プレーヤーとリハビリの狭間で

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体育会でカルチャーショック

2011年05月12日 13時58分21秒 | レフリー
  先日の記事でご紹介した、インターネットでのお小遣い帳サービス
 “いいめも”と“CuCuRu”を利用していこうということで始めたのですが、案の定というかなんというか、CuCuRuのほうは全く使わず…いいめもの方は続いています。やはりシンプルさでしょうかね。アウトプットの機能としては、出費を一覧にしてメールで返すくらいのことしかできないのですが、別に家計簿をつけようとしているわけではなく、単なるお小遣い帳の利用としては充分なのです。
 最低でもこの一か月は使っていきたいと思います
 【参考】過去記事 「蒙古タンメンと、お小遣い帳サービス



 今となってはだいぶ前のことになってしまいますが、大学の体育会の試合を吹かせていただきました。新人のデビュー戦です。僕は大学体育会蹴球部には所属していないのですが、ご縁あって声をかけて頂きました。
 この日は僕にとっては初めてのことだらけ。
 ・大学生の試合を吹くのは初めて。
 ・体育会の試合を吹くのは初めて。
 ・スクラム完全コンテンストの試合を吹くのは初めて。
 ・40分ハーフの試合を吹くのは初めて。

 などなど。最後の40分ハーフですが、高校時代の合宿で30分×2×3試合を吹いたことはあるのですが、40分は初めてでした。

 午前中に高校の試合を30分1本と15分1本だけ吹いてから大学へ移動、そのままキックオフ。試合が始まってまず感じたのは、そのスピードとコンタクトレベルです。今まで殆ど高校の試合しか吹いていなかった僕としてはカルチャーショックでしたしかも、大学とはいえ1年生なので高校の延長だろうと考えていたらそれが大きな間違い。みんな大学生ばりのコンタクトをこなし、さらにこの試合には1年生の足りないところに上級生が入っていらっしゃったのですね。これが完全に予想外で(笑)。完全にペースが乱れました。
 スクラムは対戦チームがクラブチームということで、ノンコンテストになったので先の心配は杞憂に終わったのですが、やっぱりブレイクダウンは全然違います。先ほどのコンタクトレベルの話にも被りますが、とにかく高校のアタマでいったらそれは規格外で。
 そんなわけで出鼻をくじかれた形でスタート。それでも前半15分経過くらいで持ち直し、自分のペースに持っていくことができました

 そんな試合中に思ったことです。これは高校時代、AからCまでのグレードを全部吹いたりするうちになんとなく気付いていたのですが、それが確信に変わりました。何が言いたいかというと、グレードの高い(ラグビーのレベルの高い)試合こそ、ブレイクダウンでレフリーの仕事は少なくなるということです。ロールアウェイ、リリースなど基本的なところはこちらが声がけするまでもなくやってくれます。そこに割くエネルギーというのは確実に少なくて済みます。これは試合中に気づけたので幸運でした。プリベントコールなどを調節して、もっとランニングにエネルギーをつかうことができたのです。
 もちろんその一方で、きわどいプレーというのは増えてきますので、そうしたプレーをしっかりとみる動体視力(笑)また判断力はかなり高いレベルで求められると思います。それもやはり難しいところです。

 さてこのまま平和に試合を終えられると思った、そんな時に事件発生です。ウイングがいいスピードにのって、ゴールラインまで残り50mを独走していたときです。このときはプレーの予測がうまくいって、ちゃんとプレーヤーに併走できていました。あとちょっとでトライ、、、笛を準備したその時です。両足のふくらはぎに絶望的な違和感→痛み。なんと両足が一度に吊ってしまったんですね。棒のように動かなくなってしまった脚。なんとかトライの笛は吹きましたけれど、本当に頭の中が真っ白です。どうしよう?次の試合のレフリーにお願いして変わってもらうこともできなくもないですが…あと10分。ここで信用を裏切ることはしたくない。でもちゃんと職務を遂行できるだろうか。そんなあたりで非常にナーバスになってしまって。

 で結局続行しました。メリハリのあるランニングもボールラインもあったもんじゃないですよ。とにかく試合についていくのが精いっぱいで。下手に切り替えしやサイドステップなんか取り入れた日にゃもう再起不能。なんとかノーサイドまでこぎつけ、一安心。今までの試合の中で最もプレッシャーを感じた10分間でした

 原因がどこにあったのかと考えてみますと、まぁそれは完全に僕が100%悪いわけです。まずはトレーニング不足ですかね。毎日何かしら笛をならし、グランド脇に立っていた高校時代からは、想像以上に体力は落ちていたようです。当時は、先ほどの30分×2×3試合なんていうかなりの本数を1日にこなしていたわけですから。
 あとは高校の試合と大学の試合の間に余裕がなさ過ぎでした。到着したらすぐにブリーフィングって感じで、普段通りのストレッチをする時間は取れず。
 最後に、これは割と予想外な話なんですが、トライ後などにキックティーをもってくる係りの人が僕にも飲料を用意してくださるのですが、これがなんとスポーツドリンク。僕は水を飲むとともに必ず笛を漱ぎます。当然ですがスポーツドリンクで漱ぐわけにもいかず、で口がねばねばするのも嫌だから一切口にしなかった訳です。それがいけなかったのかと。予想外といっても、よくよく考えたら予想できたんですけどね。あとは素直にお水をお願いしてもよかったかもしれないです。

 そんなわけで想像以上に多くのことを学んだ大学の試合でした。また来年も呼んでいただけると嬉しいですおよそ呼んでもらえなさそうな気しかしませんがね



 義援金と義捐金
 先日の東日本大震災もあり、“ぎえんきん”という言葉を見聞きすることも多くなりました。もちろん僕も募金しました。
 で、この“ぎえんきん”ですが、漢字表記が2通りありませんか?義援金義捐金です。どちらとも普通に用いられているようですが、どちらかというと「義捐金」のほうが最近みる表記のような気もします。「障害者」が「害」という字をきらって「障碍者」としたような感じでしょうか。
 それが気になって調べてみたら、もともとの表記が「義捐金」なんだそうです。「義」=公共のために尽くす、「捐」=すてる、という意味だそうです。すなわち公共のためにすてるお金。で、この「捐」が当用漢字外なんだそうです。それで新聞協会が
「義援金」とあてているものが使われているのだとか。
 ですから、どちらを用いても特に問題はなさそうです。

 プログラミング言語C
 うちの理工学部に設置されていたので、とってみることにしました。自由科目といって、残念ながら卒業するための単位には認定されないのですが、興味があったので履修しています。今まで、HTMLやCSSくらいならいじったことはありますが、プログラムって実はまったくの素人なんです。
 今2回の授業を消化したのですが、プログラミングってめっちゃ面白いですねなんで今までやってみなかったんだろう。数学的論理思考の要素が強いという話を聞いて、勝手にハードルを上げてしまっていたようです。全然そんなことないですね今はほんとうに簡単なことしかできませんが、いつかiPhoneアプリを開発できる日を夢見て頑張っていきたいと思います^^

 HSBCアジア5か国対抗
 ひっそりとやってますね。カザフスタン戦では東北地方出身のサントリーPR畠山選手をゲームキャプテンに起用したことで話題になりました。今日行われているUAE戦ではNTTドコモLO大野選手がゲームキャプテン。本来の主将はトヨタLO菊谷選手が務めています。
 どうやら絶対に負けてはいけないらしいこのアジア対抗。必ず全勝して、その後の壮行試合、そしてW杯につなげてほしいと思います!



 はやく天気が回復するといいですね。
 では!


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