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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

教養ガイド 462

2013年04月17日 15時28分17秒 | スポーツ
(4月17日 ロイター)
ハリポタの「クィディッチ」W杯、世界から80チーム参加

世界的にヒットした「ハリー・ポッター」シリーズに登場する魔法使いのスポーツ「クィディッチ」のワールドカップ(W杯)が14日、米フロリダ州キシミーで開かれた。

大会のウェブサイトによると、今回で6回目となるW杯には米国やカナダのほか、メキシコやフランスから計80チームが参加した。1チーム7人制で、大半が大学生によるチーム編成だった。

クィディッチは、「ラグビーとドッジボールとかくれんぼと鬼ごっこが混在したような競技」(国際クィディッチ協会)とされており、プレー中は必ず股にほうきを挟んでいなければならない。

決勝はテキサス大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の戦いとなり、テキサス大学が優勝を果たした。


「えっ!空飛ぶの!!」って思うようなタイトル。
ハリポタ読んだことある人なら、このタイトルには、びっくりさせられる。
読んでみると、実際はどんなスポーツかいまいちつかみにくいが、なるべく
本の設定を守ろうとしているのは、わかる。でも、股にほうき・・・。
いっそ手を使わないで装着できるタイプの服がユニフォームとしてほしいよね。
明らかに動きづらい。

うーん、優勝が魔法の本場イギリスではなく、アメリカなのが現代的だ、残念。

教養ガイド 445

2012年03月27日 15時47分56秒 | スポーツ
3月27日 スポーツ報知

カンボジア国籍を取得して同国のロンドン五輪男子マラソン代表に決まったお笑いタレントの猫ひろし(本名・滝崎邦明=34)が26日、キャッと驚く夢プランを披露した。都内で会見し、五輪本戦に向け「最大の目標は金メダル芸人になること」とぶち上げた。8月12日の本番まで、あと5か月弱。「世界一練習する覚悟がある」と誓った驚異の追い込みで、奇跡を起こす。小さな猫が、真剣な表情で大きすぎる夢をぶち上げた。グレーのスーツに深紅のネクタイで決めた喜びの会見。「代表に選んでいただいたからには、世界一練習する覚悟がある。本番は最低でも自己ベスト。でも、行くからには金メダル芸人を目指したい」。テレビカメラ12台、100人近い報道陣の前で宣言した。つかみでは、お笑いを封印した。08年2月に初めて挑んだ東京の3時間48分57秒から、今年2月の別府大分の2時間30分26秒まで、4年間で1時間20分近く縮めた。

「1年で20分ずつ速くなっている。このまま間に合えば、五輪で世界記録を出せる。僕の計算式ですが」。ニャンとも難解な“猫式方程式”だが、大まじめ。8月12日のレースまで、あと138日しかない。見積もりでは、2時間20分台前半が限度だが、トップ選手に引けをとらない1日30~40キロの練習をこなしている。努力と芸人根性で、解答を導き出す考えだ。本番は「猫ひろし」ではなく「滝崎邦明」で臨む。レース中、沿道のファンに持ちネタの「にゃ~」で応えているが、自粛を宣言。「スタートで一発『にゃ~』とやって勢いづけた後は、しないと思う。ゴールしたら、最高の五輪ギャグで応えたい」と新ネタを披露する考えも明かした。国籍を変えてまでつかんだ五輪代表。賛否はあるが、レース結果で力を証明するつもりだ。「国籍を変えてまで、と言う声もある。ただ、僕はやると決めてここまで来た。カンボジア代表として、できることをしていきたい」。最善を尽くしてロンドンに乗り込み、幸運を招く猫になる。

川内選手は選考から漏れましたが、猫さんは出れるんですね。国が違いますが…。取りあえず国籍を変えても出真剣にオリンピックを目指し、メダルを取りに行く姿勢は感心しますが、ギャグとか一切いりませんからね。そういうのは望んでおりません。オリンピックに照準を合わせ、一生懸命トレーニングに励んでいるアスリートの方々に失礼です。そもそもカンボジア国籍なのになぜ日本で会見しているのか??さらにはカンボジアの有力選手がなぜか次々と欠場していたりとおかしいことだらけですからね。カンボジア政府の方から国籍を取得して云々という打診があったそうですので色々水面下で猫さんを出場させるために奔走した方がいるということなんでしょうかね。終わってから何事もなかったかのように日本へ帰ってきて芸能活動するなんていう失礼極まりないことだけはやめていただきたいですね。もう立派なカンボジア人なんですから残りの人生はカンボジアのために貢献していただきたいと思います。

