『ファントム』

2014年9月28日（日）のこと。

＠赤坂ACTシアター

17:30開演
1幕75分
休憩15分
2幕60分

キャスト
ファントム（エリック）・・城田
クリスティーヌ・・・・・・山下リオ
カルロッタ・・・・・・・・マルシア
キャリエール・・・・・・・吉田栄作
シャンドン伯爵・・・・・・日野真一郎

“もう一つのオペラ座の怪人”ってうたわれているけど、
『オペラ座の怪人』自体を観たことなかったので、
あらすじをしっかり読んでからの観劇。

悲しいお話だったなぁ。

ファントム、怪人というと、
人をよせつけない、おそろしい、心を閉ざし、闇に生きる人を
イメージしてたんだけど。
城田ファントムは以外と人間らしいキャラだった。
クリスティーヌと森をピクニックするシーンはかわいいくらい。
自分の姿を知ってしまった幼い頃から、心が成長していないかのよう。
だから。
クリースティーヌに受け入れられたかったときの絶望感が
悲しくて悲しくて。
救いがないじゃあないか。

山下リオさんは、A-STUDIOのMCでしか知らなかったから
こんなに歌えるとはおどろいた。

マルシアさんは、『SEMPO』のときとはまったく違うイメージで。
こっちの方がしっくりくる感じ。

お目当ての田村雄一さんは・・・
そこにいるのは分かるんだけど。
もっと、声で田村さんって分かるような、そんな出番が観たい。

終演後にトークショーがあって。
城田優さん、シャンドン伯爵役の日野真一郎さん、舞台監督ジャン・クロード役の大山真志さんが登場。
城田くんが、本番終わったのにまだ仮面つけてますかってくらいほりの深い、きれいなお顔だった。
トークショー始まった最初は、すべて出し切ったーって感じでぬけがらのような雰囲気だったけど。
そりゃあそうだよね。
あの最後の演技はそうとうのパワーいるだろうからね。

久しぶりに正統派ミュージカル観たけど、やっぱり生オケはいいね。

たっぷりもらったフライヤーのなかには来年のレミゼも。
こちらもまた田村さんのお名前があったので観に行こうっと。

カムバック・サーモン2014“男の遡上フェスティバル”

 

2014年9月19日（金）～20日（土）のこと。

怒髪天、おかげさまで30周年。47都道府県勝手にお礼参りツアー
“いやぁ、なんも、おかえしだって。”
カムバック・サーモン2014
“男の遡上フェスティバル”
＠札幌国営滝野すずらん丘陵公園野外特設ステージ

早起きして、ホテルの豪華朝食バイキング
ホテルの朝食好きの坂さんにぜひ食べていただきたい。

フリーライブのあと、帰れないこともなかったけど、
あわただしいのも何なんでもう一泊することにしてたので、
この日のお宿へ荷物を預けてに行って。
オフィシャルツアーの集合時間にまたホテルにもどってきたら、
デーンとオフィシャルバスが。
こんな張り紙。

これ見た一般の方はどんなツアーを想像するんでしょ。

バスに乗って、居眠りして起きたら景色が変わっていて。
小1時間ほどで到着。
開場の10時まで並んで待ったんだけど、ぞくぞくと人が増えてきて
すごいなーと。
並んで待ってるとステージではリハが始まって、
兄ィが全力で歌う声が聞こえてくる。
トクした気分。
っていうか、リハでそんな全力？ってとこがいいなぁ～って思ったり。

入場したら、いちおうステージ近くにレジャーシート敷いて荷物置き場確保。
PAより前には敷かないでくださ～い、ってアナウンス。
ゆるいわー。

グッズ列に並んでTシャツと千秋庵の山親爺を買いました。
あと、テイチクの福袋が1000円で売ってたので買っちゃった。
過去のイベントのノベルティや、怒髪展のグッズなど。
こんな感じ。

グッズに並んでいたら、開会宣言が始まってメンバー4人が「やん衆どすこほい」ステージに登場。
ステージっつーか櫓ね。

兄ィ自ら、シャッターチャンスですよーっていって、写真撮り放題。
櫓から退場するときもフツーにお客さんの間を歩いていくもんだから、
ハイタッチしてもらえちゃう。
日ごろスターとの間をきびしーく遮られているもんだから、
この放し飼い的な自由さにやさしさを感じちゃう。

