プレーヤーとリハビリの狭間で

グルメ、Webサービス、ラグビーレフリー、トップリーグ などなど…

セキュリティソフトの実際

2009年10月30日 18時18分23秒 | パソコン関係
 先日、セキュリティソフトを、長年愛用してきた老舗メーカーの製品から、ここ数年間で有名になったメーカーのものへと乗り換えました。

 (旧)“Norton Internet Security 2009
 ↓
 (新)“ウイルスセキュリティZERO

 老舗メーカーから新興メーカーへ。

 世代交代しました。

 Nortonはそのブランドが好きで、一部では動作が重いという噂もありますが、さして気になるほどでもなかったので、僕がパソコンを使い始めてから(=家庭のパソコンの管理・保守権が僕に移ってから)はずっとこのNortonを使ってきました。

 が、ご存じの通り、毎年更新が必要なわけです。これが結構バカにならない値段で……価格.comで調べても、最安値で5,218円です。僕が普段利用するビックカメラのネットショップでは6,480円。

 「安全・安心」の対価ですし、万が一適当なセキュリティソフトを使っていてパソコンが壊れたりしたら大変なことになりますから、その保険料だと思えばいいのですが

 そんな中、Windows XPのサポート終了まで更新料タダで使えるウイルスソフトなんてものが登場したわけです。
 “ウイルスセキュリティZERO”、ビックカメラでも2,990円。価格.comに至っては、Amazonで2,000円を軽く切っています。

 迷いに迷った末、乗り換えることにしました。

 長年ともに歩んできた(笑)Nortonにお別れです。

 で、先ほどインストールユーザー登録等各種作業が終了し、ためしにオールスキャンを試して今に至ります。ちなみにスキャンではトロイの木馬が一匹検挙されました。

 スキャンエンジンの実力というのは僕にはわかりかねますので、率直な感想を。

 ……安かろう悪かろうという言葉もありますが、やはり操作画面はZEROの方がチープな印象が否めません。
 従って信用度もやや低め。アラートなんか出てくると、「大丈夫か」と思わず心配になります。

 安いのでインターフェースやグラフィックにはこだわっていないのか、使い勝手もやはりNortonの方がいいでしょう。

 何と言うか、全体的に雑な印象。Nortonの洗練されたグラフィックに慣れてしまったのか。

 それでもZEROには圧倒的な安さがあります。試算してみましょう、

 僕はこのパソコンをXPのサポート終了=ZEROのサポート終了まで使うつもりですので、

 2,990(円) ÷ 5(年) = 598 円/年

 年間600円弱です。こうしてみるとやっぱり安いですね~。

 一方のNorton。毎年買い替える必要がありますから、

 6,480 円/年

 10倍違いますね。10倍です。年間5,882円、5年間でなんと29,410円。どう考えても違いすぎます。

 べつにNortonを嫌いなわけではありません。信頼できます。

 でも、その値段がねえ……

 Nortonも、1年でせめて2,990円くらいになれば買うんですけどねえ

 もう軽く悩みの種です。

 ということで、今日は新カテゴリ「パソコン関係」にて、セキュリティソフトの話題を。

 「英国研修(中篇)」は、後日投稿します。

英国研修(前篇)

2009年10月29日 11時58分08秒 | 旅行
 中学生時代、(まだこのブログの存在を思い出せていない頃)学校のプログラムを利用して、英国研修に行ってきました。

 自分は純日本製(註:帰国子弟ではないということ)で、英語のコミュニケーション能力にも自信がなかったのですが、いや、なかったからこそ、行ってきたわけです。

 日程は9泊10日。費用は30万円かそこらだったと思います。家族で海外旅行に行くということはあまりないので(行きたいけど、部活的に…ね)、相場はわかりませんが…

 まあとにかく行ってきたわけです。



 この英国研修においてもっとも重要なことは、この研修はただ単にイギリスを旅するということではなく、行程にホームステイが含まれていることです。

 ホームステイです

 ただ単に9泊のあいだ、ホテルに宿泊するだけならば、引率教員もいますし、(英語のコミュニケーション能力の問題という意味で)サバイバルな生活をおくることもないんですが、何しろホームステイですからね。

 そういうことでかなりの緊張はありました。

 さらに緊張させる要因が。

 僕はもちろん男なわけですが、なんと僕の泊まるホストパートナーが女の子だったのです。

 何を期待してこういう設定にしたのでしょうか。担当教員いわく、

 教員;「まあ、○○くんなら大丈夫だと思ってさ

 という、よくわからない理由で僕に決まったようです。

 当然の如く、同級生には冷やかされまくりましたし、あろうことか現地の高校生にも冷やかされました。(もちろん英語で汗)

