キクイモ収穫祭

泰阜村は高速ICや地域の基幹道路（国道）などから離れた場所のため、いわゆる「観光地」からは遠くかけ離れた存在です。
観光立村を目指していないし、村内に人を集めるイベントは苦手としてきました。

ある時、「長野県町村会」という組織が、「県内には多数の自治体（町村）がありますから、それぞれ独自の収穫祭をやりましょうよ。メディアへの紹介は県町村会でやりますよ」と言い出しました。

その頃は、泰阜村には秋に人を誘客するイベントはなく、「泰阜村には関係ない話だなぁ」と思っていたのですが、H18年度に「だんだん規模が大きくなってきましたから、全町村で何らかの収穫祭をやってくださいよ。泰阜村さん、お願いしますよ。」と言われてしまいました。

げげげげげ！ついにこの日が来てしまったか。
そんな頃にキクイモの研究をしていた事と、「後発の収穫祭だからキクイモの収穫祭なら他所とかぶる事はないよなぁ。」と思ったことが、キクイモ収穫祭の始まりです。

慌てて何をするか考えて、「キクイモ掘り取り体験」と「重さぴったりコンテスト」（5kgの袋詰めをつくる）、あとはキクイモ料理を提供して物産展をやればいいかなぁと考えました。

昨年度は畑の都合などで（連作障害が気になったなど）で開催しませんでしたが、（少し）お叱りをいただいたので、「ありがたいことだなぁ」と思いつつ、今年は
開催したいなぁと考えています。

ただ、11月中旬の物産って、泰阜村にはあまり売るものがないんだよねぇ。泰阜村の主力野菜は終わりだし、市田柿には早いし。
本当にキクイモ掘るだけなんだけど、いいのかなぁと思ってしまいます。
キクイモって他の農作物と時期がズレているので、耕作にはいいと思うのですが、イベントに絡めようと思うと、なかなか難しいなぁと思います。

どなたか、「こうしたら面白い」というアイデアはないものでしょうか。
長々書いてきましたが、結局これが言いたかった。