花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

浄土平周辺の花と風景その1

2018年06月18日 21時04分17秒 | スポーツ・トレッキング

いまや盗掘などで数が激減したという浄土平周辺に咲くノビネチドリ


草むらの中のノビネチドリ


17日の午前中は、この周辺を歩いた、浄土平湿原では ワタスゲの群落を
桶沼ではブルーに輝く神秘な湖を、吾妻小富士では激変する天候のドラマを
地図からも判る通り、吾妻小富士の火口壁は意外と広く、私はゆっくりと
反時計回りに一周した。

 
湿原に咲くイソツツジ


いたるところに咲いていたツマトリソウ、しかし縁が紅いツマトリソウは
見つけられなかった


湿原にも土手にも咲いていたイワカガミの群落


恐るべき外来種の西洋タンポポ


ナナカマド、この木は七回もカマドにくべても燃えないと言う事で
命名されたが、つくば実験植物園の説明版には、実際には良く燃え
スミなどにも使われると書いてあった。
著名な学者でも間違いはあるさ、「人間だもの」って誰かが言ってたよね(笑)


湿原を流れる小川を渡るが、この小川は、阿武隈川の源流のひとつ


前でも紹介したワタスゲの群落写真は、橋を渡った2つ目の湿原に有る


ここには浄土平湿原の成り立ちを説明した説明版がある
写真では読みにくいと思うので、書かれている内容を記載します

浄土平湿原
吾妻山系には、浄土平をはじめ谷地平、酸ケ平、鳥子平、景場平といった
湿原があちらこちらにあります。
浄土平湿原は、地表近くに積もった火山灰層が風化し、水をとうさない層
となり、地表に水がたまってできたもので、有名な尾瀬ヶ原湿原とは、出来方
が違っています。
 高いところにあるのが高層湿原、低いところにあるのが低層湿原と誤解して
いる人がいますが、これらは湿原形成の状態をいい表す言葉です。
 
この浄土平湿原は、高層湿原ではありませんが、モウセンゴケ、ワタスゲ
ツルコケモモ、イソツツジ、エゾリンドウ、ミズゴケ
、などの湿原植物がみられます。

このコースは、スカイラインに突き当たりますか、スカイラインの車道を渡ると
桶沼への遊歩道入口に行けます。


桶沼への入口 「桶沼 経由兎平野営場」の案内が出ている


桶沼入口周辺の草むらには、ツマトリソウの群落が広がる


ツマトリソウ


これも桶沼入口付近に群落が有ったスミレで、たぶんウスバスミレでは
ないかと思うが、同定のポイントを撮影していなかったので断定できない


登り道の途中に、サンカヨウが緑色の実をつけていた


同じくエンレイソウも実になりかかっていた


火山湖の桶沼は、ブルーの神秘的な色を見せていた








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。