 予想されるラブロマンス等々もあるのですが、とりあえず何も起こらずに終了しましたが……



 さて今回の記事では、この英国研修中に僕の身に起こった、いわゆる「カルチャーショック」を紹介していきましょう。

 イギリスの文化としては当たり前のことで、ある程度の予習は(学校で)してきたのですが、それにしても実際目の当たりにするとビックリします。

 ではいってみましょう。

 「ハンバーガー」

 ホストマザー「今日の晩御飯はハンバーガーにしましょう

 僕(ハンバーガーか……やっぱりイギリスではハンバーガーでもメインディッシュになるのかな)

 ホストマザー「ばんごはんよ~」

 僕「は~い」

 ホストマザー「はいどうぞ」

 僕「!!!!!!」

 ここで僕は声を失います。晩御飯になるハンバーガーといったら、ロッテリアの

ストレートバーガーのような、上からパン・トマト・ソース・レタス・にく・玉ねぎ・パン くらいの、(僕らの間隔でいえば)普通のハンバーガーをイメージしていました。

 しかし僕の食べたハンバーガーは、見事に

 パン・にく・パン

でした。これは本当にびっくりしました。こんなものが晩御飯になっていいのか……と。
 しかも当時まだイギリスに到着した次の日くらいで、時差ボケのせいかすこし体調が悪くて。

 で、僕が「!!!」という顔をしたまま茫然としているのを見て、

 ホストマザー「あ、そうだそうだ忘れてた」

 僕(ほっ。ピクルスくらいくるのかな

 ホストマザー「はいこれ!」とんっ。

 トン、とテーブルの上に置いたそれはなんと、ケチャップとマヨネーズ。

 いやいや、そういう意味ではなくてですね・・・

 最後は諦めて食べましてけども、これがまー美味しくない。御馳走になって失礼な話ですけれども、何か塩漬け肉のような味しかしない肉で、せっかくおうちで作ってくれるんならハンバーグでもよかったんじゃないかな~と。

 「いただきます」の文化

 ないんですね。日本のように家族で手を合わせて、「いただきます」という文化は、イギリスにはありませんでした。もちろん、「ごちそうさま」もありません。
 
 なんとなく家族がそろうと、だいたいお母さんかお父さんがおもむろに食べはじめる。たま~に“Let's eat.”くらい言うのですが、そのケースもまれでした。

 だからこっちとしては、食べていいんだかダメなんだかわからないわけです。でもそれは現地の方も同じようで、一度、ホストパートナーが食べはじめたら、ホストマザーに、「お父さんまだじゃない!」と止められたシーンも。

 とりあえず、日本の「いただきます」の文化に感謝です。



 と、ここで、文字数がだいぶかさんでしまいました。

 残る「カルチャーショック」はまた次回、紹介したいと思います。

ラグビー部の3K

2009年10月27日 15時37分59秒 | ラグビー
カッコイイ人が多いイメージのある部活ランキング - gooランキング


 と、こんなランキングがあります。

 gooランキングは、本当にいろいろなランキングを発表していてなかなか面白いのです。中にはしょーもないようなランキングも少なくありません。もしかしたら、このランキングもしょーもない部類に入るのかもしれませんが。

 カッコイイ人が多いイメージのある部活ランキング

 ほんとしょーもないランキングですね。

 さて、わがラグビーはランクインしているのかというと……

 ランクインしてましたね!

 9位ですが。

 9位かあ……という感じですね。アンケートということで、この結果には一般論が表れているのでしょうけれども、ラグビー部は9位そこらの実力しかないようです

 で、この結果について思うところがいくつか。まず、サッカーが1位に来てるあたり、この国におけるメジャー度ランキングとなってないかと。バスケ、野球、水泳とメジャースポーツが続いています。
 (ポジティブに考えれば、そんな中でマイナースポーツであるラグビーがランクインできただけ喜んでいいのかもしれませんが)

 あともうひとつ。アメフトに負けたのは心底納得がいきません。
 だって、防具で顔見えないじゃん!!!と。笑
 このあたり、完全にメジャー度とイメージで選んでますよね~。酷いですね~。そういうランキングへの不満とともに、混同されやすいスポーツであるアメフトに負けたというのが……ね。
 ま、どうでもいいですけどね。笑←負け惜(ry

 2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されますから、世の女性の皆さんは、ぜひ秩父宮などラグビー場へ足を運び、イケメンを発見していただきたいと思います。

