鷹狩・狩猟

鷹の捕食シーンや狩猟で捕獲した動物の残虐とも取れるシーン等が含まれています。不快に思われる方の閲覧はご遠慮願います。

鷹狩&忘年会

2011年12月29日 23時21分35秒 | 
るうくさん達と鷹狩。
先日ハヤブサを亡くしたKさんも合流。

女性猟師の親子の方のテレビ撮影も兼ねてカメラも回る!

今回は数度投げましたが、鴨は良い所なし。

最後にるうくさんの勢子でバンを出してもらいましたが掴みきれず。。残念。

るうくさんの優秀なハリスホークのハシビロガモのエアーキャッチを見ていて思ったのですが、切り返しが素晴らしい。
このハリス、カラス狩の名手でもあるのですが、かなりカラス狩で鍛えられてる様です。カラスへの切り返し(ターン)をうまく鴨にも応用している様に見えます。

カラスは鴨に比べれば当てるチャンスは多いのですが、今まではオオタカでカラスはなんとなく気が乗りませんでした。どこにでも居るカラスを追ってぶっ飛んだら嫌だな~とか・・

しかし、今日のるうくさんのハリスのハシビロガモを見て、カラスに挑戦してみようと思い、るうくさんの狩ったカラスを頂き簡単な飛び流しをしました。少し戸惑いながらも一応エアーキャッチ。。

夜はAK-47さんの所へお邪魔して忘年会。楽しかったです~!
詳細はるうくさんのブログをどうぞ!

ハヤブサ ロスト・・

2011年12月26日 00時20分00秒 | 
友人から電話が入り、ハヤブサ(ピーレー)を昨日の晩からロストしていることを知らされる。

ここからは3~4時間かかる場所ですが、かなり寒い地域で2晩持つかどうかの状態。
幸い何とか仕事を休めて駆けつける。着いたのは15時を回ってました。しかもかなり雪が深い。普通に膝くらいまでは埋まります。

若干雪山をかじったことがあるので、それなりの装備で捜索に加わります。ある程度の範囲に絞り込んではいるのですが電波が雪に乱反射してるのか絞りきれない。
ダイヤル4で強い反応あるかと思い絞ると3では反応しないとか。でも半径50m以内には居る感じですがルアーにも反応なし。

別の方向からも絞込み、胸まで雪に埋まりながら進むこと百数十メートル。なんとか3~2~1と絞れこめました。こうなれば距離は数メートル。最初の場所の本近く・・生きていれば絶対に見つかるはずです。ある木の根元に・・ピーレーの遺体を発見しました。

聞くと、昨夜から大雪警報が発令され、かなりの量の雪が降った様です。
ロストしたピーレーはその木に止まったものの、雪を避けることは出来ず、気温も山中で-10度近くまで下がったのではないでしょうか。

自分の鳥では無いにしろ、涙が出ました。

ロストの対応は一刻も早く、なるべく多くの人数を集められるかどうかだと思います。
いざと言う時はやはり仲間が大切だと思います。

遺体だけでも早く収容してあげられたのは不幸中の幸いでしょうか・・
フィールドで鷹を飛ばすにはこういう事故は覚悟しておかなければなりませんが、何かやるせないです。。

鹿2頭

2011年12月25日 00時19分06秒 | 銃猟
銃猟で山へ。
かなり慎重に見切りましたが・・結局イノシシは出ませんでした。
鹿を2頭獲りましたが、僕の待ちには掛からず。。でした。

メリークリスマス!鷹狩!

2011年12月24日 00時08分59秒 | 
クリスマスイブ・・プレゼントいただきました!
仲間で鷹狩。

舞竜は新開発の助手席繋留装置へ。たまにバタつきますが、少しづつ落ち着いて止まってる様になってきました。
機嫌が悪いと餌合子からの餌は摘んでポイ!としますが、助手席に乗せてたまに餌合子で餌を見せると、食べたりポイとしたり。。輸送箱よりは少しマシな感じですが・・車の中に慣れてきたらもう少しマシになるといいのですが。

そんな感じで出猟!

最初の一投目で・・コガモGET!
コガモを確認して舞竜を出し、そっと川に近づくも・・危険を察知したコガモは雲隠れ・・しかし足元のボサ辺りから波紋が・・ゆっくり近づくと耐え切れずコガモがフラッシュ!羽を割るまま舞竜を放す。追う舞竜、追いつき見事エアーキャッチ!専属カメラマン?のWさんのすばらしいショット!





動画は、ご一緒していただいた、るうくさんがブログにアップしてくれてますのでここからどうぞ。

その後、るうくさんの優秀なハリスがでっかいカルガモなんかを獲りながら・・
るうくさんが川の向こうで勢子をしてくれました。よい所からバンがフラッシュ!
少し羽合せがずれましたが、舞竜うまく修正して追いついてこれまたエアキャッチ!W氏撮影の奇跡のショット!



