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日々彼是。

日々の出来事・あれこれ、を思う気儘に書き綴るページ。

其の四十

2008-01-06 | BOOKS-LIBRARY
「道具屋殺人事件-神田紅梅亭寄席物帳-」

愛川晶 著/原書房 出版

概要:高座の最中に血染めのナイフがあらわれる、後輩は殺人の疑いをかけられる、妻の知り合いは詐欺容疑…。次から次へと起こる騒動に、二つ目、寿笑亭福の助が巻き込まれながらも大活躍!落語を演じて謎を解く、一挙両得の本格落語ミステリー。

其の三十九

2007-12-25 | BOOKS-LIBRARY
「覆面作家は二人いる」

北村薫 著/角川書店 出版

概要:姓は〈覆面〉、名は〈作家〉で、ペンネーム覆面作家。本名新妻千秋。弱冠十九歳、天国的な美貌の新人がミステリ界にデビュー!その千秋さんが鮮やかに明かす三つの事件。お嬢様名探偵、誕生!

其の三十八

2007-12-18 | BOOKS-LIBRARY
「紅無威おとめ組かるわざ小蝶」

米村圭伍 著/幻冬舎 出版

概要:時は寛政。老中・松平定信が緊縮財政に躍起の時代。ひょんなことから義賊の一味に加わった小蝶は、頭領の幻之介に率いられ、萩乃、桔梗とともに田沼一族の隠し金強奪計画を決行する。忍び込む先は…エッ、松平定信の下屋敷!?隠し金はなぜ定信の手元にある?幻之介の真のねらいは?三人娘誕生の鍵をにぎる「チャーリー」は誰?息をもつかせぬ展開とどんでん返しの連続。興奮度100%のネオ時代小説。

其の三十七

2007-12-15 | BOOKS-LIBRARY
「剣客春秋里美の涙」

鳥羽亮 著/幻冬舎 出版

概要:夫婦剣士、命がけの攻防その時、藤兵衛は…?愛娘の里美が門弟の彦四郎と所帯を持ってほどなく、「大塩党」と名乗る謎の集団が、大店を襲い金品を強奪する騒ぎが相次ぐ。その矛先は、やがて藤兵衛の亡妻の生家・藤田屋にも向けられた。息を呑む剣戟、胸を打つ父娘愛―。剣豪小説の第一人者が放つ平成の『剣客商売』の呼び声も高い人気シリーズ、緊迫の第六弾。

其の三十六

2007-12-12 | BOOKS-LIBRARY
「武士道シックスティーン」

誉田哲也 著/文藝春秋 出版

概要:「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」剣道エリート、剛の香織。「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗。相反するふたりが出会った―。さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち一本。


(感想)
勝ち負けに拘る香織と、上達や楽しさを目指している早苗。
だから事ある毎に反発する2人でしたが、やがてはお互いの剣道を認め合うまでに・・・
香織と早苗の目線から、という事で交互に書かれていたのも良かったと思います。
それに何よりもラストでの、香織の心の変化・剣道に対する気持ちの変化には胸にグッとこみ上げて来るものがありました。
最後まで楽しめた1冊でした!