 【ラグビーW杯】
 “4年に1度の「ラグビー世界一決定戦」です。オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ世界の三大スポーツイベントと言われています。
 2007年のフランス大会では、20チームが出場、全48試合で225万人の観客を動員しました。日本代表は過去6大会に連続出場し、フランス大会では、フィジー、カナダと熱戦を繰り広げてスタジアムを熱狂の渦に巻き込みました。

 (日本協会Webページより)
http://www.rugby-japan.jp/rwc_j/

「プレーヤーのラックへの参加」についてのルーリング2009-7 (競技規則の確認)

2009年10月20日 22時28分19秒 | レフリー
 「プレーヤーのラックへの参加」についてのルーリング2009-7 (競技規則の確認)

 「確認」ということで、ルーリングでも競技規則の解釈に近いものを感じます。今季ホットな話題であるラック関連です。

ラックに参加しているプレーヤーは、味方のプレーヤーにバインドしなくてはいけないのか?
(それとも、)ラックに参加しているプレーヤーは、相手プレーヤーにバインドしてよいのか?
腕による接触が、体の他の部分による接触より先でなくてはいけないのか?
(それとも、)腕による接触は、体の他の部分による接触と同時でなくてはいけないのか?
肩による接触が、バインドしている腕による接触より先でもよいか?


 と、いっぺんに訊かれています。

同時に、これらのルーリングを解決する前提として、以下の2つの競技規則が参考として挙げられています。

 “競技規則16.2 (b)
ラックに参加しているプレーヤーは、少なくとも片方の腕は、腕全体を使って、ラックの中の味方のプレーヤーの身体にまわして、バインドしなければならない。

競技規則10.4 (j)
プレーヤーは、ラック・モール内の他のプレーヤーにバインドしようとせずに、ラックまたはモールに突進してはならない。


 ラックでオーバーしようとするプレーヤーはラックに参加しているプレーヤーにバインドしなければなりませんし(競技規則16.2b)、その下の競技規則10.4jも同様の内容となっています。
 要するに、モールやラックでアンプレアブル、またはパイルアップとなる状況を打開するために、たま~にヒットのような姿勢で“肩を突き出して”当たっていく選手がいますよね。アレのことを指しているのだと思われます。反則「ノーバインド」となります。

 さらに、本来のラックの定義が以下のようになっています。
 
 “ラックとは、双方の一人またはそれ以上のプレーヤーが立ったまま、体を密着させて、地上にあるボールの周囲に密着するプレーをいう。

 ですから、身体を密着させる=バインドする必要があるわけですね。

 話を戻します。

 「確認」の内容をまとめると、

 ①ラックに参加するプレーヤーのバインドは味方?相手?
 ②“肩による接触”と“腕による接触”=バインドのタイミングは?

 ということになります。

 要請の内容を確認したところで、ルーリングをみてみましょう。



 “このルーリング要請を検討した指定メンバーは、競技規則「10. 4 (g) 危険なチャージ」も参照した。この項目によると、いずれのプレーヤーも、相手側プレーヤーをつかもうとしないで、チャージしたり突き倒したりしてはならない。
 ノーバインドについて言及しています。まず、バインドが絶対条件であることの確認です。

 “オープンプレーにおける接触の際にプレーヤーをつかんだり、ラックやモールで接触している際にバインドしたりするのは、ぶつかる際にプレーヤーを守るためである。
 バインドすれば、先ほどのような“突進”がなくなり、“プレーヤーを守る”ことにつながると。
 
 “競技規則「16.5 (c) ラックにおけるオフサイド」に従い、プレーヤーは、味方のプレーヤーがラックの最後尾にいる場合、そのプレーヤーにバインドしなければいけない。
 それはそうですね。

 “動きの激しい試合では、ラックが完全に形成されていないことがあり、それゆえ、競技規則「16.5 (c) ラックにおけるオフサイド」に従うためには、相手プレーヤーとの接触が必要な場合がある。こうした際の相手プレーヤーとの接触では、競技規則10.4 (j)に従いバインドすることによる接触が求められる。
 試合がデッドヒートしてくると、ラックが競技規則の定義通りに形成されないことがありますよね。しかし、レフリーはそういった状況でも便宜上ラックとして密集を見、各種ペナルティを適用することが多いかと思います。
 つまり、ラック形成→バインドしたはずの双方のプレーヤーのうちどちらかがいなくなる→(本来はここでラックは終了であるが、いなくなるとほぼ同時くらいのタイミングで)オーバーが入り、再びラック形成
 ……という時に、“いなくなった側のチームのオーバー”は、必然的にアイテプレーヤーにバインドすることになります。
 つまり、状況によっては相手にバインドしてもよい、もっと言えば、バインドする必要が生まれるということでしょうか。

