手垢のついたメモ帳

ヤクザが出家して、障害者福祉に従事。必死に歩いた過去の懺悔帳?

当然のことながら

2015年03月16日 | Weblog

退院後9日経過。

今日は病院に行ってきた。

多摩北部医療センター消化器内科。

血液検査では腫瘍マーカーの値が高くなっていた。

まぁ、抗癌剤を使っていないのだから、病状の進行は当然だ。

そして、告知時に受けた余命3ヶ月からみれば

既に一ヶ月が経過だから、その分進行はして当たり前だ。

それに即した対応を考えて工夫するのみ。

 

正直なところ、痛み止めとその他の投薬が効果をもたらしているので、

自覚的にはそれほどの深刻な症状を感じていなくて、

入院前よりはるかに身体がラクな為に、

ある意味では病状の停止または改善と勘違いしていた部分があった。

しかし、腫瘍マーカーの値を眼にすると、やはり現実を思い知らされる。

医者に言わせれば、即座に入院して抗癌剤の投与を始め

延命を図るべきと考えるのだろうが、

俺的には病院に入ったまま、ベットの上で薬だけを

飲む毎日は意味がないと思う。

しかも、自分に合う抗癌剤に出会うまでに様々な副作用で苦しみ、

苦しみながらも日を重ねる事になると思うと、

自分自身が酷いと思うのだ。

それよりも、例え短くなろうともやりたい事をやり、

動ける間は動きたいように動くほうが

精神衛生にも遥かに良いのではなかろうか?

 

現実問題として死に直面すれば、様々に揺れる思いはあるが

しかし、基本は「自分の人生に納得できるかどうか?」だろうし、

100%の納得は有り得ないだろうから、結局は納得のハードルを

どこに置くかは自分次第だろう。

 

ベッドの上で抗癌剤の副作用と戦い、

そのままやりたい事もやれずに終わるか、

やりたい事をやる代わりに命を削るか・・・だな。

俺は後者でありたい・・・。


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1 コメント

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Unknown (藤原)
2015-03-17 02:23:47
その決め方、私もまったく同じです。正しいと思う。
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