素人による素人のためのF1講座 ～第3回～空力

はい、開幕までに書きたいことが書けるか不安になりかけてるきゃだです
じゃあ、今日は空力いきますね～

ここ10年のF1で各チームが激しい競争を繰り広げているのが空力です。空力はエアロダイナミクスとも呼ばれています。
空力が優れていると主に2つのメリットがあります。
1つは地面に押し付ける力＝ダウンフォースが生まれるのです。ミニ四駆やったことある人なら聞き覚えがある言葉ですよね（←自分はミニ四駆世代）ダウンフォースが発生するとその名の通りマシンが地面に押し付けられて安定し、理想のコーナリングが出来るのです。
ちなみにダウンフォースがないとどれくらい影響があるかと言うかGT4でテストしてみました。
コース　ミッド・フィールド
マシン　メルセデス　CLK Touring Car(DTM)
ダウンフォース最小限・・・1:11.528
ダウンフォースあり　・・・1:09.652
このテスト車はF1マシンではありませんがそれでも充分ダウンフォースの大事さがわかると思います。ちなみに運転もダウンフォースがあるほうがタイヤが滑らず安定し、ハンドリングもメリハリがあるので楽チンです。
ちなみにF1マシンのダウンフォースはなんと1ｔもあるそうです。

2つ目としてマシンの空気抵抗を下げるというメリットがあります。そのために近年のマシンはより流線型に、コンパクトに絞り込まれてきています。
近年のレーシングマシンは先端から一番最後、側面、底部に至るまですべてにおいて空力が考慮されています。

今年のマシンの「流行」はフロントウイングの個性化でしょう。今年から、去年に比べてフロントウイングの高さを5cm上げなければならず、ただ上げただけではダウンフォースが減ってしまうので中央をくぼませたり、2枚のウイングにしたり、下部に小さなウイングをつけたりをつけたりなど様々な工夫がされています。
またここ2、3年ではマシン後半の絞込みがより激しくなる傾向があります。


こんな勢いで来てますケド、わかりやすいですか？(゜ー゜;A
開幕　オーストラリアGPまであと13日。