未来に残したい、をさかことばの一つ。
「生きてる」
食べ物が箸から落ちたときのフォローのことば。をさかのお魚たんは、とれとれピチピチなのだ。お芋さんだって生きているのだ。コロッケなんかでもいうね。ぶた肉生なのはあかんやろ。
この言葉を教えてくれたのは、大阪に移り住んだころに付き合っていた女性だ。
食事のとき、彼女の箸から、栗ごはんの栗がポロリと落ちた。「育ちが悪いなあ」と . . . 本文を読む
江戸の日本橋は「にほんばし」、大阪のは「にっぽんばし」。これはよく知られていると思う。
しかし「おおさか」が、もともとは江戸式の発音であったことを知る人は、大阪でも少ないだろう。『東海道中膝栗毛』では、江戸者の弥次さん喜多さんは「おおさか」、大坂者の船頭は「おさか」と、使い分けられている。大正時代まで古老は「おさか」と発音していたという。(牧村史陽『大阪ことば辞典』)
言葉は世につれ、世 . . . 本文を読む
先日の堺に関するエントリの続きになる。もう飽きた? うん、こんな話より、橋下ごっこやって、いたいけな若者いじって遊んでいたほうが楽しいです。
しかしとある場所で、おれに対する批判を見て考えた。そう、おれは堺市民ではない。そして元からの堺衆と、大阪との結びつきが強い泉北ニュータウンの住民の意識はちがうだろう。また同じエリアでも意見の違いはあって当然だ。もし堺市民が読んで不快に思われたなら謝罪す . . . 本文を読む
とあるボロ会社の飲み会での大阪都分割民営化構想。
黒:なにわのブランキー堺・くろまっく
青:クールでニヒルなシステム担当
白:みんなの抱き枕兼サンドバック係
緑:金属バット野戦団戦闘員(野球部ともいう・南海族)
黒「要するに橋下のプランは、大阪と堺と関空さえあったらええんやろ?」
青「別にわしら関空いらんけど」
緑「東大阪忘れてますよ?」
青「東大阪はいっとけ」
白「吹 . . . 本文を読む
大阪都構想協議に、堺市の竹山市長が参加しないことを表明した。自由と自治の伝統を大切にする堺市民は、市域分割案に抵抗があるからだ、と。
この竹山市長は、元大阪府幹部で、橋下の府知事時代の腹心。いわば身内からの造反である。
まずは、堺市民といっしょに、この決断を歓迎したい。おれたちは、仲間たちの転向も裏切りも脱落も肯定してきた。そのたびに自己の限界を自己切開して、思想や運動を鍛え直してきたつもりだ . . . 本文を読む
山本太郎さんと間違えられて気の毒なやまもといちろうさんのブログより。
◇いま、香山リカ女史の無能さがヤバい
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/01/post-8d39.html
<橋下府政がいいの悪いのという以前に言論として有害クラスの状態です。ウェブ論壇というのがあるのかどうかはしりませんが、言うなれば理屈にすらならない無用の発言を繰り返し . . . 本文を読む
「カーネーション」がおもしろい。
テレビは社員食堂のお昼のNHKだけで、さすがに毎日は見られない。1週間くらい空くこともある。しかし途中からでも話についていけるのが、この作品のすごいところ。キャラも立っていて、一話一話の話の作りがしっかりしている。
最近では、親友の奈津ちゃんのウェディングドレスの採寸をするために、制服をわざとみたらし団子で汚して帰らせるシーンに、笑いころげた。なにわの人 . . . 本文を読む
◇超左翼おじさんの挑戦より
橋下徹批判のために・3
http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-1060.html
キンピーさんのコメントで、このブログも引用してもらっていました。
照れるなあ。
あいや、皆さんの高尚な議論に加わる気は毛頭ありません。
てか、おじさん所の海外留学行くようなボンにわけわからんもの、おれにわかるかい!
しかしキン . . . 本文を読む
きのうの続きになるが、映画『ビリケン』の「倒されたらまた建て直す」には前例がある。 初代通天閣は、戦時中、軍の金属回収令で解体された。しかしお国のお役に立つことなく、スクラップとして明石の浜かどこかに転がっていたと聞く。もう溶鉱炉を動かす燃料も枯渇していたのだろう。 現二代目は、新世界の人たちが寄付を募って1956年に再建。最初の計画では、名古屋テレビ塔より高くしようとした。しかし商店が密集してそ . . . 本文を読む
大阪に移り住んだ頃、新世界では映画「ビリケン」(1996年発表)の撮影に入っていた。阪本監督の新世界三部作では「王手」がいちばん好きだが、リアルタイムのこの作品にも愛着がある。
以下、Wikipediaの記述を借りながらストーリーをご紹介。
この作品の大阪・新世界は、2008年の大阪オリンピック誘致の候補地になっていた。そこには再開発の利権も絡んでいる。
経営が危ぶまれていた新世界の . . . 本文を読む