教養ガイド 444

2012年03月23日 15時49分43秒 | スポーツ
3月23日 デイリースポーツ

東日本大震災で被災し、21世紀枠で出場した石巻工(宮城)は、神村学園(鹿児島)に5‐9で敗れた。終盤に突き放されたものの、一時は4点差を逆転。持ち前の粘りを見せ、笑顔と全力プレーを被災地に届けた。九州学院(熊本)は女満別(北海道)を、高崎健康福祉大高崎(群馬)は天理(奈良)を破り、2回戦に進出した。宝物のような時間だった。阿部翔人主将(3年)の目は、涙でぬれていた。「『ありがとう』って言ってくれて。それがうれしくて」。試合中も聞こえていたスタンドからの言葉。被災地に元気を届けるべく、石巻工ナインが聖地を全力で駆け回った。あきらめない‐。チームの代名詞を体現したのは、4点を追う四回だ。集中打で2点を返すと、地鳴りのような応援に押されたのか、2死満塁からの8番・伊勢のゴロを遊撃手がまさかのトンネルし、3走者が生還。一挙5点で逆転した。背負ってきたものと一緒に戦った。適時打を含め3安打した阿部主将は、震災で少年野球のチームメートだった木村優斗君を亡くした。

大舞台での固め打ちに「見えないものが背中を押してくれた。アイツも一緒に打ったと思う」と、亡き友の存在を実感した。同様に大切な存在を失った人も多くいたアルプスからの大声援も、無形の力となって猛反撃につながった。選手は最後まで約束を忘れなかった。笑顔を忘れず全力でプレーする。ベンチではお互いが顔を指さし「笑おう」と言い合った。それが選手宣誓でも触れた「答えのない悲しみに暮れている方」への、何よりのメッセージになると考えたからだ。再逆転を許して試合には敗れたが、松本嘉次監督(44)も「十分に見せてくれた」とあきらめない姿勢に目を細めた。1年前の3月22日。野球部は震災後初めて集まり、ヘドロだらけのグラウンドを片づけ始めた。同じ日、甲子園で戦ったナインは土を持ち帰った。「それを見てまた頑張ろうと思う。夢の舞台で野球ができてよかったけど、まだ終わりじゃない。またここに来たい」と阿部主将。これからも復興の力になる‐。石巻工の新たな挑戦が始まった。

両校と最高でしたよ!勝負は常に真剣勝負です!手を抜いたりしたら失礼です。両校とも全力で、意地と意地がぶつかりあった結果ですのでこれはもう仕方ない。勝負は勝ちがあれば必ずその裏には負けがありますからね。ですが、石巻も、諦めない街石巻の名に恥じない素晴らしい粘りとガッツで神村学園に襲いかかりましたからね。どんな状況でも決して諦めない大切さを見た気がします。私がダイジェストでしか見れませんでしたが、同点からの逆転劇は被災者の方に勇気を与えたのではないかと思います。神村学園は敗れた石巻ナインの思いを背負い、快進撃をしてもらいたいですね。本当に両校とも最高でした。神村学園の皆さんには次も勝ってくれることを期待したいと思います。破れてしまった石巻ナインの選手は胸を張って宮城に帰ってきてください。選手たちの勇気、笑顔、絆はきっと被災地にもとどいたと思います。本当にお疲れ様でした。