 “ルーリング要請の質問3、4、5の回答としては、ラックに参加しているプレーヤーの他のプレーヤーへのバインドは、肩を含む体の他の部分による接触よりも先、または、同時でなければならない。”.
 先ほどから話題になっている、ラックモールへの“突進”を防ぐためのルーリングといったところでしょう。



 と、いうわけで。

 今回もいつもどおりややこしいルーリングですね。
 
 僕の主観的な感想で、多少失礼になりかねないのですが、ルーリングって、「よく考えればわかるだろ」というような内容が要請されてiRBまで行っていることがあります。
 たとえば、「試合時間」についてのIRB通達<ルーリング2009-3>(通達)なんかも、よくよく考えればわかるような気がするんですけれど……

Google Chrome(後篇)

2009年10月19日 21時54分57秒 | Weblog
 前回の記事では、インターネットを閲覧するための道具、また、機械語であるHTMLを私たちに見やすく翻訳して表示してくれる通訳ともいえるブラウザについて講釈たれてみました。

 さて、ようやく本題である“Google Chrome”(グーグル・クローム)について紹介していきたいと思います。

 Google Chromeは、かの有名なGoogle社の開発したブラウザソフトです。使用するにあたってお金はかかりません。
 Googleという会社は、ほぼすべてのサービスを無料で提供しています。このブラウザ以外にも、検索エンジン、メールアドレス、ブログ、RSSリーダーなどが準備されています。
 Googleのサービスについてはいつか書いていきたいと思います。

 さて、今回の話題であるGoogle Chromeは、とにかくスゴいブラウザなんです。
 「ブラウザなんて、普通にインターネット見るだけで十分なんだけど。」
 そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
 が、一度使えば誰もがその快適さにハマってしまうでしょう。



 それでは、Google Chromeの素晴らしさについてみていきます。

 ①速さ
  とにかく速いです。技術的なメカニズムについては記述しませんが、その速さにはだれもが驚きます。Google ChromeのWebページには、“初めてChromeを使った人の反応”なるものを集めたビデオまであります。

 ②安定
  Internet Explorerに比べて、安定しています。IEでは、いくつかのWebページを一度に表示するとデスクトップのタスクバー上でグループ化され、そのうち一つでもクラッシュしてしまうとほかのウインドウも不安定になることが多いのですが、Chromeにそんなことはありません。ウインドウ(タブ)は完全に独立しているため、他のタブに影響を及ぼすことがないのです。
  もしクラッシュした場合でも、Chromeは独自のタスクマネージャーを備えているので、問題のあるタブだけを簡単に、他のタブに影響を及ぼすことなく終了させることができます。

 ③使い勝手
  シンプルながら洗練されています。たとえば、IEではただアドレスを打ち込むくらいしか使い道がなく、邪魔にさえ見えてしまうアドレスバー。Chromeではこのアドレスバーは検索窓になっています。つまり、ここから日本語でGoogle検索が可能です。さらにChromeは先を行きます。キーワードを履歴から検索し、過去に閲覧したWebページの中から関連性の高いものを表示してくれます。とにかく簡単に、目的のページにたどりつくことができます。
  お気に入り機能も素晴らしい。IEでは、「お気に入りセンター」というのがブラウザ画面左側に表示されますが、Webページの表示領域を圧迫しがちです。しかしChromeでは、お気に入りのページのうちでも、毎日閲覧するページは限られていることに着目して、とくによくみるページのお気に入りを「ブックマーク・バー」としてアドレスバーの下方に設置し、表示領域を圧迫することなく、よく閲覧するページに簡単に行くことができます。これが慣れるとかなり便利です。あまり使わないお気に入りは、「その他のブックマーク」からプルダウンメニューで選択できます。
  まだあります。タブは自由にウインドウとして外へ出したり、中にしまいこんだりできます。操作はドラッグで直感的に、シンプルに可能です。
  インターネットを始める際に表示されるいわゆる“ホームページ”はGoogleの検索サイトを設定することも可能ですが、Chromeオリジナルのページを表示することも可能です。オリジナルではユーザーのよくみるページをサムネイルで表示したホームぺージとなっています。
  履歴もIEより直感的です。IEのようにドメイン名ごとにグループ分けされた履歴ではなく、ページのタイトルをタイムロールで追って表示されるのでまさに、閲覧したページの“足跡”です。

 ④スキン
  これはほかのブラウザには全くない機能です。Webブラウザのデザインを、自分好みのものに変更できます。もちろん無料です。Googleの用意したシンプルなデザインはもちろん、トップアーティストがデザインしたアーティストテーマを適用することもできます。



