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レフェリー ~知られざるサッカーの舞台裏~

2012年06月30日 23時43分59秒 | レフリー
 こんばんは
 だいぶご無沙汰しておりますね。前回の投稿から間もなく2ヶ月空いてしまうところでした。
 そして、2ヶ月空くとブログのテンプレートが勝手に変更されてしまうらしいのですね。それがきっかけの本日投稿です。

 今日は珍しく映画のお話です。
 映画と言ってもレフリー関係なのですが…
 そういえば、美味しいものの写真もけっこう溜まっていますので、そのうちご紹介させて戴きますね



 レフェリー ~知られざるサッカーの舞台裏~
 http://www.webdice.jp/referee/

 皆さん、この映画をご存知でしょうか。
 普段、なかなか注目される機会のない“レフリー”というお仕事。
 いや、注目を浴びることもありましたね。それは必ずミスをした時だけ。日ごろの正確なジャッジに対して、都度賞賛が送られることはまずないですね。
 この映画は、そんなレフリーにスポットライトを当てた、なかなか珍しい映画です。

 主演は、イングランド出身のハワード・ウェブレフリー。ラグビーレフリーである僕も知っています。ワールドカップ決勝、チャンピオンズリーグ決勝の両方で主審を務めたのはこのハワードレフリーしかいないんだとか。そんな世界のトップレフリーです。
 でもそんなハワードレフリーもミスをする。EUROの予選リーグで、ポーランド-イタリアのゲームでイタリアのオフサイドを見逃しゴールを認定するという致命的なミスを犯します。ポーランド国民は怒り、首相までもがこのハワードの誤審に言及するほどの事態に。
 EUROでは予選リーグや決勝Tの最初の方の試合でのパフォーマンスを元に、上位試合のレフリー割り当てが決定されます。ハワードは、この2008EUROで必ず主審を務めるのだと高い目標を持って臨んでいました。
 しかし、そんな矢先で世紀の大誤審をやってしまったハワード。
 ハワードを取り巻くレフリーチームや審判委員会の人々、そしてサッカープレーヤーや関係者とのやりとりを描いたドキュメンタリーです。



 この映画がすごいのは、何と言っても本人が出演しているということ、そしてUEFAの公認ドキュメンタリーJFA審判委員会推薦映画となっていることです。
 タブーではないですが、なかなか触れられない、触れられることのないレフリーの世界を扱ったドキュメンタリー。
 協会はコメント、関わりを避けても良いような題材です。それを積極的に公認し、取材撮影にも協力しているというところが凄いですね。
 その分、映像の臨場感や緊張感は一級のドキュメンタリーといえるでしょう。

 一方、レフリー経験者、またレフリーに一般人以上の知識がある人ではないとあまり楽しめないかもしれないですね。
 話がちょっとわかりにくいのです。難しい。
 それでもお勧めな映画ですよ



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