今日の長野、時々、雨が降り、部屋の中でも羽織るものが必要なほどの寒い1日になりました。
そんな中、午前中に婆さんと市民健康診断に行ってきました。血液検査の結果は1週間後ですが、それ以外は、特段、問題は無いようでした。
婆さんは「血圧が少し高い」と言われて、「そんなはずはない!」と家に戻っても文句を言っていました。私に対する「高圧的な態度、物言い!」から考えれば当然のような気もしますが。
昨日(3日)は天気も良かったので、「ちょっと山の空気を吸って、お蕎麦を食べよう」と婆さんと意見が一致、戸隠まで出かけてきました。
途中、飯綱高原の大座法師池でトイレタイム。
「孫達と遊んだね!」などと昔話をしながら池を眺めて来ました。
周囲はアウトドアが楽しめるよう整備が進んでいました。レストランや売店などもあり家族連れでも楽しめる場所となっています。
紅葉が始まった木もありましたが、全体的にはまだ緑が多い状態です。
売店を覗いていた婆さんも、特段、買うものも無いようでしたので戸隠に向かいました。目的地は「戸隠森林植物園」。雲が多くなってしまいましたが戸隠連峰を見ることが出来ました。いつもながら厳しさを感じる姿です。
みどりが池で休憩。
ここから戸隠神社 奥社の参道にある「随神門」まで歩くことにしました。婆さんが「そこから先を歩く自信が無い」とのことで。 片道約1.7Kmですから爺さん婆さんが歩くには手ごろな距離です。
みどりが池の周囲もまだ緑色ですが、ニシキギの紅葉は始まっていました。トンボや蝶々もまだ飛び回っていました。
参道までは森の中を歩きます。歩道は整備されていますが自然の中に入るわけですから「熊に注意!」の看板があちこちに置いてあります。最近、池の近くでも目撃されたとのことで、ちょっと緊張しました。
熊除けのため、婆さんを先に歩かせたのが効果的だったのか、幸いにも熊に遭遇することなく参道の大鳥居に到着。
植物園では人の姿はほとんど見かけませんでしたが、参道は、結構、多くの人達が歩いていました。
参道周囲の紅葉も始まったばかりです。
大鳥居から1Kmで随神門に到着します。
門の先が「奥社 杉並木」です。
この景観を「どうやって次世代に残すか」が課題になっているようです。まあ私の場合は、ここから奥社までの約1Kmを「どうやって婆さんを歩かせるか」が課題(難題?)です。
駐車場に戻り、婆さんとお蕎麦屋さんの相談。「新そば」の旗が出ているお店を探すことにしたのですが見つかりませんでした。今年は「新そば」が遅れているようです。
そこで思い出したのが、ブロ友のうさぎさんから教えていただいたお店。幸い営業中でしたのでここに入りました。
1日数量限定の「十割そば」を注文したところ、「1枚だけなら」とのこと。二人で分け合うことにして「大盛りのざるそば」も注文。
どちらも美味しかったのですが、「十割そば」は塩で食べるのがより風味を感じられるような気がします。
駐車場から見た北アルプスと戸隠連峰、ススキ越しの景色は「秋ならでは!」を感じられるものでした。
新そばは食べられませんでしたが、山の「秋の冷気」をたっぷりと浴びたことで、猛暑の夏に蓄積した疲れも少し消えたような気がしました。
今日の歩数は、7,410歩。
紅葉、新そばを楽しめるのは10月中旬からの様子なので、その頃、今年最後の戸隠散歩に行こうと思っています。