手垢のついたメモ帳

ヤクザが出家して、障害者福祉に従事。必死に歩いた過去の懺悔帳?

女と男

2013年03月28日 | Weblog

「男と女」としなかったのには訳がある。

俺の知り合いの話しだ。

状況はまだ進行中のことなので、若干の脚色を加える。

仮にA子という名にしておく。

年齢は・・・若くはない。

まぁ、そこそこの年齢だ。

彼女は旦那持ちだ。

30代で結婚したが旦那とうまくいかず、

何度か離婚を考えたが、それも成立しないままに男ができた。

男は・・・旦那の同僚だった。

此処までは、そう珍しい話しではない。

旦那の同僚とか友達とかの不倫話はよくあるケースだ。

俺は、何度か彼女に「男の存在だけでも当然旦那は怒るが、

相手が自分の同僚と知れば、刃傷沙汰になってもおかしくない。

同僚の女房に手を出すような男なら、余程の覚悟があるか、

または、いざというときは自分だけ逃げ出すかのどちらかだ。

考えた方が良い」とアドバイスをした。

彼女に聞いた話では、男は旦那にばれたらシラを切り通すと言って

るらしい。

さらに、彼女が突っ込んで男に訊くと、

「夫婦の問題だから、俺は関係ない」と言うそうだ。

俺はそれを聞いて益々彼女の相手に不信を持った。



「どんな問題であれ、あるいは男・女に関係なく、

何かに係わる時は、すべて背負う覚悟が必要だし、

そこから生じる結果も背負うしかない。

旦那を裏切ってその男に走るなら、

結果がどうなっても逃げたらあかんし、

そうする事で例えばすべてを無くしたとしても、

それは仕方ないことだ」

色々とアドバイスをしたが結局、彼女は旦那から逃げた。

人間的には良い女性で、

年齢の割りに純粋(幼い?)な人なのだが、

それだけに眼の前しか見れないのだろうか?。

まぁ、男と女はそれぞれに模様が違うから分からないけど、

いやはや・・・・、勿体ない人生だ。

仕事にも真面目だし、内面的にも可愛い性格のヒトだから、

出会う相手さえ間違えなければ、きっと良い人生を築けたろう

に・・・。