教養ガイド 442

2012年03月21日 17時28分32秒 | スポーツ
3月21日 毎日新聞

第84回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。12日間の予定で、32校が熱戦を展開する。東日本大震災から1年を迎えた中、東北からセンバツ史上最多タイの4校が出場、被災地・宮城の石巻工、阿部翔人(しょうと)主将(3年)が「感動、勇気、笑顔を日本中に届けます。日本の底力、絆を見せましょう」と選手宣誓した。球児のひたむきにプレーする姿が、全国に復興への活力を与える。昨年の開会式は被災地への配慮などから簡素化したが、今年は入場行進を2年ぶりに実施。選手はアイドルグループAKB48の「Everyday、カチューシャ」をアレンジした行進曲に乗り、21世紀枠の女満別(めまんべつ)(北海道)を先頭に北から南の順で入場した。

津波で大きな被害を受けた石巻工や、原発事故に伴う除染作業でグラウンドが一時使えなくなった聖光学院(福島)などには、ひときわ大きな声援が送られた。行進では、前回大会で被災者を励まそうと球場に掲示され、その後は石巻市役所で掲げられていた「がんばろう!日本」の青い横断幕(横6.57メートル、縦88センチ)が選手を先導した。前年優勝校・東海大相模(神奈川)と準優勝校・九州国際大付(福岡)が優勝旗、準優勝旗を返還。大会会長の朝比奈豊・毎日新聞社社長があいさつで「全力プレーが見せる輝き、みずみずしい若さが復旧、復興、新しい時代に向けて、元気の源になることを期待しています」と球児に呼びかけた。平野博文・文部科学相が祝辞を述べ、審判委員長の奥島孝康・日本高野連会長が励ましの言葉を贈った。

入場曲がAKBというのが少し違和感がありますが、記事の内容を見る限り、はきはきとした元気のいい選手宣誓だったようですね。笑顔と感動を日本中に届けていただきたいと思います。被災地も着実に復興へと歩んでいますが、まだまだ元通りになったとは言えませんからね。被災者の方々に勇気と希望を与えられるようなプレーを期待したいですね。ゴタゴタだらけで収拾がつかなくなっているプロ野球より、負けたら即終わりの状況で、絶対に最後まで諦めず、泥臭く、粘り強くひたむきにプレーする高校野球の方が個人的には好きですからね。魔物が潜む甲子園、最後の最後まで何が起こるかわからないのが甲子園です。憧れの場所で野球ができるということに感謝し、今まで支えてくれた人に感謝し、全力でプレーしていただきたいと思います。

教養ガイド 430

2012年02月27日 15時58分54秒 | スポーツ
2月27日 デイリースポーツ

ロンドン五輪代表選考会の東京マラソンで14位に終わり、五輪代表入りが厳しくなった川内優輝(埼玉県庁)が26日、勤務先の埼玉・春日部高で行われた一夜明け会見に、けじめの“丸刈り”姿で現れた。レース後の夜に母に刈ってもらったそうで「期待してくれた人たちの期待に応えられず、悔しいし、情けなかった。けじめです。この経験を糧にしたい」と、今後の飛躍を誓った。

“市民ランナーの星”と呼ばれる24歳の川内は、昨年12月の福岡国際で日本人トップの3位だったことから、3月12日の日本陸連理事会・評議員会で代表選手3人を選出する選考対象には残っているが、26日のレース後に自ら「選ばれるとは思ってない」と“終戦宣言”していた。

私はテレビで応援していましたね。昨日は浅草に行くようがありましたが、人が多すぎるだろうと思い延期しました。川内選手は個人的に応援していましたからね。公務員の星でしたから。頭を丸めなくても川内選手の頑張りは多くの人が知っていますからね。給水が出来なかったというのが予想外だったようです。あれだけの長丁場ですから給水も大切な戦略ですからね。東京マラソンでは満足のいく結果ではなかったようですが、ここまで不器用なほど愚直でまっすぐな人はまた応援したくなるんですよね。

教養ガイド 410

2012年01月26日 15時03分37秒 | スポーツ
1月26日 サンケイスポーツ

テニス・全豪オープン第10日(25日、メルボルン)世界ランキング26位で第24シードの錦織圭(22)=フリー=が、男子単準々決勝で第4シードのアンディ・マリー(24)=英国=を相手に3-6、3-6、1-6のストレート負け。全豪の日本男子では1932年の佐藤次郎以来となる4強入りはならなかった。錦織は5月の全仏で、プロ選手の出場を解禁した68年のオープン化以降では日本男子初の4強進出を狙う。真夏のメルボルンの強い日差しのもと、日本の若武者が最後まで力を振り絞った。ストレートで敗れはしたが、自身初の舞台となった全豪のセンターコート、ロッド・レーバー・アリーナで、四大大会3度の準優勝を誇るA・マリーを相手に堂々と渡り合った。

