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『浅見光彦シリーズ~20』

2014-01-10 07:05:41 | 中村俊介

『化生の海ー北前船殺人事件』

ずいぶん前になるけれど、旅行で余市の<ニッカウイスキー>の工場を訪れたり

<にしん御殿>を見た記憶がよみがえった

今回の事件をとくキーワードとなった「福岡県特産民芸品」で伝統工芸の「津屋崎人形」

「津屋崎人形」は、古博多人形の流れを汲む土人形で、素朴さと鮮やかな色彩が特徴

ドラマの中でショーケースに飾られていた人形を見て、なつかしかったぁ~

おばあちゃんちに同じような福助人形があった、あった

これだけで、急に親近感がわいた、単純な私

ストーリーは大人の勝手な都合で桐の箱に入れられた金太郎の土人形と共に

捨てられた男の赤子

その子が親となり、自分の娘のために、今まで封印していた自分のルーツを

手繰ったことで殺されてしまう

あまりの手がかりのなさに地元警察では、事件後5年経っても、犯人はおろか

迷宮入りになりそうな按配、兄陽一郎が友人から相談を受け、光彦が頼まれ、

いつものように殺された男の一人娘と共に、解決に乗り出す

事件真相を探るうち、その子が中二の時に書いた作文を見つける

その作文を朗読のように読む光彦のシーンは良かった、私のお気に入り

虐待したり殺したりする親と比ぶればってところでしょうが、なんとも・・・

このところ、映画でも現実でも、当たり前に自分の子として育ててきた子を

自分の子ではないのではと疑い、DNA鑑定をするのよねぇ~

まぁ~昔は当然鑑定などできなかったから、自白と状況証拠に頼るしか

道がなかったかも知れないが、今は非情にも白黒答えが出ますもんね

子育てをしていない私には、なんともはや ですねぇ~

本題に戻るが、今回のことで知ったのは、このような「捨て子」の場合

苗字を新たに作るんだ、確かに苗字がないと何かと困る

その場合戸籍なども当然つくられるんでしょうねぇ~

そんなこんなを考えると、捨て子って精神的にも、社会的にも酷いダメードだ

最も、守ってくれるはずの親に殺されるよりましは、ましだけど・・・

その方のお庭にあった「タヌちゃん」 

 

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2 コメント

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Unknown (ケセラセラ子)
2014-01-10 11:19:56
改めて、捨て後には苗字も名前もないんだと思いました。よく考えれば当然ですが 自分の本当の苗字を知らないって 辛いですね。そういう人こそ 素敵な家庭を作って幸せを感じてほしいです。
綺麗事に聞こえますね。。。
返信する
ケセラセラ子さまへ (キャサリン)
2014-01-10 15:25:59
上手く言えませんが、現在の自分の有様を、
過去の所為ににするな!見たいなことを
時々ドラマの中などで耳にすることがありますが
同じ環境で育っても、同じになるとは限りません
受け取るこちら側の材料の違いがありますから・・
ですが、どんな刺激(良い・悪い)を受けようと、
自分を貫ける人って限られるかも・・・
色んな刺激の度に、微妙に微調整をしながら
好むと、好まざるとにかかわらず、選択をしながら
子供は大きくならざるを得ないのではないかと
私など守りへ、守りへ選択をした結果
このような結果になっちゃいましたけど
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