キクイモによる地域振興 「泰阜村を黄色く染める会」

耕作放棄地対策の一環として、キクイモの栽培に取り組んでみることにしました。果たしてキクイモは、田舎の山村を救うのか!?

大人の婚活

2012-02-05 22:56:47 | その他

 泰阜村でもときどきこうした事業を開催していて、ある農家の人がこれを契機に結婚されるのだと聞きました。

 その人のお父さんが話してくれたので、間違いない話と思います。

 「俺もこれで肩の荷が下りた」と、とても嬉しそうに話してくれたのが、印象深かったです。

 結婚は個人の生き方の問題で、他人がどこまで関与するかは難しい問題と言われます。

 けれど、以前、農業改良普及センターが開催してくれた話の中で、「一人で農業をやっていると、病気などで作業できなくなった時、収入が絶たれる。それは直ちに廃業の危機」という意見がありました。

 なるほどなぁと思いました。

 今日の農業は、機械設備などにお金がかかり、結構な額の借り入れもあると思うから、出荷できない → 収入がない → 農業を継続できないという落とし穴は、あり得る話かと・・・

 村内にも40代で独身の農業者が数名。今は両親が一緒に働いているのでいいけれど、10年後にはその両親も農業が十分できるとは思えないから、まさに前述の状況は起こりうる話。

 一生懸命やっている人には申し訳ないけれど、そう思えてしまいます。

 農業を支えるために、婚活は行政がやるべき大切な仕事かと。

 阿智村さん、いい仕事するなぁと思うし、成果が上がるといいなぁと思います。


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