「自分のプレーは悪くなかった。ミスが少なければもっと競ることができたと思う」。クルム伊達公子(41)=エステティックTBC=と組んだ混複を含め、今大会では5日連続の7試合目。体力に限界が近づく中、第2セットまでの計18ゲーム中、12ゲームがジュースになるなど前半は大接戦だった。第1セットの第2ゲームでは両者一歩も退かず、計42回の見応えあるラリーで観客を沸かせ、同第5ゲームでは錦織が後ろ向きから“股抜きショット”でチャンスを作って得点につなげるなど、見せ場を作った。カウンターが得意の錦織にとって、技術、そして戦術に秀でるA・マリーは最も戦いにくいタイプ。錦織は「自分が目指すテニス。正直まだまだ勝てる気がしない」としたが、相手は「錦織は賢い選手で、動きも速かった」と称賛した。

現在は代名詞でもある攻撃的な「エアケイ」を封印し、粘り強く堅実なスタイルに転換。上海マスターズ準決勝で3-6、0-6で完敗した昨年10月からは内容でも進化を見せ、男子単の“四天王”の一角も雲の上の存在ではなくなってきた。今大会の8強入りで、30日に発表予定の世界ランキングでは20位以内が濃厚。「あらためて自分のテニスが通用するということに気持ちの整理がついた。気持ちがまた一回り強くなった」。5月の全仏では自身初の四大大会4強入りにも期待がかかる。「大きな大会で大きな結果を出すことを目標にする」。またひとつ大きな実績と自信を手に入れた日本のエースは、力強く言い切った。

BIG4の壁は厚かったですね…私もほんの少しテニスをかじったことがありますので、錦織選手のベスト4入りを期待していたのですが、世界はすごかったようです。負けはしましたが、日本人があの舞台でトップクラスの選手と試合をするということが凄いんでしょうね。今や日本のテニス界を牽引する存在になりました。松岡イズムを注入され、これから先錦織選手の後継者がどんどん出てきたら日本テニス界も盛り上がるでしょうね。日本人としては80年ぶりという快挙を成し遂げただけでもすごいことですが、これに満足せず、向上心を失わない人は必ず成長しますからね。まだ22歳ですし、数年後、世界のトッププレーヤーになっていそうな気がします。

教養ガイド 407

2012年01月20日 16時15分04秒 | スポーツ
1月20日 スポーツ報知

米大リーグのレンジャーズ入りが決まった日本ハムのダルビッシュ有投手(25)と女優の紗栄子夫人(25)の離婚が成立したことを、両者が所属するエイベックス・マネジメントが発表した。同社は「子供たちの健康で平穏な養育とお互いの今後の人生を最優先に協議を重ねた末に、離婚届提出を決断した」と経緯を説明。慰謝料の授受はなく、今後の養育費についても「公平な第三者としての裁判所に御意見を求め、裁判所からいただいた御指導に従った適正な条件にて合意させていただいた」とした。

2人は、それぞれのブログで連名のコメントを発表。「お互いの人生を見つめ直し、また、相手の人生を思い合った結果、別々の道を歩んでいくのが最善の道だと考えて決断したものです」と説明した。2人の息子の親権は紗栄子さんが持つが「たとえ別々の道を歩んだとしても、私たちはこれからも2人の子供たちの父親と母親であり、それぞれが子供たちに対する責任を果たしていこうと誓い合っています」とした。2人は07年11月に結婚したが、10年の11月に破局が表面化。離婚に向けた協議をしていることを公表した。

