『化生の海ー北前船殺人事件』
ずいぶん前になるけれど、旅行で余市の<ニッカウイスキー>の工場を訪れたり
<にしん御殿>を見た記憶がよみがえった
今回の事件をとくキーワードとなった「福岡県特産民芸品」で伝統工芸の「津屋崎人形」
「津屋崎人形」は、古博多人形の流れを汲む土人形で、素朴さと鮮やかな色彩が特徴
ドラマの中でショーケースに飾られていた人形を見て、なつかしかったぁ~
おばあちゃんちに同じような福助人形があった、あった
これだけで、急に親近感がわいた、単純な私
ストーリーは大人の勝手な都合で桐の箱に入れられた金太郎の土人形と共に
捨てられた男の赤子
その子が親となり、自分の娘のために、今まで封印していた自分のルーツを
手繰ったことで殺されてしまう
あまりの手がかりのなさに地元警察では、事件後5年経っても、犯人はおろか
迷宮入りになりそうな按配、兄陽一郎が友人から相談を受け、光彦が頼まれ、
いつものように殺された男の一人娘と共に、解決に乗り出す
事件真相を探るうち、その子が中二の時に書いた作文を見つける
その作文を朗読のように読む光彦のシーンは良かった、私のお気に入り
虐待したり殺したりする親と比ぶればってところでしょうが、なんとも・・・
このところ、映画でも現実でも、当たり前に自分の子として育ててきた子を
自分の子ではないのではと疑い、DNA鑑定をするのよねぇ~
まぁ~昔は当然鑑定などできなかったから、自白と状況証拠に頼るしか
道がなかったかも知れないが、今は非情にも白黒答えが出ますもんね
子育てをしていない私には、なんともはや ですねぇ~
本題に戻るが、今回のことで知ったのは、このような「捨て子」の場合
苗字を新たに作るんだ、確かに苗字がないと何かと困る
その場合戸籍なども当然つくられるんでしょうねぇ~
そんなこんなを考えると、捨て子って精神的にも、社会的にも酷いダメードだ
最も、守ってくれるはずの親に殺されるよりましは、ましだけど・・・
その方のお庭にあった「タヌちゃん」
綺麗事に聞こえますね。。。
過去の所為ににするな!見たいなことを
時々ドラマの中などで耳にすることがありますが
同じ環境で育っても、同じになるとは限りません
受け取るこちら側の材料の違いがありますから・・
ですが、どんな刺激(良い・悪い)を受けようと、
自分を貫ける人って限られるかも・・・
色んな刺激の度に、微妙に微調整をしながら
好むと、好まざるとにかかわらず、選択をしながら
子供は大きくならざるを得ないのではないかと
私など守りへ、守りへ選択をした結果
このような結果になっちゃいましたけど