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『ワールド・トレード・センター』

2006-10-11 23:59:55 | └映画のこと
@有楽町 日劇

監督:オリバー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、
   マリア・ベロ他
上映時間:2時間9分

2001年9月11日の米同時多発テロ、崩壊したワールド・トレード・センターから
奇跡的に生還した二人の警察官と家族の実話に基づいたストーリー

映画としてデキが良かったとかどうだったかとかいうよりも
やっぱりドキュメンタリーとして観てしまった。

テロという視点ではなく、生きて還った人とその家族の視点から
作られているので、ビルに飛行機がぶつかる瞬間の映像とか
崩壊する映像というのは出てこない。
瓦礫の下敷きになって励ましあう二人と無事を祈る家族。
自ら救援にやって来た海兵隊に発見された二人。
最初に1人だけが救出されるんだけど、1人残されてしまったとき
自分も助かると思えるか、あるいは置いていかれた、もうダメだと
思ってしまうか、それがその人の生命力、人間力なんだろうか。
もしも自分がそんな局面に立たされることがあったら
三途の川を引き返してくる“力”や呼び止めてくれるものは何なんだろう、
なんて思ったりした。

これは生還した二人のドラマだけど、現実には3000人近くの人が亡くなって
その人たちそれぞれに語られないドラマがあると思うとやりきれない。
この映画の公開は、世間では時期尚早とか、多くの犠牲を金儲けに
使ったとかいう評判もあるらしいけど、出演したニコラス・ケイジは
出演料を寄付したそうだ。

監督のオリバー・ストーンは、生還した2人のドラマを通して、
希望とか勇気とか、助け合うこと、それから犠牲になった方への鎮魂を
伝えたかったのかな。
分からないけどね。

ところで、ニコラス・ケイジ出演作を久しぶりに観たけど
なんだか感じが変わったと思うのは気のせい?
それとも口ヒゲのせい?
まさか増毛なんてしてないよな。

今日は時間の都合で珍しく有楽町での鑑賞だったんだけど、
スクリーンが大きいっつ
やっぱ池袋とは違うわ~

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