タイムテーブルはこんな感じで、小さい方の「ラムステージ」では、
爆弾ジョニーさんのライブ

坂さん、王子、兄ィまでが飛び入りしたのでテントの隙間からチラ見。

ラムステージも気になったけど、坂さん作のクロスワードラリーゲーム「怒髪天ツウdeショウ？」に
チャレンジ。

これも坂さん画の公園内案内図

広い公園内にこんな感じで問題があって、答えを埋めていく

マスの隙間には坂さんのどうでもいいおコトバが。

公園は本当に広くて、あの世みたいなお花畑や

 

オトナも楽しめちゃう巨大すべり台も。

 

前夜祭で兄ィが、とにかくイイところ！としか言えなかったのも納得。

問題はわたしはさっぱり分からなかったけど、なんとか埋めて
坂さん画のシールをもらいました。

ごはんの行列に並んで豚丼

あと30分でライブはじまっちゃう～って時間になってしまい、
大あわて。

そして13時からマトンステージで怒髪天のライブの始まり。

このマトンステージ、RSRのボヘミアステージをそのまま再利用しているそうです。

このフリーライブ
増子さん曰く、“ライブのおごり”だそうで。

想像以上のお客さんの数に兄ィは、武道館のときみたく、
ぐっときちゃって、ヤバイ、前が見れないって言ってた。
フツーはお客さんが歌にグッときて泣いちゃうのに、自分が泣いちゃう。
自分たちで人集めてグッときちゃって、どうかしてる、と。

王子の前は、女子が多いせいか視界がよくて。
なかなかのポジションで快適。

太陽の下で聴く怒髪天、兄ィのダミ声は格別
気持ちイイ。
楽しい。

途中、♪流れる雲のようにあたりで雨がパラついて。
なんとかやりすごせるかなーと思いきや、音がするほど降ってきちゃって。
レインジャケットを着こんだ。
みんなでずぶ濡れになりながら盛り上がって。
兄ィが、晴れろ～って叫んで。
そしたら降られたのは2、3曲の間で、また晴れたんだよねー。
このときステージの上に虹がかかっていたとか。
まるで奇跡。

王子のソロのときのMCだったかな。
武道館の景色より素晴らしい、って感じのことを言ってた。

しみさんはお腹痛いって言ってトイレに行っちゃうなんていうハプニングも。
その間坂さんつないどいてーってなったんだけど、
ドラムではなく歌でつなぐドラマー。
それでこそ、です。

最後、ゲスト？になるのかな。
アナーキーの仲野さんがステージに。
♪ノット サティスファイド
わたしこの曲知ってる～と思ったら。
きっと高校んときに、やましたとかわっこのバンドでやってたんだと思う。
こんなところでこの曲に再会するとはねぇ。

兄ィは、また全国まわって稼いで、もどってくるって言ってたな。

たっぷり2時間以上のライブのおごり、さいっこうでした。

ライブのあとは、ファンクラブ侍青會のミート＆グリートなるものがあって。
その間は、やん衆どすこほいを囲んで祭太郎の盆踊りタイムが延々続いた。

メンバーが出てきて、櫓にあがって♪ニッポンワッショイ
王子の振りがテキトーすぎて、笑い萌え。

ほんとーに楽しい1日だった。

帰りのバスから虹が見えた。
すごく大きくて色も濃くって。
端から端までくっきり。
こんな虹を見たのは初めてかもしれない。

なんだか、不思議なくらい。

怒髪天におごってもらったライブは最高でした。

セットリスト
↓

 

前夜も始まっているだろう

 

2014年9月19日（金）のこと。

怒髪天ディナーショー
『今夜も始まっているだろう』
＠ペニーレーン24
19:00開場　19:30開演

楽しいことばっかりの合間にバリバリ～っと仕事しているうちに
あっというまに1週間以上ちゃって、今さらだけど思い出のなぐり書き。

怒髪天の47都道府県ツアー、彼らの地元札幌は野外でのフリーライブ
そこへ飛行機乗って行って、さらには12000円の前夜祭プランにも参加しちゃうっていうんだから、
全然フリーライブじゃないんだけどね。
なんでそんなにお金使ってわざわざ行くかって。
そりゃあ楽しいから。
楽しいにきまってるから行かずにはいられないわけで。
楽しい！しかないイベントだった。