やっと離婚ですか…慰謝料よりも養育費をブン取った方が得策だと考えた紗栄子さんも中々のやり手ですね。色んな記事を見ていますが、ここまで歓迎される離婚も珍しい。まぁ色々うわさもありましたからね。二人目の子供が出来た時はベビーシッターと激似だったそうですし…見てみると似すぎていましたけど…。日本球界の宝を支えることもなく、何一つ貢献していなかったのでこれでよかったんでしょうね。ダルビッシュ投手には、メジャーで活躍していただきたいですし、次こそはいい人と出会ってもらいたいと思います。

教養ガイド 400

2012年01月10日 12時39分12秒 | スポーツ
1月10日 スポーツ報知

市船橋(千葉)がMF和泉竜司主将(3年)の劇的な2得点で延長戦の末に四日市中央工(三重)を2―1で破り、9年ぶり5度目の優勝を飾った。和泉は後半ロスタイムにCKから起死回生の同点ゴール。延長後半5分には勝ち越し点を決めた。市船橋の優勝5回は、戦後では国見(長崎)、帝京(東京)の6回に次ぎ単独3位。千葉県勢では07年度大会の流通経大柏以来4年ぶり。大会通算勝利数は52に伸ばし、鹿児島実(鹿児島)と並ぶ3位となった。焦りの色が満員のスタンドにも伝わる。敗色濃厚の後半ロスタイム1分。市船橋は右CKのチャンスを得た。ボールがゴール前に上がり、敵味方が混戦になった瞬間、和泉の前にボールがこぼれてきた。「相手に足も蹴られたけど、体ごとゴールに押し込んだ」。右足で執念の同点弾。ヒーローは右手を上げ、一目散にベンチへ駆けた。決勝史上最速の開始58秒で失点し、怒とうの攻めを見せながらゴールが遠い展開。

それでもDF小出が「延長に持ち込めればこっちの土俵」と考えたように、選手は諦めなかった。こうなると勢いの差は歴然。和泉は延長後半5分には、MF宇都宮からのパスを左足で絶妙にトラップし、右足で相手DF2人の間を抜く強烈な決勝弾を決めた。「完璧だった。パスを受けてからシュートまで、全てイメージできていた」。歴史に残る110分の死闘の末、戦後単独3位となる5度目のV。表彰式後には巨体の朝岡隆蔵監督(35)を3度胴上げし「めっちゃ重い」と笑った。三重県生まれで中学時代はFC四日市に所属。決勝では当時同僚だったMF生川(なるかわ)の徹底マークに苦しんだ。「地元のチームには負けられない」。当時の四中工はパスではなく前方に蹴るサッカーをしていたこともあり、全国制覇だけを見据えて市船橋を選択。3年になってからは一度も帰省していない。昨夏のインターハイ予選直前に左足首を負傷。

けが人は居残り別メニューが慣例だったが、試合への帯同を許されると「離れてしまうとチームと距離ができてしまうから」と、ドリンク運びなど裏方作業を買って出た。チームの一体感は、朝の宿舎でのミーティングでも強まった。ベンチ外の部員全員がサプライズゲストとして最後に登場し、負傷で大会を棒に振った3年生が熱い思いを涙ながらに語った。「応援してくれるみんなのためにも結果を出すしかない」。試合に出られない3年生の名前が書かれたキャプテンマークを巻き、大会5得点と名門をけん引した。新チーム発足時、小学6年時以来の主将を任され、父・裕治さん(41)は「口数も少ないし、大丈夫かな」と心配したという。だが、決勝戦前のロッカールームでは「これまでやってきたことを発揮しようぜ」と、J内定者ゼロの“雑草軍団”を鼓舞するリーダーの姿があった。「遠い千葉に来て本当に良かった。新しい歴史を作れた」。卒業後は明大に進み、プロを目指す。涙はない。晴れやかな表情で、全国4174校の頂点に立った。

