猟期が終わってからも、舞竜のシアミについて色々探っています。
今までは1100g前後で出猟していましたが、どうもシアミにバラツキがある。
今回、1060~1120gくらいの間でウェイトを調整しながら様子を見る。
猟期中に捕獲したカラスを見せながらシアミの変化を確認。。。
結果、分からない・・・
1060~1120gでは、カラスに対する反応はほとんど変わらず。
1070gくらいで、2羽いたカラスの内1羽でバードランチャーを使った飛び流し。
よろよろと飛ぶカラスに舞竜は一直線に掴みかかる!
うまくエアーキャッチし、雪の上で腹いっぱい食わせました。
羽合せたカラスにはきちんと行きます。
舞竜の残したカラスは、人工授精がうまくいかず出戻ってきて、少し訓練を入れようと思っているハリス♀に与える。
それからまたウェイトを上げたり下げたりしながら、何日かかけて複数回、ケージ内に放してあるもう1羽のカラスを見せる。この時点でウェイトは1070gくらいです。
その反応が・・・
飼育中のカラスに寄ってくるワイルドのカラスにも全く反応を示さず・・
オオタカで狩りをしている方で、「狙った獲物にしか(腕から獲物に対して鷹を放した状態でしか)かからない」とおっしゃっていた方がいましたが、その状態??
舞竜は今までは、腕に据えた状態でも、行きたい獲物がいれば羽を割るのが普通でした。「腕から放たれなければ獲物に行かない状態」(獲物に向かって投げれば行く状態)であれば据え前としては理想的だと思うのですが、目の前の獲物に見込む様子も無いと言うのは???です。
これが、カラスに対してだけなのか、鴨やキジに対してもそうなのかは、カラスしか居ない今では試し様がないですが・・あ、鳩は居るのですが試してませんでした。。
出猟時のコンスタントな猟欲の維持が課題となりそうです。これが解決すれば猟場での呼び戻しももっと迅速に出来ると思います。
そうすれば、投げられる(と判断できる)猟場の範囲も広がるし、ヒトの精神的にもよろしいのですが・・・それともオオタカというのはこんなものなのか??
現在はもう腹いっぱい食わしてる状態ですので、課題は来期に持越しですね。。
ちなみに朝腹いっぱい食わした状態で、翌日の朝(そのうが引っ込んだ状態で)ウェイトを計ったら1400gありました!