か?」と掲載した。

 東亜日報(Dong-A Ilbo)も「無礼な握手か?カジュアルな握手か?」と問いかけた。

 韓国では、上下関係に非常に厳しい儒教文化が浸透しており、マナーが重視され、また国の威厳を軽視するような行為には特に敏感に反応する。

 大統領府(青瓦台、Blue House)はこの出来事についてコメントを避けているが、SNSには多くの意見が寄せられていた。

「文化的な違いを考慮に入れたとしても、特定の場所(機会)ではそれにふさわしいマナーがある。国家の指導者と会うときに、ポケットに手を突っ込むなんてどうしてできるんだ?」と米マイクロブログのツイッター(Twitter)のユーザー、@msryu67はつぶやいた。

 この件をめぐり一部ニュースサイトは、ゲイツ氏が世界の指導者と握手した際の写真を複数掲載、比較した。

 2008年に当時の大統領、李明博(Lee Myung-Bak)氏と面会した際も、ゲイツ氏は片手をポケットに入れていた。一方、2001年に当時の大統領、金大中(Kim Dae-Jung)氏と面会した際には、より敬意を表し、両手で握手をしていた。

 東亜日報はソウル(Seoul)在住のゲイツ氏の友人に取材を行った。「ゲイツはカジュアルな男で、慣習にとらわれない。だから国際機関の代表や政界のトップと会うときにも、このやり方で握手している」と友人は語っている。

 一方で一部の韓国人は、メディアの批判が見当外れだと指摘している。

「お願いです。みなさん。あなたの儒教精神が世界の他の場所でも通用する普遍的な規範だと思わないでください」と、ツイッターユーザーの@itanomalyはつぶやいた。

 ゲイツ氏は原子力ベンチャー、テラパワー(TerraPower)の会長として、次世代原子炉開発プロジェクトのプロモーションのため、韓国を訪れていた。

 一方、朴大統領は、従来の製造業を基盤とした韓国経済を超えて、「クリエイティブな経済」を作り上げるための助言を訪韓したゲイツ氏に求めた。


うーん、これは韓国人でなくても、ちょっと微妙。
一国の大統領と会うのに、ポケットにつっこんだままか・・・。
そもそも、ポケットに手をつっこんだまま、何かする文化なんてあるのか?

個人的には、普通の握手をしとけばよかったのに、とは思う。
ただし、ビル・ゲイツなりの普通がこの行動なら、「普通」という言葉にも
「あくまで私の常識の中では」の注釈がいるんだろね。

しかし、「カジュアルな握手」のタイトルには、ちょっと目がいった。
だって、「それってどんなんだよ!」って気になって読んじゃいましたからね。
ばっちり記者の思惑にはまってしまいました。