フリーライブ前日の金曜に有休とって、今年2度目の札幌へ。
先に到着していた同志で界隈のお友達と、大通り公園で合流。

大通り公園では、さっぽろオータムフェスタ2014なるものをやっていて。
おいしそうなお店がいっぱい並んでいた。
雨が降ってきちゃって肌寒かったんだけど、まずはビール

 

厚岸の焼き牡蠣とホタテ
ほんとフェスティバルだよ、コレ。

前夜祭の会場は琴似駅近くのペニーレーン24

ここTOKIOがデビュー前にライブやったって言ってたとこだよね。
小さなライブハウス

前夜祭のチケット（と言ってもA4コピー用紙の4分の1サイズのペラだけど。）には

※1ドリンクならぬ、1石狩鍋付きの一夜限りのディナーショー。
一体、何が始まるのか・・・。乞うご期待。

なんて書いてあって。
どんななの～ってわくわくしつつも、いや、きっと紙カップで石狩鍋1杯が
配られるんだよーって言っていたら。
案の定、入口でカップによそった石狩鍋が配られた。
ライブハウスのなかが、遅れて行った忘年会の匂いになってるって。

しっかりと場所取りしながらいただく。
なんか文化祭みたい。
ちゃんと鮭も入っていて、おいしくいただきました。

空になったカップどうすれば？って、ちょっと離れたとこにあるテーブルに
置きにいっても自分のもといたポジションはそのまま空いてるし、
お近くの人が受け取って置いてくれたり。
平和です。

坂さんが出てきて、メンバー呼びこんで前夜祭の始まり。
坂さんがMC役ってことで、何枚ものカンペを握りしめての進行
王子が真っ赤なブーツをはいていたのに目が奪われたー。
なかなかないよね、赤いブーツ。
トークはおもに、4人の生い立ちやなれ初め？
初めて会ったときの印象とか。
どんな話だったかあんまり覚えていないけど、
くだらなくてずっと笑いっぱなし。

坂さんのお母さんが坂さんそっくりだとか、
王子の双子のお兄さんも王子を細くした感じでそっくりだとか。

坂さんの進行がぐだぐだで兄ィにつっこまれてしどろもどろなんだけど、
王子がちゃんと話をひろって進めてあげていて。
王子やさしいー。
ライブのときの王子は表情も動きも大きくて、見ててホントおもしろいというか
目が離せないんだけど。
トークのときも、客席にむかって同意をもとめるときとか、
本気で“そうだよね？”っていうような表情をするもんだから、
こっちもぶんぶん首降ってうなずいちゃうっていう。

怒髪天のいままでの話のなかで、上京するって話になったとき。
王子は東京には行きたくなかったと。
暑いし、ゴキブリいるじゃない、って。
ゴキブリ嫌いって言う王子がかわいかったー。

フリーライブの会場の話になって。
初めて現場を見たらしいんだけど、そのときステージを設営していた人が
高校の同級生で、20数年ぶりに再会したそう。
30周年のライブを地元でやろうってなって
その現場で高校の同級生に再会なんてすごいなぁ。
王子、感動の様子だったけど、そうだよねー。
そりゃあ感激だよね。

会場の滝野すずらん丘陵公園がいかに良いところかっていうのを
伝えようとするんだけど、兄ィも王子も、
とにかくいいところ！としか言えないのがおかしかった。

兄ィは、お花も咲いていて、あの世みたい、とか言ってたし。

そんなトークで大笑いしておひらき。

今回のこの前夜祭オフィスアルツアーに申し込むと、
坂さん作の北海道ウォーカー vol.1がもらえて、こんな感じ。

 

 

坂さん力作。

そして、我々はすすきので軽く飲んで。

コンビニでこんなの見つけた。
こっちじゃあ見たことないような。

いつもよりちょっと豪華なホテルで翌日にそなえて就寝ー。