キツネノカミソリ、ヒガンバナ科ヒガンバナ属
キツネノカミソリの群生地に行ったら、8月7日に見に行った時より花が無い
パラパラと咲いているのみで、とても群生地とは思えない有様。
どうやら今年はキツネノカミソリの外れ年なのかもしれない。
キツネノカミソリの果実と花が同居
ヒガンバナ科のヒガンバナは、不稔で知られているが、この花は果実を
付ける。
果実は3室に分かれ、中に数個の黒熟する実があるらしい。
彼岸花の彼岸とは、この世とあの世を分ける三途の川の向こう側という意味で
悟りを開いた仏様の住む世界を表すという。
この三途の川を渡る方法が、古くは、行いの良い人は橋を渡り、悪い人は悪鬼の
住む川に投げ込まれたという。
それが船で渡る方法に変わったのは平安末期で、渡し賃として文銭が取られる
ようになり、今でも葬儀の時、紙に書いた文銭を死者の持ち物として持たせるという。
ネットで三途の川を調べていたら、女性の三途川の渡り方に、性交した最初の男性に
手を引かれて渡るというのがあり、何やらキナ臭い話まである。
ミヤマウズラが一株、花を咲かせていた。
咲いていたのは、下側の一輪のみであったが、他の場所では全部蕾だったので
今年見たミヤマウズラの一番花である。
花の正面の画像
ちょっと拡大してみると、冷や汗をかいた人に見えるぞ(笑)
トンボソウ、雨の中で咲いていた。
トンボソウ群落、今年はトンボソウの群落をあちらこちらで見かける
トンボソウにとっては当たり年なのだろう。