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『心星ひとつ みをつくし料理帖』高田郁

2012-03-29 23:57:30 | 本のこと

大好きな、みをつくし料理帖シリーズの第6弾
お話を重ねるにつれてどんどんおもしろくなってくる。

今作では、澪に吉原で天満一兆庵を再建しないかという話がきたり、
登龍楼を譲りうけないかという誘いがきたり、と
少女マンガみたいな、いわゆる“主人公モテモテ現象”なんだけど。
澪と、つる屋のひとたちのひたむきさがいいんだなぁ。
吉原にいる幼馴染の野江とのつかの間の逢瀬や、
美緒との再会。
そして、澪の想い人、小松原との急展開。
いやいや、このまま嫁に行っちゃうのか?どうなの?っていう
いいところで終わっちゃって、続きが気になってしょうがない。

巻末に、『みをつくし瓦版』っていうちょっとしたおまけコーナーがあって、
作者が質問に答えてくれているんだけど。
作者のなかではもう最終話のタイトルと場面も決まっているとか。
ほーお。
天満一兆庵の再建か?
野江ちゃんを見受けできるのか?
小松原は?
気になるーっ。

つる家のお客さんが、お料理をおいしそうに食べるシーンがすごく好き。
人はおいしいものを食べると幸せな気分になるけど、
おいそうに食べる顔を見ても同じように幸せな気分になれるのかもしれないなぁ。

 

心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)

クリエーター情報なし

角川春樹事務所


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