八日目の蝉（レビュー）

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おひさしぶりのレビュー。
八日目の蝉
いやもう、久々に泣きました。
こんなに号泣したのは「トイストーリー３」以来かも。
あんまり書いちゃうとネタばれになっちゃうので
詳細は控えます。

あらすじはこちらをどうぞ。
↓公式ＨＰ
http://www.youkame.com/index.html

アラサーの私にとっては、娘である恵理菜のきもちと
登場する2人の母親のきもち、両方分かる。
正確には両方分かる気がする。

この映画のテーマは「母性」であり、男性側の心情や背景は一切描かれていないのも分かりやすくていい。
誘拐は犯罪であり、絶対許されないこと。
不倫相手の子供を誘拐し、逃亡することになった希和子を動かしたのは母性。
そこに至るまでの過程は歪みまくっているけれど、
恵理菜（かおる）に向けられた愛情はまっすぐで揺ぎ無いものだったから、
希和子に対して嫌悪感は感じなかった。
それどころか感情移入してしまうから不思議。

あと、成島監督のキャスティング（「孤高のメス」「クライマーズハイ」の堤真一、今回の主演2人+小池栄子）が絶妙で好きだなぁ。
来週のレディースデーにもう一回観に行く予定です。
ベビーが産まれたらなかなか観に行けないし
平日にひとりで行く映画館生活も、もう少しで終わり。
満喫しなきゃね。


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