花の詩山の詩

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アズマレイジンソウとツクバトリカブトの開花始まる

2017年09月20日 23時11分54秒 | スポーツ・トレッキング
筑波山のアズマレイジンソウとツクバトリカブトの開花が始まった
どちらもキンポウゲ科トリカブト属なのだが、レイジンソウは花が
下から咲き、鳥兜は上から咲く


アズマレイジンソウの色の薄いタイプ


色の濃いタイプ


名前は、雅楽を奏でる伶人の冠に見立てたもの
花のつくりは、鳥兜と同じように、上の兜部分は上萼片
上萼片の先端は後ろに曲がる。ここに花弁の距が収められている
下の左右に側萼片、その下に2個の下萼片


側萼片の内面に毛がある、奥に多数の雄しべがある、雄蕊は無毛


4倍に拡大して撮影したマクロ


アズマレイジンソウの花柄には屈毛が多い(普通のレイジンソウは開出毛)


ツクバトリカブトは筑波山で発見されたことによるが、固有種ではなく
東北地方南部の太平洋側から、関東地方のほぼ全域と中部地方内陸部の
高原に分布すると言われている。。
花は上から咲くので、この株は咲き始めの典型


毒草なのに冠が虫に食われています


花の正面から
ツクバトリカブトの花柄には、屈毛が密生するが、その様子を
撮り忘れたので、次回に掲載する予定


筑波山のアケボノソウも咲き始めで、まだまだ蕾が多い






アケボノソウの蕾、こうしてみると花の様で美しい


オケラも一株のみ咲いていた




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