しかし掴んだまま、300mほどぶっ飛び・・田の畦に降ります。すぐにカラスが寄ってきてモビングを始めます。走る走る。この間約2~3分でしょうか・・で、やっとソバまで行くと・・キョトンと立ち尽くす舞竜。獲物のバンの姿はどこにもありません。周りにはバンの羽を抜いた後があります。掴まれてこの距離を飛ばれ、羽を抜かれたバンに逃げる体力は無いと思います。多分カラスに横取りされたのかと・・0.5羽ですね。

なかなか素敵なクリスマスイブになりました!


コガモ 銃猟

2011年12月23日 00時01分14秒 | 銃猟
閲覧注意!

今日はイノシシ猟へと思い山へ!
勇んで行ったものの、人数が集まらず中止とのこと・・
なので罠を見回りに行きました。ダメですね。今年は括れる気がしません。
その足でたまに鴨が休んでる池を覗くと・・コガモが数羽。
30mくらいの距離から、しっかりと狙いを定め・・片目瞑って確認する余裕もありました。
1羽池に浮かんでバタついているのを確認し、飛び立った鴨にも2発発砲!しかし当たりません泣
何の装備も回収犬もいないので、潜られたり池の中央へ泳がれると回収できないので、弾を込め直し、浮いてる鴨にトドメの一発。
コガモGET!
2発目は至近距離で見事心臓を撃ち抜いていました。






あけましておめでとうございます!

2011年12月22日 22時18分19秒 | 
あけましておめでとうございます!
年末からバタバタで更新できてないです。。
い~っぱい書くことあるのに・・とりあえず時系列で・・

舞竜を車で輸送箱に入れて長時間運ぶとどうも機嫌が悪くなるので・・
2晩夜なべしてこんなん作って見ました。
助手席に周りが見える状態で留め置ける止まり木。
さて、少しでも改善されるか?!







鷹初出猟

2011年12月19日 23時39分21秒 | 
1100g 1205g

12/18(日)
祝!舞竜今期初出猟です。
早朝から仲間と出ました。

鴨に2,3度当てさせてもらいましたが・・・良い所なく。。生追いと言うかほとんど追わず。その上、風にあおられ2,300mはぶっ飛び、テレメで探す始末。

これはもう初期の頃からなのですが、輸送箱に入れ、車で長時間(30分以上位?)移動した後は極端に反応が悪くなります。食欲が完全に落ちる。餌合子の細かい餌はもちろん、目の前に持っていくホールミートでさえ見向きもしなくなります。で、放すとどっか~んとぶっ飛び、それでも何とかテレメとルアーでは回収出来るので思い切って放しますが、当然獲物にもほとんど行く気なし・・車に酔ってるのでしょうか??

今回もこんな感じで、車中で据えたりしながらも改善の兆しはなく、あっと言う間に夕方。仲間の獲ったヒドリガモで飛び流しをさせてもらいました。ヒドリガモは瀕死の重傷で、首が齧られ、片目もやられている状態でしたので、羽も抜かずに投げてもらいました。投げる前に獲物を見せると、少し舞竜の様子が変わり、ヒドリガモを見込み、行こうと羽を割ろうとします。明らかに目の色が変わるというか目つきが変わるというか・・

獲物を投げると同時に舞竜を羽合わせる。そしたらなんと、瀕死のはずのヒドリガモ全速力で飛ぶは飛ぶは。速い!なんじゃこりゃ~!しかし舞竜、テイルtoチェイスでピッタリと後を付け、4,500mを本気追い。あんな追いははじめて見ました。他の仲間もぽかぁ~んな状態で眺めているだけ。何も出来ません。そして、かなり離れた川の堤防を越えた辺りで視界から消えました。そこで我に返って、やばい!もう日が暮れます。一眼レフの望遠で見ると、堤防近くの木に留まっている様です。

走る走る。堤防に着くと、今度は逆の方向の森に向かって飛ぶ猛禽ぽい鳥。それに向かってルアーを振るも無視で、森の高い木に留まります。肉眼では見えません。あれは舞竜か??落ち着いてテレメで確認。3くらいで強い反応あり。いや、まだ近くにいる。笛を吹いてルアーを振るも反応なし。草むらの中ででもヒドリガモを掴んでいるのか??暫くルアーを振ってると対岸の林から戻ってきました。。ヒドリガモには逃げ切られました。あそこまで追いかけて最後獲らせてやりたかったのですが・・その後、ルアーを何度か。カラスの羽節を頂いて多い目に食べさせました。この頃には完全に食欲は戻り・・ヒドリガモを見込んだ辺りで、いつもの感じに戻っていたようです。

あの追いをみて、オオタカの実力を再認識しました。実猟で発揮すれば、もっと獲物を獲れそうですが、狩場までの移動で上記の様なやる気なし状態に陥ります。改善法を模索する必要があります。一体どこにスイッチがあるのか???

