くるるきにっき

クルルキ将姫/亜子が創作活動、バンド活動等をする中で感じた日々のいろんな事をかきます。

思い出と、そうだなあ嫉妬ってとこ?

2010-12-26 23:16:24 | 日々のこと
今週は、自分がかつて好きだった、LUNA SEAというバンドのことを中心に自分の世界が回っていました(笑)。
そしてやっぱり好きだなあと再確認してしまいました。

私が中学生だったころ、とても好きで、高校、専門、社会人…今に至るまで結局はルーツなんだなあと思います。
あのときのLUNA SEAはとても強烈で、彼らに出会ったことで、私の創作意欲は恐ろしいほどに混乱を極め、暴走し、アイデアが活火山のように湧き出て止められず、まあ迷走したわけですが…。
でもそこで自分にある音と風味のリンクなど奇妙な感覚に気付いたし、音楽と美術が近いものであることを知ったし、自分のやりたいことに気付いたし…(その、視覚的な要素もふんだんに取り入れたバンド、というのは中学生の時の理想ですがそれが15年近くたった今動き出そうとしているというのもなんかすごい話ですけど。)
切り離せないなあと思います。
こう、お兄ちゃんみたいな、斜め上にいる人、みたいな。あの人たちがこうやるんなら私はいつかこうしてやるぜ、と。
勝手に思ってたんですね。(笑)
私の場合はアプローチが視覚的な方向だったもので、行動がバンドに直結していなかったところが迷走感丸出しなんですが(あまのじゃくとも言う)。

そんな妙なプライドと創作意欲を持ちつつ、まあ人並みのティーンエイジャーなわけですから、上手ギターのSUGIZOにお熱であったことは認めざるを得ない、ですよね…。
でもなんか私は違う方向でSUGIZOを好きだと思いたいというか、そこでもなんかへんなこだわりみたいなものがあって、SUGIZO負けないからね!みたいな(笑)
そんなかなりアレな十代でした。

十代の作品といえば、今思い出しても伴ってないものが多くて、自分の能力不足に毎日涙涙、というかんじでした。(今もだけど、勿論今よりひどかった)
理想が形にならないからね。あたりまえだけど、道順を知らないから。(笑)

ただ、そんな甘酸っぱい時代を過ぎまして(笑)LUNA SEAが終幕して、残ったのは変な呪縛と嫉妬でした。
でもすごく好きだから、彼らより後に出てきた人達が彼らより実質的に長く活動してきたという話を聞く都度、ああこのバンドが長くいたら全然こんなもんじゃないし!なんておもっていたんですよね…

そして、LUNA SEAがREBOOTした今、現在の私にあるものは、そんなに上には上がらない顎と目でした。
彼らを見上げるために上げる顎なんて残ってない、負け惜しみでもなんでもやっぱりこう言わなければ見ていられない。彼等が私の年齢だった時のことを考えてしまうから。

大好きだし、今でも格好良すぎて嫉妬する。
この年齢になって、私に残せたものをふりかえると胸が締め付けられるような焦りを感じてしまうから。
1人でライブをみたりすると、思わずそんなことを考えてしまう。
ふと我にかえって、そんな自分に笑ってしまうのだけど。

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