
仕事だ、雪だと、なかなかバッテリー交換するタイミングが掴めず
結局交換したのは1月末だった。
ZZR1400のバッテリー交換は、とても簡単なので
わざわざこんな記事を書くほどでもないんだが
サービスマニュアルを持っていない人もいると思うので
一応まとめてみます。
バッテリー交換がというより、カウルの取り外しが
マニュアルが無いと、無駄なところで手間がかかったりするからね。
ま、なにかと便利なんで、サービスマニュアルは
購入しておいた方が良いと思うけど。

それと、この度初めてZX-14Rのオーナーになったって人もいるだろうからね。
基本、バッテリー交換は共通点も多いので
何かの役に立てれば幸いです。
と、いうことで、なるべくサービスマニュアルに沿って
バッテリー交換を始めま~す♪
ざっくり言うと、2箇所のパネルを外し、バッテリー交換するだけと
変なトラブルさえなければ、ものの30分もあれば完了する簡単な作業です。
とは言え、交換作業などDIYはあくまで自己責任において行ってください。
ちなみに画像はクリックで拡大できます。
■右サイドパネル(カウリングカバー)の取り外し

1. イグニションスイッチをOFFにする。
2. 3ヶ所のボルト【A】を取り外す。
長さが違うので、どの場所にどのボルトだったか覚えておきましょう。
3. サイドパネルを手前に引き抜き、ゴムブッシュのストッパーから外す。
ストッパーは【B】の辺り、計2ヶ所ある。
このストッパーは結構硬いですが、引っ張るしかないです。(;´▽`A``
なるべくストッパー付近を引っ張り、
サイドパネルにはあまり負荷をかけない方が良いでしょう。

またサイドパネル上部には、2ヶ所の突起があるので
サイドパネルを手前に引き抜く時、折らないよう気をつけてください。

サイドパネルの裏面は、このようになってます。
このゴツイ突起がゴムブッシュにハマっていたんですね。
■バッテリーコンパートメントカバーの取り外し

【B】は、サイドパネルがとまっていたストッパーのゴムブッシュ。
1. ボルト【A】を取り外す。
2. バッテリーコンパートメントカバーを手前に引き抜き、
ゴムブッシュのストッパーから外す。
ストッパーは【C】の辺り、計2ヶ所ある。
バッテリーコンパートメントカバーを手前に引き抜く時、
サイドカウルを傷付けないよう気をつけましょう。
■バッテリーの取り外し

2ヶ所のパネルを外したので、後はバッテリーを交換するだけです。
1. ボルト【A】を取り外し、マイナス(-)ケーブルを外す。
※必ず最初に外しましょう。
2. コネクター【B】の接続を外す。
3. ボルト【C】を取り外し、ブラケット【D】を外す。

4. バッテリー全体を、トレーごとわずかに引き出し、
ゴムバンドのフック【A】を取り外す。
と、ここでサービスマニュアルには、
バッテリーカバー【B】を外すとありますが
このバッテリーカバーは奥の部分が引っかかり
取り外す事が困難です。
てか無理?
そこでサービスマニュアルとは少し異なりますが
下記の手順で進めました。

5. バッテリーカバー【A】を奥に向かってズラす。
バッテリーカバーを取り外すのではなく、ただ単に後ろにズラしただけです。
基本的にプラス(+)の端子さえ見えれば良いので、問題ありません。
6. 赤色のキャップ【B】をズラす。
7. ボルト【C】を外し、プラス(+)ケーブルを外す。
8. バッテリー全体を、トレーとバッテリーカバーごと取り外す。

バッテリーを取るとこんな風になってます。
奥に見えるのがABS本体です。
ABS無し車のオーナーさんが、
「こんな所に無駄なスペースがあるっ! もったいない」
と、憤慨している人も以前見かけましたが、
実はここは、ABSのスペースだったんですね。(*ゝー・)b


9. バッテリーカバー【A】を取り、
ボルト【B】を外し、マイナス(-)ケーブルを外す。
後は新しいバッテリーと交換し、これまでと全く逆の手順で戻せば
バッテリー交換終了です。
と、ここで
※サイドパネルを戻す時の注意

