30数年ぶりの【ナベサダ‘喜寿’LIVE】～♪

渡辺　貞夫　カリフォルニア　シャワー


【海辺のリゾートホテル・ザ・ルイガンズで魂に響くJAZZな一夜を！】のオシャレなキャッチコーピーに惑わされて足を運んでみました～♪
２年ほど前に来福の際も残念ながら所用でライブに行けなくて、ナベサダさんとは念願叶って実に３０数年ぶりの再会？でした～♪



独身時代は大のファンで結婚直前に行った大分の城島高原ジャズインでのライブが最後でしたが、結婚後は彼のアルバムを買い漁ってのコレクションが趣味の一つとなりました。
お気に入りのアルバムは、夏になると今でも欠かさず聴いている大好きな【カリフォルニアシャワー】でした～♪



そのアルバム達も１４年前に家を建て替えた時に泣く泣く処分してしまいましたが今回は、会場の入り口に全アルバムをディスプレイと言う何ともオシャレな演出でした。
もちろん、その中には以前コレクションしてた懐かしいアルバムの数々を発見！・・・今更ながら処分してしまった事が悔やまれました。





ナベサダさんがステージに登場するや否や、往年の大ファンと思える同年代のナイスミドルの方々が一斉に拍手喝采・・・今だ根強い人気を目の辺りにしました。
「コンバンワ～」の懐かしい第一声は、相変わらずの声高？で、ビジュアルとのギャップに一人で苦笑してしまいましたが、右手をサックスに添え、左手はポケットに突っ込んでのスタイルは相変わらずスマートで、７６歳の年齢を感じさせない若さでした。



今回は、‘渡辺貞夫クインテット’での５人編成でしたが、中でもセネガル出身ニャンのビートの効いたパーカッションは実に魂の奥底を揺さぶられそうでパワフルだった。
アンコールではカタコト？の日本語で「♪ツキガ～デタデタ～・・・」と、【炭坑節】を歌ってのパフォーマンスもユニークでした。
もちろん、ナベサダさんもサックスでの【炭坑節】参加でしたが、地元・福岡の民謡？炭坑節のアンコールに会場も手拍子で大フィーバーでした。

ライブ終了後は博多駅までホテルのシャトルバスも巡回と言うサービスでしたが、福岡市内から遠く東部にハズレた海の中道海浜公園近くのホテルにも拘らず４００名余り？の集客に依然として衰えを知らないナベサダさんの人気を感じました。
ウイークディでもあり、オマケに雨足も強く、強風にあおられての最悪の天気でしたが、たまたま今日が代休であったばかりに興味の薄いジャズライブに付き合ってくれたドライバーのツレアイさんにも感謝の一日でした・・・謝・謝！