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新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

メアリー・エインズワース浮世絵コレクション

2019年09月12日 | アート/ミュージアム
 先週金曜、通院のため半休をとった。空き時間で、大阪市立美術館の「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション」に出かけた。  開催は知っていたが、わざわざ観に行くつもりはなかった。展覧会より、新世界の総本家更科で、帰りに親子丼を食べるのが楽しみで、そちらのほうが主たる目的だった。そういうことはよくある。午後からは仕事だから、今日はビールはなし。  女性浮世絵コレクターのメアリー・エインズワース . . . 本文を読む

浮世絵ねこの世界展

2019年08月08日 | アート/ミュージアム
 有休を利用して、『浮世絵ねこの世界展』に出かけてきた。女性客ばかりで、男性は私ひとりだった。休日なら、夫婦連れやカップルの姿があっただろう。  自慢の猫写真を見せると10%割引になるらしい。前に並んだ女性たちが、スマホの画面を見せていた。私には、何も聞かれなかった。まあ、猫好きに見えないことはわかっている。  この展覧会でいちばん好きな作品の一つが、国芳作「荷宝蔵壁のむだ書」(にたからぐ . . . 本文を読む

見ることの純真無垢な喜び ロベール・ドアノー

2012年04月03日 | アート/ミュージアム
 芸術新潮4月号──大友克洋の衝撃。  表紙イラストを20代に見せたら、「カップヌードルのCMですね!」と答えが返ってきた。そうか、やはりまだ生まれていないんだよなあ。  『AKIRA』はリアルタイム。大友克洋は偉大なアーティストだという認識はある。しかし、説明すると長くなるが、ついに「波」は来なかった。桂離宮がすぐれた世界文化遺産なのはわかるが、特に興味ないのと似ている。新作アニメは時代もの . . . 本文を読む

私は鳥が歌うように、絵を描きたい(モネ)

2011年11月14日 | アート/ミュージアム
 きょうは光の画家、クロード・モネの誕生日。  でも、グーグルのタイトル画像は変わったりしていなかったなあ。  「13日が誕生日」と書いたサイトもある。  しかしブログ更新の都合上(それか!)、きょうはモネの話。  『アバター』以降、3Dの映画も増えたけれど、  眼鏡なしで観るぼやぼや画像は、モネの「睡蓮」と同じだなあと思う。  過去エントリにリンク。  ☆印象派の水辺  「モネは眼にすぎな . . . 本文を読む

兎頭のささやき

2011年08月07日 | アート/ミュージアム
ラブリー。 http://sayo.chu.jp/ 横田沙夜個展 「兎頭のささやき」 2011年7月22日(金)~8月7日(日) ビリケンギャラリー 毎週月曜日定休 営業時間 12:00~19:00 〒107-0062 東京都港区南青山5-17-6-101 ビリケン商会 http://www.billiken-shokai.co.jp/ . . . 本文を読む

クリーチャー図鑑

2011年06月21日 | アート/ミュージアム
http://yog-blogsoth.blogspot.com/ 雨が続く。鬱陶しいニュースも続く。 こんな時こそ明るく爽やかな話題を。 ofellabutaのHugoさんがBoing Boing で知った、H.P.ラヴクラフトの全著作から登場する全ての邪神、クリーチャーをイラスト化しようというブログだそうです。 (どこが明るく爽やかやねん) 紹介記事はこちら。 http://www. . . . 本文を読む

完全無欠のサイバー乙女・スプツニ子!

2011年01月09日 | アート/ミュージアム
「芸術新潮」1月号を何気なくページをめくっていたら、素敵なメガネ。完全無欠のサイバー乙女・スプツニ子! 〈生理マシーン、タカシの場合。〉 しかし記事を読んで、会社であることも忘れて、「これだよ、これ!」と興奮のるつぼ(同僚たちも、もう慣れている)。 女装趣味のタカシくん(日仏ハーフの25歳で商社勤務)が肉体的女装を求め、生理を疑似体験できるというマシーンを発明する……というストーリ . . . 本文を読む

MAD OTOSO PARTY

2011年01月01日 | アート/ミュージアム
 うさぎ「あー、最近はお屠蘇もティーバッグ式で便利やね」  アリス「それお屠蘇ちゃう、懐中時計やん!」  やまね「くぅくぅ」  帽子屋「こら、起きなさい! お屠蘇は年若の順やねんぞ」  というのは、もちろんうそ。懐中時計がティーバッグのように見えるところが何だかおかしい。  絵はウィーン在住の絵本作家、リスベート・ツヴェルガー。場面は『不思議の国のアリス』のきちがい茶会。この人は動物たち . . . 本文を読む

スケスケ松園

2010年12月20日 | アート/ミュージアム
この絵も鼓の音がポーンと聞こえてきそうだ。ただモデルにポーズを取らせるよりは、動きを重視したらしい。歌舞伎を観ながらでも、芝居を観るよりはスケッチをしている時間の方が長かったのだとか。だから空気とか筋肉の動きとか、人間の一瞬を表すことができるんだなと感心。 簾や蚊帳ごしに透けてみえる女性の絵が良かった。スケスケでキワキワ。これが何とも言えない。 このスケスケ松園(怒られますな)の最高傑 . . . 本文を読む