珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

風雲児 【素人】

2005-09-12 06:52:49 | 素人視点のゲーム業界
「この間見てきた『スターウォーズ』。
 いやぁ~感動した。
 昔の『スターウォーズ』を見てたら面白さ倍増。
 『エピソード4』とのつながりがよーくわかる。目が覚める!
 ホントスゲー感動したよう。」

 (職場の人々)「へぇ~(って感じ)」

「あれ?あの『ダースベーダー』が生まれた理由とかやってんだよ!?
 なんで『レイア姫』が狙われてたとか分かるんだよ!?」

 (職場の人々)「へぇ~(って感じ)」


なんと言っても、興味をもって頂けないようで。

残念だぁ。

伝説が幕を降ろしたって言うのになぁ・・・。


というイントロで今日の話。

映画業界、音楽業界、そしてゲーム業界。
近頃、この手のジャンルにメガヒットと呼ばれるような
ブームを巻き起こす作品(または商品)が現れないらしい。

まぁ、各業界様々に理由があるんだろうケド、当ブログで
取り上げるのはとりあえず『ゲーム業界』。


最近『ゲーム業界は縮小傾向にある』と言われてますが
何でだろう?と考えてみた。

作り手の表現方法が一般ウケしなくなった。ってのはどうだろうか。
確かに、今見る売れているゲームソフトといえば、ほぼ
シリーズ物。続編、キャラもの、外伝。もろもろ。

管理人の期待する『ゼルダの伝説』なんてのも、
『ファミリーコンピュータ』時代からの付き合いだ。
任天堂が『NINTENDO DS』というプラットフォームを発信してから
最近までで、新機軸の遊びが一般の人々に好調で、
ゲームをしないユーザーの開拓に成功しているが...。

それは、きっと『あえて』やってるんだと思う。
『あえて』今まで作ってきた路線と、外したところでゲームを製作してる。
『nitendogs』の成功を上げても、それはきっと『あえて』成功するように
綿密に計算した結果だ。それは素晴らしい事なんだけどね。
(企業としての無ゲーム層の掘り下げ。コレはすごいよ。)


なんでこんなこと言っているのか。と申しますと、

例えばRPG。
今や、RPGと言えば、ゲーム少年なら知らない人はいないジャンルだと
思うが『ファミコン』時代の一発目。
そう、『ドラゴンクエスト』を発売するときなんかは
世の中にどれほど受け入れられるか…。ソレが一番の心配だったという。

まぁ結果大成功をおさめて、今の確固たる地位を築いたってのも
いまじゃ伝説だ。

日本のゲーム業界における『RPG』を打ち立てたのだ。

コレにより出来上がった
『暗黙のルール』(テレビゲームのRPGはこうあるべきみたいな)。
コレに数いるクリエイターたちは縛られているように感じる。
というか、表現者が、ターゲットをある程度絞って作品を作っている
ように見える。

社会の人々全般に、
「こんなのやったら面白いんじゃないかな」とか
「こんな作品を見せたいんだけど」とか。
そんな発想をもつ風雲児がいない様な気がしてしょうがないのだ。
今の作品群が小粒に見えるのだ。

「いやいや、ゲーム業界のクリエイターたちはがんばってるよ」

がんばってるのは分かってる。
今のクリエイターさんたちはがんばってると思う。

でも、市場の減少傾向がその結果をあらわしていて、
「ゲームをする(購入する)ユーザーはコレくらい(の人数)だろ」
という計算の元、通常購入価格だの、初回版だのと、
単純にユーザー数の少ないところから搾り取る形になってる。

エンターテイメントとしてソレはナンセンスじゃないか。


...。

と、まぁココまでの文面を読み返してて思ったけど
俺はどうも『ゲーム』という枠を大きく大きくとらえすぎてるのかも
しれないなぁ。
正直そこまでのものを求められても、誰も作れやしないよ。
と思っちゃう気持ちもある。

大きくなった企業がそんなに自由な風潮で『ゲーム』を作るなんて
できっこないし、一般的な人々が求めるエンターテイメントも
細分化してて、何が受け入れられるかなんてわかりっこない。

そうかもしんない。

長くなっちゃったからこのぐらいにしますが、
ゲーム雑誌なんか読むと
「何かに似てるゲームあったよなぁ~」と感じさせる作品ばっかりだったから、
ちょっとね。語りたくなりました。


うっとおしいオッサンが一人いるって事で。
続くんだけども。



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