ボルト【A】は『ウェルナット』という、
ゴム製のブッシュと一体となったナットでとまっている場所があります。
サイドパネルの取り付けの際、ボルト【A】を
必要以上にキツく締めてしまうと、このウェルナットが破損し
最悪の場合、エンジン内に落下してしまう恐れがあります。
くれぐれも締め過ぎには注意してください。
特に写真左上のボルト↑
■おまけ

交換後、初めてイグニションスイッチをオンにした瞬間の写真↑
エンジンに火が入っていないのに、12.2v。
復活です。
バッテリー交換後、時計がリセットされますので
時間を合わせて全工程が終了となります。
忘れずにね♪(*ゝー・)b
それから一応今回は交換の際、
念のため、端子などの接点をクリーニング後、『接点グリス』を塗布しておきました。

Permatex 接点グリス 定価1,050円(税込)
接点を、湿気、塩、ホコリや水分の混入による腐食から守るグリスです。
気になる方は、どぞ。
とまぁ、こんな感じです。
ここは違う、ここはもっとこうした方が良いなど
何かありましたら、ご意見下さいネ。
次回は、バッテリー廃棄についてです。
興味津々で見入ってしまいました(笑)
ZZR1400に電装部品を取り付ける人が結構いますが、
みんなこうやってコツコツ付け外ししてたんだなぁと。
ガーランドさんもカウル系を何度も何度もなーーんども付け外しして苦労してるの見ましたねぇ(笑)
カウル外しの肝はストッパーとウェルナット、突起類ですね。
車の時こういうのよくボキッってやっちゃってましたorz
ZZRはまだ指くわえ状態ですが・・・サービスマニュアルだけ買おうかな(爆)
いつもコメントありがとう♪
って、あはは、俺も読みました、
ガーランドさんの日記。
ガーランドさんもウェルナットと格闘してましたね。
両刃の剣と言うかナンと言うか。。。
緩みづらいのはいいんですけどね、
ひとつ間違えるとやっかいなナットです(;´▽`A``
いやほんと、ウェルナットさんは手強いです(ノ∀`)
夏場はまだゴムも柔らかいんですが、この冬場はいけませんねwカッチカチになってました^^;
そこへもってきての最大手ルク締め。
ガッツリ閉まってて緩まないのはいいんですが、いくら回しても緩まなくなってしまったんですからw
手締めからヘックスレンチ締めに移行して、すこし抵抗がでてきてから、ほんの数回転でゴム自体は少しツブれてカウルをじゅうぶん保持してくれるので、オイラみたいに完全にツブさなくても大丈夫なようです^^;
みなさんも、ボルト脱落もですが、締めすぎにはご注意を^-^;b
えっと、ごめんなさい、「バッテリホルダブラケット」が
どこを指しているのかちょっとわからなかったのですが
サービスマニュアルでいうところの
「バッテリーコンパートメントカバー」の事でしょうか?
もし、この部分であれば、使う工具は「スパナ」では無く
「六角レンチ」になると思うのですが。。。
それとも違う場所を仰っているのかな?
とりあえず「バッテリーコンパートメントカバー」だったとして
お答えします。
俺のバッテリーコンパートメントカバーも、
ボルトが固かったと思いました。
結局は、車載工具の六角レンチを細い金属のパイプに指して
より大きな力が加わるように回した記憶があります。
ただ、俺の場合は上手く行きましたが
ボルトの頭を舐めないよう気をつけてください。
不安なようでしたら、行きつけのバイクショップで見てもらった方が
無難かもしれません。
私のバッテリーも6年と還暦を超えてますので、参考にして取り替えますね(*^-^*)
赤のインディケーターは、点滅じゃなしに、点灯ですか?点灯なら、エンジン系のトラブルですかね?点滅ならイモビライザーかと。
この秋僕も初めての大型バイク。初心者が購入にZZR1400は不安でしたが決めました。
排気量大きい割りに、乗りやすくとても気に入ってます❗️
こちらを拝見しながらバッテリー外し冬支度。
取り出すと27.4.17と書いてありました。
春に交換した方が良いでしょうか?
調子は良さそうなんですが…
ありがとうございます。