素晴らしかった…本当に素晴らしい試合でした。市立船橋高校のみなさん、優勝おめでとうございます!!私は20年ぶりの優勝、シカも単独優勝を狙う四中工頑張れと声援を送っていましたが、まさかアディショナルタイムにあんなことが待っていようとは…そして延長後半にあんなことが待っていようとは…90回大会にふさわしい激闘だったように思います。両行とも意地と意地のぶつかり合いでしたが、決してラフプレーなどに出ず、スポーツマンシップにのっとった激闘でしたので本当にお疲れ様でしたと言いたいですね。後半のあのコーナーキックの時の異様な雰囲気は、テレビを通じても伝わってきましたからね…。圧倒的な攻撃力を持つ四中工と、堅守の市船という決勝にふさわしいほこたて対決でしたね。四中工はキャプテンに代わって出場した選手も見事に抑えてくれました。足がつっても果敢に勝利をもぎ取ろうと泥臭く、市船に立ち向かいました。市船は高校サッカーをけん引する高校だけあり、最後の最後まで集中力を切らさず、圧倒的な攻撃で四中工陣内で大暴れしていましたからね…。あの諦めない気持ちが決勝ゴールを呼びこんだんでしょうね。ですが…負けはしましたが、何も恥じることはありませんし、下を向く必要もありません!ワンプレーワンプレーに勇気をもらいましたよ。本当にありがとうございました。そして両校共本当にお疲れ様でした。

教養ガイド 397

2012年01月04日 15時21分07秒 | スポーツ
1月4日 スポーツ報知

東洋大が史上最速で王座を奪回した。往路で5分7秒差のアドバンテージを生かし、6区の市川孝徳(3年)から攻めの走りで、4選手が区間賞を獲得するなど、ライバルを圧倒。復路は5時間26分51秒、総合でも10時間51分36秒の大会新記録で2年ぶり3度目の優勝を飾った。また、2日の5区区間新でチームに貢献した柏原竜二主将(4年)が自身3度目となる金栗四三杯(MVP)を獲得した。21秒差に泣き、3連覇がついえてから1年。大手町で仲間を待つ柏原は笑顔で満たされていた。東洋大のアンカー・斎藤貴志(3年)が右手人さし指を突き上げてゴールを駆け抜ける。前回屈した早大(10時間59分51秒)を8分15秒も上回る史上最速タイムだ。2位の駒大との差は9分2秒。ライバルを蹴散らすなど、邪魔する者はいない。酒井俊幸監督(35)に続いて胴上げされた柏原は、仲間に支えられ宙に舞うこと3回。

「とてもうれしい。空がすごくきれいでした」と酔いしれた。攻めきった。平成以降、史上最大の5分7秒差のリードを持って芦ノ湖をスタート。酒井監督は「守りに入らず前へ行くんだ」と指示を出した。6区の市川孝徳(3年)が「流れを切りたくない」と飛ばして区間賞を獲得すると、続く設楽悠太(2年)は08年の佐藤悠基(東海大)を3秒超える区間新。「途中で(区間新に)いける、と聞こえたので」と力を爆発させた。勢いは途切れず8区大津顕杜(2年)、10区斎藤も区間賞。酒井監督は「設定タイム以上の走りをしてくれた」と頬を緩めた。リベンジしたい一心で1年を過ごしてきた。テーマは「1秒を削り出せ」。普段から最後まで練習するなど、背中で引っ張る柏原主将について行った。「一昔前の柏原は、気に食わないことがあると感情的に物を言っていた。今は頭の中で整理して言っている」と田中貴章(4年)。

斎藤には区間エントリー後に寮の風呂場で「オレは箱根のゴール後、死んでもいいと思っている」とドッキリ発言。自身も減量するため、大好きなアンコを断っていた斎藤は「柏原さんの覚悟を感じた」と心に留めて「1年前、負けたことと(斎藤自身が)走れなかったことを思っていた」と悔しさを力に変えて激走した。スーパーエース柏原を中心にまとまったチームは、集大成のレースで驚異的な力を発揮して見せた。来季、最上級生となる市川は「これまでは柏原さんたちの背中を見て練習してきた。挑戦者としての気持ちを大切にしたい」と言えば、設楽悠も「柏原さんがいなくても強いチームといわれるよう引っ張っていきたい」と決意を見せた。“新・山の神”から強い気持ちを受け継ぎ、王者の道を突き進んでいく。

