12/12、愛知県一宮市で開かれた、女流鷹匠
「ごまきち」さん主催の鷹の講習会に参加しました。
先ず、このブログを読んでくれているかどうか分かりませんが、講師の田籠鷹師、ごまきちさん、主催関係者の皆様、お疲れ様でした＆ありがとうございました。。
講師の田籠鷹師を始め、ごまきちさん達の据えている鷹を見て、目からウロコというか、「放鷹」と言うものの本質がどこにあるのか・・・僕自身履き違えていた所が見えた気がしました。
三十数人もの人の「目」の前で、手に据えられている鷹の姿が美しい・・・「ニンゲン」に飼いならされただけの動物ではなく、「空の王者」の品格を保ち、凛と「ヒト」の腕の上に立つその姿には感動すら覚えました。
それに比べ、なんとかかんとかシーズン中に数羽の獲物を獲ることが出来る様にはなったものの、私の愛鷹「舞竜号」ときたら・・あ～連れて行かなくて良かったわん！恥ずかしすぎる・・・
講師の田籠鷹師↓
女流鷹匠ごまきちさんと愛鷹「王手」さん↓
ニンゲンの手の届かない、空の王者である彼女（舞竜）に、僕はどれだけの敬意を払っていたのだろう？？
彼女達の王のプライドを保ちながら、一緒に狩が出来ることが、「人鷹一体」というものなのか？？
それならば、舞竜と僕の距離は余りにも遠い気がする・・・
サラリーマンとして働くこの現在の世界の中で、どこまでそれに近づけるかは分からないけど、今までとはまた違った方向性が見えた気がしました。。。
それと、ジア・セイカー（ハヤブサ）の力強い飛び！残念ながら余り高くには上がってくれなかったけど、目の前を猛スピードで飛びぬける隼の威圧感！いやぁ、興奮しました。いつかは隼もやってみたい・・・
エキサイティングな飛びを見せてくれたハヤブサ（ジア・セイカー）の「どんちゃん」↓
今期は色々あって、イマイチ猟欲の上がらない日が続いていましたが、この交流会に触発されて、翌日の日曜日、舞竜を連れて隣県の琵琶湖近辺を探索しました。今期初めての出猟です！しかし、獲物がいない・・・琵琶湖（全域禁猟区です）にも、周辺の水路にも・・・
仕方ないので、練習がてら、初めての場所で舞竜を放すと・・・カラスに追われながら、2,300メートルぶっ飛び。なかなか戻らず。。。ちょい焦った・・
今期はなんやかやで、なんとか訓練はしているものの、いまいちフワついた据前の気持ちを察してかどうか。。。ダメダメです。
気合を入れなおしてがんばります！
