くるるきにっき

クルルキ将姫/亜子が創作活動、バンド活動等をする中で感じた日々のいろんな事をかきます。

詩画集「エマージェンシーコール」

2008-08-29 22:58:25 | 日々のこと
詩画集「エマージェンシーコール」
を、どんな気持ちで書いたかといいますと、
まとめちゃえば簡単な話でして、

ただいま戻りました、元気に、誤解を恐れず伝えたいことを伝えにきました!!

っていうかんじなんですけど…

私、語彙に偏りがあるらしくて、かっこつけてるわけじゃなくて暗い言葉?に強いらしいのです。
で、よくもっとソフトにできないのかーとか言われますけど。
やれて去年までのソフトさなんですよ。
あんまり意味がないというか、うーん、私のやりたいこととちがってきてしまいまして。
伝わり方が安心できなくて。
伝わってほしいならこちらも犠牲をはらわなきゃやっぱりだめなんだろうと思いまして。
だから、そのくらいの覚悟を持って作りました。

そしたら思ったより反応がよくて、嬉しかったです。横向き半眼の蛇少女が表紙だったのに(笑)皆さん手に取ってくれて。
こんなにさらけ出して、だれも見てくれなくてももう仕方ない…という気持ちでいたんですよー?ありがとうございます。
うちの蛇嫌いの母が、表紙の女の子がかわいいねって言ってくれて、アレ??ってなったり。

さて。一つ一つメイキング事情を(笑)解説しようかなとおもっています。
今回は「矛盾の姫」についてです。

なんといいますか、「全肯定」なかんじです。
かなり自分のことをさらけ出しています。(笑)
読んで字のごとく?
タイトルはまあ矛盾してる部分も肯定するって意味と、自分は女の子だったんで(笑)、姫としただけなんですけどね。
昔の状況はあまり子供らしいこともできず環境も良いとは言えない感じでしたので、そのころのこともそろそろ認めてあげないとね、という気持ちがありまして。
だってそのころの自分がいなきゃ今の私はいないしね。
一生付き合う記憶なら、その重さも含めて連れて行かなきゃとね!
だから、私が言われたい言葉を言ったといいますか…はは。昔の自分を認めてハグするかんじ。
私にとってはかなりの癒し系なんですよね。
「ほら君が望んでいた朝だ」って優しくないですか…?あれ?これが浮かんだ瞬間、来たっ!!ってなったんだけどなあ~
まあ、でもやっぱり暗闇だよね?でも望んでもいいし、みたいなね…
あと、書いた当時、ある出来事があって、「明るい日差しを求めてたその明るい部分はみんなあなたにあげる、私はもう少し潜ってみるわ!」って気分になったので…
それでやっと楽になれたので、その記念的な意味も込めてね(笑)
だからラストはあの文でシメたんですよ。
私としてはファンタジーな話しちゃうとすれば、私を輪切りにしたら甘いミルクがでてくるのでなくやっぱり毒薬やら緑色の血やら(笑)出てきて欲しいんだなーと確信したんで。
なので、この詩集の中では一番自分的「ただいま感」が強い詩になっています。


今回はこの辺で…
よく注目してもらう
「ドット」についてはまた次回に(メイキング?)解説をします!

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ありがとうございましたー

2008-08-20 23:37:51 | 日々のこと
コミケ、参加してました。
来てくださったみなさま、ありがとうございました。

新刊は「エマージェンシーコール」という詩画集のようなものをつくって持って行きました。

カットワークが楽しかったですよ。
ただ、コピーセンターでの出力だった為、コストパフォーマンスがね…(笑)
やはり部屋を片づけてカラーレーザープリンタを買いましょう、って思いました。


作品について、なんか書いてみようとおもうんですが…
うーん、まあ一言でいうと、飾らなくなったかなーと。

(↓一言で言い過ぎなんで長く書きます↓)
こうやって、ものを書く(描く)ことを二十年ちかくやってきてて、いつから一生やってくと決めたか覚えていないけど、思い返せば最初はなんか甘かったなと。

自分が自分の中身をさらけ出すってことはきれいなままでは居られないし、私は多分そういうタイプの人間だから覚悟を決めていなければならないんですね。
きれいなものとか可愛いものは描けないんだよなあ~
ていうか私が可愛いって思ってかいたのはみんな「うわっ」っていわれるからねー

しかも、私はすごい誰かに分かってもらいたいと思っているらしいんで、そのためには伝わらない書き方をしててはだめだなって。
誰からも愛されたいなんて勝手な話だから。
だから伝えたいから大多数から笑顔をもらえなくてもいいやと思ってね。
理解されるほどに伝えるということは、誰かに目を背けられるかもしれないということで。
半端に出して嫌がられるのと全部出して嫌がられるのが同じ量嫌がられることなら、お得なのは全部出す方だから、そうしようと思ったわけ。

で、おこがましいけど、これで誰かがすっきりしたり楽になれたりしたらいいなと思います。
そしたら私はうれしいです。

そんなわけで。
「エマージェンシーコール」があなた様にとって何かの感情を呼び起こしてくれていたら、うれしいです。


次回はどんな気持ちやテーマで「エマージェンシーコール」の詩を書いたかをかきたいと思います。

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