鷹狩・狩猟

鷹の捕食シーンや狩猟で捕獲した動物の残虐とも取れるシーン等が含まれています。不快に思われる方の閲覧はご遠慮願います。

ハリス♀フリー

2012年03月20日 22時06分45秒 | 
オオタカ舞竜は猟期終了後、ウェイと探りながら暫く飛ばして、ケージに放しました。
その後、去年の事故で♂を死なせてしまったのでその相方の♀を訓練していました。

去年の記事ではフルウェイトで1030gと書いてますが、実際1050~1100g弱ありそうです。

やっぱり低血糖になった800gを切るのは下げすぎだったのかも。

900g弱でフリーに。でも若干反応悪いです。


来シーズンは狩にも使ってみたいです。ハンティングウェイトは850g弱ですかね~この辺は慎重に探らないと去年の低血糖の二の舞になります。。


フライトフェスタ2012

2012年03月15日 19時53分29秒 | 
2012.3.4に千葉県野田市の関宿城博物館イベント広場で開催されたフライトフェスタ2012に行ってきました。

あいにくの曇り空で、風も結構強く、めちゃくちゃ寒かったですが、さすが国内最大規模の猛禽類イベント。良いものが見られました! このようなイベントというかきちんとした猛禽類の競技を見るのは初めてで、一体どのような競技があるのかもイマイチ分かりませんでしたが、百聞は一見にしかず。やっぱり実際に見なければね~

まずハヤブサのルアーパス。 競技でのルアーパスを見るのは初めて。

ハヤブサのルアーパスはやっぱりオオタカとは全然違うな~当たり前やけど・・


そんな中でも、素人目にも群を抜いて素晴らしいルアーパスだな~と思ったのが、猛禽屋のビッグ藤田氏。余裕があるちゅーかなんちゅーか。見てる方も安心でした。


ルアーパス優勝者はこの方だったかな?負けず劣らずの技だったと思います。


次はスカイトライアル。ハヤブサを上空高くまで上げて、その高度や、生餌を出して急降下(ストゥープ)や波状攻撃(パースゥート?)の美しさ?を競います。 中には、300メートル近くまで高度を上げるハヤブサもいてちゃんと帰ってくるのか?と心配しましたが、きちんと訓練されてる鳥たち。ロストは無かったと思いますが??

ただ、豪快なストゥープは見ることは出来ず・・皆さん熟練の鷹匠の方でしょうが、やっぱり相手は鳥。こういった競技会でいつもの力を発揮するって言うのはなかなか難しいのでしょうね・・

九州佐賀県からの出場。「鷹匠は女子高生! 」の石橋美里さん。鷹だけでなくハヤブサまで使いこなす女子高生?!う~む末恐ろしや~


2番手のこの方が優勝者だったでしょうか?100m以上の高度からの見事な波状攻撃で鳩を撃墜していました。撮影は凄く難しい!!


オオタカのタイムトライアル。6,70mの振り替えのスピードを競います。それる鷹が続出!やっぱりオオタカは神経質だな~難しい。。ルアーで呼んでも可らしいのですが・・なんでみんなルアーで呼ばないんだろう?



ハリスホークのタイムトライアル。さすがハリス!大勢の観客の前でも、ほとんどがパニックになることも無くうまく飛んでました。フクロウなんかも参加してほのぼのと楽しかったです。メンフクロウも参加してたので、以前ロストしてしまった福竜君を思い出しました。。



他にもたくさんの猛禽が!

ソウゲンワシ


コキンメフクロウ


ニセメンフクロウ(ニセなのに高っ!でもかわゆい!)


オナガハヤブサ


シロノスリ(はじめて見た!)



寒かったけど、杉崎氏の解説も良く分かり色々勉強になりました。 また次回も参加したいですね~自分の鳥連れてww ただいかんせん遠すぎる・・ こんな大会が各地で開催されれば良いのですが・・


オオタカのシアミ

2012年03月15日 18時24分27秒 | 
猟期が終わってからも、舞竜のシアミについて色々探っています。

今までは1100g前後で出猟していましたが、どうもシアミにバラツキがある。

今回、1060~1120gくらいの間でウェイトを調整しながら様子を見る。
猟期中に捕獲したカラスを見せながらシアミの変化を確認。。。

結果、分からない・・・
1060~1120gでは、カラスに対する反応はほとんど変わらず。

1070gくらいで、2羽いたカラスの内1羽でバードランチャーを使った飛び流し。
よろよろと飛ぶカラスに舞竜は一直線に掴みかかる!
うまくエアーキャッチし、雪の上で腹いっぱい食わせました。
羽合せたカラスにはきちんと行きます。





舞竜の残したカラスは、人工授精がうまくいかず出戻ってきて、少し訓練を入れようと思っているハリス♀に与える。




それからまたウェイトを上げたり下げたりしながら、何日かかけて複数回、ケージ内に放してあるもう1羽のカラスを見せる。この時点でウェイトは1070gくらいです。
その反応が・・・
飼育中のカラスに寄ってくるワイルドのカラスにも全く反応を示さず・・




オオタカで狩りをしている方で、「狙った獲物にしか(腕から獲物に対して鷹を放した状態でしか)かからない」とおっしゃっていた方がいましたが、その状態??
舞竜は今までは、腕に据えた状態でも、行きたい獲物がいれば羽を割るのが普通でした。「腕から放たれなければ獲物に行かない状態」(獲物に向かって投げれば行く状態)であれば据え前としては理想的だと思うのですが、目の前の獲物に見込む様子も無いと言うのは???です。
これが、カラスに対してだけなのか、鴨やキジに対してもそうなのかは、カラスしか居ない今では試し様がないですが・・あ、鳩は居るのですが試してませんでした。。

出猟時のコンスタントな猟欲の維持が課題となりそうです。これが解決すれば猟場での呼び戻しももっと迅速に出来ると思います。
そうすれば、投げられる(と判断できる)猟場の範囲も広がるし、ヒトの精神的にもよろしいのですが・・・それともオオタカというのはこんなものなのか??

現在はもう腹いっぱい食わしてる状態ですので、課題は来期に持越しですね。。
ちなみに朝腹いっぱい食わした状態で、翌日の朝(そのうが引っ込んだ状態で)ウェイトを計ったら1400gありました!