映画と言っても既に2012年10月に放映された作品なので、再放送でR。
すんごくヒットした作品のようです
そんなことも、内容も何にも知らなくて、松坂桃李さんと樹木希林さんが出てると
いうだけで、録画をして見てみた
そして、記憶に残る映画の一つになった
内容は題名からでも想像できるかもしれないが、生きている人と死んだ人を
合わせる役目、よって「ツナグ」ということらしい
死者を呼び出すことができる祖母の渋谷アイ子を樹木希林さん、そして主人公は
高校生の孫、渋谷歩美を松坂桃李さんが演じている
歩美は幼い時に両親が謎の死を遂げており、周りの大人たちの無責任な噂に心を
痛めている
祖母に育てられながら、祖母の後を継ぐかどうかを自問自答し「ツナグ」の
祖母の手伝いをしている
そんな祖母が死者を呼び出す鏡が、なんと、あの卑弥呼の「三角縁神獣鏡」のような
鏡でした
以前、光彦シリーズの「箸墓幻想」に出てきた「大型神獣鏡」 なんですねぇ~
なんでも、(3D)プリンターを使って、精巧な金属製レプリカを製作したところ、
壁に投影した反射光の中に鏡の背面に刻んだ文様が浮かび上がる「魔鏡」と呼ばれる
現象が起きたそうなんですねぇ~
この鏡(?)が死者を呼び出すのに使われたのも、このあたりのことがあったからで
しようか、いやぁ~ロマンだなぁ~
この映画の中では、三者三様の依頼の話が軸になっている
たった一度しかその相手を呼び出すことができない条件で、生きる者と死者との
ほんの数時間の再会が実現する
結局は、残された者の心残り、後悔なのかなぁ~と思った
その点、私は会いたい人がいないということは、そのあたりの後悔がないと
いうことになるのでしょうか
死後の世界はないものと思い、そうあってほしいと思っているのに、この手の物語に
なぜか興味を持ってしまう私、相反する感情だけど、複雑ですねぇ~
土手と田んぼの間に咲いた、真っ白なボタンがきれい
すっかり咲いた他の花に遅れ、まだつぼみを残した一本
大きなマシュマロのようでした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます