「そのあと」 クルルキ将姫
これ以上きれいなものなんて
わたしはきっと知らないよ
胸にささったのは
とても透明でとがっているもの
どこかとおくの湖で
いつのまにか 遠くまで
ぬけないくらいに
白い息にまぎれて
それもゆっくりと呼吸をする
忘れられない思い出みたいに
きらきらと かがやいて
そんなものはいらないのって
何度泣いたか知らないよ
胸にささってる
とてもきれいな棘なんだ
それはわたしの宝物
みんなに見せたいくらいだよ
どこかとおくの湖の
その きらきらの結晶を
無断転載・無断引用禁止です☆
これはポエトリーリーディングに使用しました。
私は韻を踏むのがそんなに好きではない(てかできない;)のであんまり正統派ではない。のですが。
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