今日は、いつもの町中華で、テネシー出身の学生さんと一緒になりました。
学生さんはラーメンと炒飯を頼んでいました。
今年の新入生ですから、ピッカピカのティーンエイジ。
私がこの日マスターに差し入れ、常連さんのために炙ってくれたホタルイカの一夜干しに興味津々でした。「食うかい?」とすすめると、「はい!」と
喜んでくれて、おいしそうにパクつき、「めっちゃうまいっす!」と大喜びしてくれました(日本語がめちゃくちゃ上手でした)。
親子ほど年の離れた異国出身の若者が、ホタルイカの一夜干しのおいしさをわかってくれるなんて、うれしかったですね。
「うんうん、あなたはよくわかっている。サカナは炙ったイカでいいんだよ」
と、私はベタ褒めしてしまいました。意味は完全に伝わっていなかったでしょうが、私がこの若者を大好きで応援したいという気持ちは伝わったでしょう。
この日はバイトのMちゃんが訳あって遅れ、マスターはワンオペでてんてこ舞いでした。
しかし彼がテネシー出身と知ると、
と、感無量で大喜びなんですよね。オールディーズが大好きですから。
「江利チエミやね!」
と、常連のママさんが調子を合わせると、
「ちゃうちゃう、チエミのはカバーや。オリジナルは、パティ・ペイジや!」
と、マスターは中華鍋を振るいながら言いました。
おぢおばの熱狂に取り残されるテネシーくん。
「すみません。テネシー……なんですか?」
テネシー出身の彼が、申し訳無さそうにいいました。
「は? 自分、テネシー生まれなのに、『テネシー・ワルツ』知らへんのか?」
と、呆れるマスター。
焼酎お湯割り二杯目のママは、青春に戻った気分のようでした。
「思い出 懐かし あのテネシーワルツ
今宵も 流れ来る
別れた あの娘よ 今はいずこ
呼べど 帰らない」
今宵も 流れ来る
別れた あの娘よ 今はいずこ
呼べど 帰らない」
かわいらしい声で、江利チエミや美空ひばりが歌った日本語歌詞を口ずさみます。
周囲のおとなの反応にきょとんとするテネシーくん。
私も助け舟を出すことにしました。
「お兄ちゃん、ごめんな。日本人には、テネシーといえば、若いころ聞いた『テネシー・ワルツ』やねん」
うなずく常連さん一同。
しかし当のテネシー出身の彼はこの曲を知らなかったんですよね。
「『テネシー・ワルツ』は、日本人のわしらおっちゃん、おばはんは全員知ってる。ま、きみの友だち(日本人)は知らんやろうけど」
ユーチューブで『テネシー・ワルツ』を聞いてもらいました。
ラーメンの後に出来た炒飯を食べ終えた彼が、替え玉を注文していたのは微笑ましかったです。
替え玉は九州ラーメンのしきたり。友だちにつれて行ったもらったのでしょう。
しかし、町中華には替え玉の風習は聞いたことはないです。
マスターも、一瞬面食らっていましたが、しかし、快く応じていました。大盛り(1玉)100円で提供している以上は、替え玉も100円でいいと。薄くなったタレも補充し、ねぎもサービスしていました。
テネシー出身の彼は、「また来ます」と元気にあいさつして帰って行きました。また会えたらうれしいな。
あすは援農の予定でしたが、雨のため来週日曜に延期の連絡がありました。
来週はGW前半、3連休なので、天気予報に合わせて日程を移動できます。
六甲山も行きたいんですが、GW後半かな。
あすはのんびり映画を観るか。それとも、五月山か箕面の滝まで足を延ばすか考え中です。一年前の記事にリンク。
池田にはお気に入りの中華レストランとラーメン屋さんがあります。一風堂も地酒の呉春が飲めるところがいいのです。
箕面山ぐるりんハイキング
ぉはようございます…れんです! 今日は4月9日の日曜日、統一地方選挙の投票日でした…。投票を終えた父と一緒にやってきたのは…石橋阪大前駅です…!ぁれ…? 今日は五月山に行くっ......