ネコ・・・

2011年12月17日 22時14分34秒 | 
1083g 1145g

明日の実猟に備えて最終調整を兼ねて、今日はいつもと違う場所へ・・銃禁の川~用水路。茂みからコガモが超スピードで横っ飛び。投げる暇もなし。舞竜は一応羽を割っていました。

一時間ちょい飛ばしては呼び、飛ばしては呼びをしてました。
最初は森へすっ飛んだらしばらく降りてきませんでしたが、後半は100mくらいならホールミートで、ほぼ即反応。

最後にルアーをとらせて・・・と、舞竜を川の向こう岸20m弱の所に投げておいてルアーを準備。ゴソを踏むと・・何か飛び出る。ウサギ??と思ったらネコ!しかも成獣。舞竜を振り返ると既にスタート。だめだ!僕も同時にダッシュ。追いつけるわけもなく、舞竜はネコの尻辺りに掴みかかる。ネコは何とか振りほどいて逃走。その間僕は田のぬかるみにハマってこけてました。

ほっ。。爪を研いでなくて良かった。。

どうしてネコに行く様になってしまったのでしょう・・去年までは知らん振りだったのに。これでは猟場でいつもヒヤヒヤしなければなりません。。

獲物は獲れなくても良いので、とりあえず暫く丸い爪のままにしておきます。。。

飛び流し

2011年12月10日 22時32分07秒 | 
1074g 1212g

ハトが手に入ったので、自作のバードランチャーで飛び流しをしました。
ウェイトは低めで・・・
これぐらいになると若干飛びに力強さがなくなる気がします。

バードランチャーを見ると獲物がそこから出ることを学習していてランチャーに寄っていきます。

羽をいくらか引いたハトをセットし、ランチャーが見えないように近づいて・・・紐を引きます。ハトが飛び出ます。羽合せの方向が若干ずれましたが、うまく方向転換してエアーキャッチ。と思ったら爪が外れます。。その後も追い、50m程のところで押さえ込みました。

たっぷりと食わせ終了。

最近、というか、今期はルアーも含め爪が外れることが多いです。顔に来られるのが恐怖で、かなり爪を丸めています・・・が、もう尖らせても良いかもです。。

カイ君さようなら・・

2011年12月04日 21時40分12秒 | 銃猟
今期初銃猟。

獣害対策の金網や電柵の整備で、見切り(どの山へどんな獲物が入ってるのか、足跡などの痕跡から見極める)や待ち(勢子に追い出されてくる獲物を鉄砲を抱えて待ち受ける人)の配置も頭を使います。

待ちが配置されてからしばらく、無線が入ります。「出たぞ!!」そして銃声が2,3発。
またしばらくして勢子からの無線。「犬がやられた。獲物を仕留めた。早く来てくれ!」みたいな無線が飛び交います。中には「あ~犬がだめだ・・・」みたいな悲痛な無線も。

まだ僕の待ちは解除されてないし場所も特定出来ないので動けません。
それから数分、僕の待ち場所から6,70mの所、谷下でゴソリと動く黒い影。イノシシだっ!しかも結構でかい。7,80kgはありそうでした。射程圏内に入るまで決して動くなと言われていましたが、少し遠い上、そのまま進まれると死角に入られそうでしたので、体制を立て直すためにゆっくりと立ち上がりました。その瞬間、イノシシは立ち止まり、振り返って悠々と去っていきました・・

それから勢子と合流。カイ君と言う猟犬がイノシシとの格闘の際、深い傷を負って絶命したそうです。勢子が撃ったイノシシを見てみると・・小さい。。腹抜き10kgちょいのオスでした。





これに犬がやられるハズが無い。やったのは・・・多分僕の待ちに飛んできたあの大きなイノシシです。僕が動いたせいで、カイ君が命を賭けて追い出したイノシシを倒すことは出来ませんでした。。

ショックでした。危険を伴うイノシシ猟の猟犬ですので、やはり怪我や、場合によっては死亡も、ある程度は覚悟の上ですが・・さっきまで自分たちの仲間としてピンピンしていた生命が一瞬でいなくなってしまうのです。。それは獲られたイノシシファミリーにしてみても同じでしょうが・・生命のやり取りの場面は色んなことを考えさせられます。。

猟師の中には、働きの悪い犬を撃ち殺したり捨ててしまう人もいるそうです。この行為の善悪は別として、犬を猟の単純な道具として使うこと自体に関しては頭の中で理解はできますが、自分にはそれは無理です。イノシシ猟の自分で犬を飼う勢子には僕はなれません。

カイ君を含む、今まで一緒に猟をしてきた猟犬の名前や顔を、僕ははっきりと覚えてません。ある意味覚えないようにしていました。それは、心のどこかでこういう事故を覚悟していたからです。なるべく猟犬は猟犬として扱おうと思っていました。ペットとして情を入れすぎると悲しすぎますので。。

今はカイ君が大好きな山で走り回っているいる事を祈っています。そして実際に生命のやり取りをする猟犬や獲物となる動物たちに敬意を表します。