バッテリーの廃棄

バッテリー交換の続きのお話になりますが、
後片付けが残っていますね。
バッテリーの廃棄です。

今回はイエローハットにお願いしました。

一応前もって連絡をし
イエローハットで購入したものではない、
二輪用のバッテリーであることを伝えた上で
廃棄してもらえるかを打診しておいたのですが、
今回は無料で引き受けていただけることになりました♪




バッテリーの廃棄・・・
他店で購入した物は、取り扱いをしない、
廃棄しないという業者も少なくないと聞きます。

また、廃棄はしても有料となる場合や
送料を自腹で支払えば無料となる場合もあるようです。
送料と言っても、かなりの重量ですからね、
非現実的な金額になる場合もあるわけです。


かと言って、皆さんもご存知の通り
バッテリーの不法投棄は犯罪になってしまいます。

バッテリーの内部には、環境や人体に有毒な希硫酸・鉛を含んでいる為、
一般のゴミとして処分することができないんですね。

ですので、バッテリーをネットで購入する際には
納得行く形で廃棄してもらえるショップがあるかどうかを
事前に探しておく事をお薦めします。




平成6年に、こんな法律が定められました。


第十九条の二 　

環境大臣は、廃棄物の適正な処理を確保するため、
物の製造、加工、販売等を行う事業を所管する大臣に対し、
その所管に係る事業を行う者に
その製造、加工、販売等に係る製品、容器等の材質又はその処理方法を表示させること
その他必要な措置を講ずるよう求めることができる。

このことにより、厚生省ならびに通商産業省から適切な処理を確保するよう
社団法人電池工業会に要請が下りました。

その要請内容としては

・自動車用鉛蓄電池及び二輪車用鉛蓄電池については、回収・処理に積極的に関与し、
　そのルートの拡充に努めるとともに、販売店等が無償で引き取りを行う旨の広報を行うこと。

・販売店に対して電池工業会会員会社が無償で引き取る旨の連絡を行うこと。
　（平成6年3月厚生省生衛第244号）（平成6年6月通商産業省6機局第203号）

となっています。

これを受け（社）電池工業会では、
環境保護・資源の有効活用のため、また業界の活性化のために
リサイクルに取り組むことを謳っています。


社団法人　電池工業会
「カーバッテリのリサイクル」
http://www.baj.or.jp/recycle/recycle07.html



ですので、基本的には
バッテリーを販売しているカーショップ、ＧＳ、ホームセンター等は
その店で購入したしないにかかわらず無償で廃棄バッテリーを引き取り
リサイクルに協力するという仕組みにはなっているはずなのですが
まだそこはそれ、現実的には徹底できていないようです。


このバッテリー廃棄に関しての、各ショップの取り組み方は
本当にまちまちで、地域差も非常にあるようです。

今回バッテリー廃棄を引き受けていただいたイエローハットさんにしても
残念ながら、全店舗にて無償で廃棄してくれることを保障する物ではありません。


手間はかかるかもしれませんが
お近くのカーショップ、ＧＳ、ホームセンター等から始め、
シラミ潰しに相談して探していく他ないのが現実のようです。


これからの時代、エコカーも増えていくだろうし
バッテリーの廃棄は、もっと問題になってくるかもですね。
もうちょっと簡単に廃棄できる仕組みになってくれるといいのになぁ。。。