ここ4年間、東洋が強くなるたびに柏原選手にスポットライトが当たっていた気がしますが、今年の東洋は全員で勝ち取った優勝だったように思います。昨年、21秒に泣いた選手でしたが、この「21秒」という秒差がこんなにも人を強くするのだと実感しましたもんね。この区間賞や区間記録、さらに大会新記録での完全優勝ですのでもう文句なしの勝利です。山の神の神ぶりはすごかったですが、個々の能力がこれまたすごい!やはり駅伝は総合力の勝負だということを思い知らされました。最も印象に残ったのは、繰り上げスタート間近、足がけいれんしながらも必死にタスキをつなごうと頑張った神奈川大学の選手ですね。この駅伝に対する思いが伝わってきました。これから多くの大学が打倒東洋大学に向けてスタートしますので追われる側となりますが、また来年の箱根をわかせていただきたいですね。本当にお疲れ様でした。

教養ガイド 393

2011年12月26日 15時16分32秒 | スポーツ
12月26日 スポーツ報知

早慶明の伝統校3校が史上初めて、そろって4強進出を逃す大波乱となった。慶大は、関西王者の天理大に15―32で敗北。明大は筑波大に9―11で、早大も関東学院大に26―28で競り負けた。史上2校目の3連覇を目指す帝京大は、同大を18―12で下した。筑波大は国立大として初の4強入り。準決勝(来年1月2日、国立)は、帝京大―筑波大、関東学院大―天理大で行われる。早明の敗北後、慶大は最後の砦(とりで)として登場した。しかし、天理大の高速攻撃と日本A代表のSO立川理道主将(4年)のキックでエリアを完全にコントロールされ、ダブルスコアでの敗北。大学ラグビーを支えてきた伝統校3校が、史上初めて準決勝・国立競技場の舞台を逃した。

慶大・田中真一監督(44)は「2019年のW杯日本大会へ向けて盛り上げていくためにも、日本ラグビー界の中で伝統校3校の果たすべき責任はある。ラグビーファンも裏切ってしまった。申し訳ない」とかすかに目を潤ませた。日本にラグビーを伝えた田中銀之助氏のひ孫で、日本ラグビーのルーツ校(1899年創部)の指揮官として、伝統の重みと責任感を誰よりも痛感していた。選手として2度、国立で大学日本一の栄冠に輝いた明大・吉田義人監督(42)も「我々は精いっぱい真っ向勝負したが、筑波さんは力があった」と完敗を認めた。スコアこそ9―11の僅差だったが、後半は9割以上の時間を自陣にくぎ付けにされ、防戦一方の展開でノートライに抑え込まれた。

過去10年間で優勝5度、準優勝4度の早大も、リーグ戦3位の関東学院大にまさかの敗北。前半から6―21とリードされ、後半はハイパントを有効に使い追い上げたが及ばず、辻高志監督(34)は「私の力不足。責任を感じている」と唇をかんだ。「大学ラグビーの一時代が終わってしまうかもしれないですね」。明大を下した筑波大・古川拓生監督(42)は、思わずつぶやいた。早慶明が、同じ日にそろって敗北するのも史上初。それでも田中監督は「目に見えない伝統の力を、悩み苦しみながらも信じていきたい」ときっぱり言い切った。慶大なら「魂のタックル」、明大は「前へ」、早大は「展開ラグビー」。「伝統校には必ず立ち返る場所がある」。クリスマスの敗北に、原点からの出直しを誓った。

まさかの…早稲田VS関東学院の戦いはほとんどの人が早稲田が勝つと思っていたのではないでしょうか?私もその一人ですが…ラグビーは東高西低ですので、初戦は突破するだろうと思っていましたが、2回戦が早稲田だったのでこれ以上勝ち進むのは難しいのではないかと思っていましたが…勝負に絶対はないようです。次は慶応を撃破した関西リーグ1位の天理大学です。どうしてもラグビーは関東有利というイメージがありますが、同志社大学の黄金時代もありましたし、その同志社をねじ伏せた天理大学ですし、慶応も撃破しているので決して油断できない相手だと思います。早稲田や明治がいなくなり、今年は帝京の3連覇か?という声がちらほら出てきはじめていますが、必ず連覇を阻止していただきたいと思います。