新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

かるしおライフ 減塩グルメを楽しもう!

2021年12月25日 | 健康のことなど

れんちゃん、きょうの晩ごはんは岸辺のキッチンKENTOさんだよ。

国立循環器病センター認定の「かるしおメニュー」(減塩メニュー)の料理を出してくれるお店だね。夕ご飯には何をいただこうか?



岸辺は国鉄、いまのJRの駅名。もともとは岸部、さらに昔は吉師部と書いたそうだよ。吉師は朝鮮からの渡来人の部族で、難波館(なにわのむろつみ)で外交儀礼の仕事をしていたらしいね。

岸辺で降りるのは久しぶりだなあ。若いころに北摂エリア担当で、岸辺にもお客さんがいたからね。ただしお客さんの会社があったのは南口で、いまにして思えば阪急正雀のほうが近かったかな。もう20年以上前で、当時の北口は吹田操車場で一面の原っぱだったんだなあ。改札からビエラまで結構歩いたでしょ。

国立循環病センターの研究所ができたのが2年前か。国立病院に入院したときの当直医が、国立循環器病センターから出向していた先生で、お父さんの命の恩人だ。



ハイボールもあってうれしいなあ。あ、れんちゃんに、また怒られちゃった。 
野菜ジュースがサービスについてきたよ。あまくておいしい? たぶんお砂糖も蜂蜜も使っていない……人参を上手に使っているね。はは、そんなこともあったねー。あのころ人参が苦手だったれんちゃんの前で、「ミッフィーちゃんの大好物だよ?」と生のままボリボリ齧ってみせたんだっけ。あれにはオリジナルがあって、フランシス・コッポラ監督の『秘密の花園』だよ。あの映画では、毛虫をこわがる女の子に、男の子が「小鳥の大好物さ」とヒョイパクしちゃうんだけれどね。お父さんも毛虫はできれば食べたくないな。

お父さんはさごしのとろろ蒸し定食にしたよ。さごしはさわらの幼魚か。病院食でも出てきたね。春と冬が旬なのか。さわらもヘルシーで病院食向きだけれど、さごしはさらに味も淡白で脂も控えめだね。うん。





れんちゃんはてりやきチキンのヘルシー定食にしたの? スープカレー定食と迷ったけれど、クリスマスだからチキンか。小鉢が8つもあって、あれこれ食べられて楽しいね! 塩分量も3.8グラムで、一般的な外食メニューに比べてヘルシーだね。スープカレー定食はまた食べに来よう。



最近は卵かけごはんもお寿司も醤油なしだし、納豆もタレなしだし、久しぶりに食事らしい食事をしているなあ。MRI検査で、脳梗塞再発の兆候はないそうだけれど、微小な出血が見つかったからねえ。主治医の先生いわく、まだそう心配するレベルではないけれど、やはり用心するに越したことはないそうだよ。脳出血を引き起こす因子となるのが、高血圧なんだって。 いまの血圧は、上が140、下が90で、上が180、下が130だったころに比べたら格段によくはなったけれど、糖尿病患者は上が130台、下は80台が目標だから、努力しないといけない。

しかし、さごしのとろろ蒸し、おいしいなあ。

カレーライスやお漬物に醤油をかけ回すのが大好きだったのに、人間変われば変わるもんだね。これはおじいちゃん譲りだね。私は高血圧だったおばあちゃんの体質を受け継いだが、おじいちゃんは低血圧体質でね。

「減塩なんて知ったことか、おれの体はクジラでできているから、塩分を排出できるようになっているんだ」

と、おじいちゃんはよく豪語していたね。仕事で博多に単身赴任が長かったけれど、筑豊名物の塩くじらが大好物だったな。シロナガスクジラの赤身肉の塩漬けで、炭鉱労働者に愛されたソウルフードだね。ステーキみたいにブロック肉を焼いて食べるんだけれど、焼いているうちに肉の表面に塩が浮いてきて、真っ白になるんだ。それを沸騰したお湯で洗いながらお好みの塩味にして食べる。

あれはうまかったなあ。すみません、ハイボールおかわり! えっ、塩分もそうだけれど、それよりアルコールを控えろ? おじいちゃんは、手術をきっかけにお酒をやめた? おじいちゃんは最近までタバコも吸っていたんだから、当然だよね。 お父さんはタバコはやめて久しいんだから、もう少し甘やかしてよ? だめ? うーん、がんばって、台湾で知った飲茶道を再開するかな? 

はー、ごちそうさま。おいしかった! 毎日は来れないけれど、月に何度かは通って、応援していきたいお店だね。また明日から自分なりの「かるしおレシピ」でがんばっていくよ!


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