 思いつく限りざっと書きならべてみましたがいかがでしょうか。

 イメージは浮かびにくいかもしれませんが、とにかくシンプルで、直感的に操作できます。かゆいところに手の届くブラウザなのです。

 IEがマンネリ化しているあなた。最新でスタイリッシュなブラウザをお探しのあなた。

 一度、Google Chromeを試してみてはいかがでしょうか。

 ダウンロードはこちらから。
 
Google Chrome

Google Chrome(前篇)

2009年10月17日 08時53分59秒 | Weblog
 Google Chrome(グーグル・クローム)とは、Googleが無料で公開しているブラウザの一種です。

 ブラウザとは何でしょうか。

 “Webブラウザとは、Webページを閲覧するためのアプリケーションソフト。インターネットからHTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生する。入力フォームを使用してデータをWebサーバに送信したり、JavaScriptやFlash、Javaなどで記述されたソフトウェアやアニメーションなどを再生・動作させる機能を持ったものもある。
(IT用語辞典;「Webブラウザとは」より)

 HTMLファイルとは、インターネットを開くと表示されるホームページのことを言います。
 ホームページは、私たちが見えるそのままの“映像”を作り手側が日本語で作っているわけではなく、HTMLと呼ばれる特別な言語によって記述されています。

 HTMLは言語ですから、位置づけとしては、
 ・英語
 ・日本語
 ・HTML
 ・フランス語

 くらいのイメージになります。HTMLと英語、日本語、フランス語との決定的な違いは、人間がしゃべれるかどうかですね。HTMLはもちろん、日常会話で使うことはできないわけです。

 それでもHTMLは言語です。なんせ、HTMLとは、

 Hyper Text Markup Language

 の略なのです。

 Hyper Text=すごい文字
 Markup=関連づける
 Language=言語

 つまり直訳すると、

 すごい文字を関連付ける言語

 となります。

 まだちょっと漠然としていますね。

 ここでいうすごい文字とは、“普通の文字とは違う文字”です。
 普通の文字とは、いわゆる「メモ帳」なんかのソフトでつかう、ごくごく「ふつー」の文字です。

 じゃあ普通でない文字とはなんでしょうか。

 こういう文字です。この青色の文字は、HTMLを利用して書いています。

 他にも、先ほどから文字のサイズが変わったり、太くなったりするのも、HTMLです。

 つまり、 
 
 「ここをこういう色でこういうサイズの文字=すごい文字にしてくれない?」

 というお願いを、パソコンに向かって人間がHTMLをつかって指示しているわけです。

 つまり、HTMLとは機械語です。機械語によって、こういったホームページは書かれているわけです。もちろん、普通の文章は日本語で書きますが、回りくどく言えば、「こういう文章を、ここにこう配置してくれない?」と指示している、とも言えます。

 しかし、機械語で書かれたホームページも、パソコンの画面にはちゃんときれいなホームページとして表示されるわけです。
 つまり、HTMLという機械語を解読して、人間のために表示しなおしてくれている翻訳者が存在するわけです。

 ようやく話が戻ってきました。これが、ブラウザです。

 ブラウザは、機械語であるHTMLを読むことができます。HTMLを解釈し、その指示に従って、ホームページを見栄えのいいように画面に表示します。

 つまり、流れとしてはこんな感じです。

(ホームページの製作者)「こういうホームページを作りたい。このためには、この文章を青色で、ここに表示したい。」

「HTMLで、ブラウザにこれを伝えよう。○×%#※■。(翻訳;ブラウザくん、ここに、こういう色でこの文章を表示してほしいんだけど。)」

 ここで、○×%#※■←これがHTMLです。

(ブラウザ)「はいはい。○×%#※■ということは、ここに、この色この文章をこういう風に表示すればいいわけだな。はい。」

「おっ!できた。ありがとう、ブラウザくん。」
または、
「いや、こういうイメージじゃないんだよな……じゃあ、○×%#※■を§&!;〒▽になおしてみたらどうだろう。」

 と、こうなるわけです。

 「こういうホームページを作りたい。こういう風に見せたい。」
 という製作者の意思がはいったHTMLを。
 「このHTMLからして、製作者はこういう風に見せたいんだな。よし」
 といって、私たちの目に見えるように直してくれているのがブラウザソフトなわけです。

 分かってもらえましたでしょうか。

 有名なブラウザには、Microsoft社のInternet Explorerがあります。このシェアは絶大で、だいたいの人がこのブラウザを使っています。

 しかし僕は、このIEをはるかに超えるブラウザを発見してしまいました。

 それが、Google Chromeです。

 長くなってしまったので、続きは後日、書いていきたいと思います。