手垢のついたメモ帳

ヤクザが出家して、障害者福祉に従事。必死に歩いた過去の懺悔帳?

突然の終章

2015年02月26日 | Weblog

長い間の更新放置だったが、突然ながら終章となる。

 

この最近まで特に大きな異変も自覚する事無く、日々を積み重ねてきたのだが、

半月ほど前から物が喰えなくなって、仕方なく病院に行った。

診察結果は、  膵臓癌・肝転移・リンパ節転移 の診断だった。

このまま放置すれば、一ヶ月で昏睡状態。

手術して胆汁の流れを確保し、抗癌剤治療をして六ヶ月の余命。

抗癌剤治療をしなければ、三ヶ月の余命との宣告!

 

膵臓が腫れ上がり、胆嚢を圧迫して胆管を流れる液の流動を妨げ、

食物の消化が出来ずに黄疸を発症している。

体力はどんどん落ちて、気力も萎えてきた。

抗癌剤を使っても、癌の治療と言うよりも「延命治療」ということであり、

いわゆる「末期癌」と言う診断結果だ。

一昨日の出来事・・・。

昨日、別の病院に行き診断を仰いだが結果はまったく同じ所見だった。

 

さて、どうしたものか・・・?

否、どうしたものかは決まっている。

一分・一秒を惜しんで、終末準備を整えるしかない。

抗癌剤治療、いわゆる延命治療はしない。

それは昔から決めていた。

とすれば、医者の言によれば「余命三ヶ月」と言う事になるが、

それはそれで現実なのだから、受け止め向き合うしかない。

67歳の誕生日まで持つかどうか・・・。

内心では「なにクソ! 1年は生きてやる」と思ってはいるが。

ともあれ、青天の霹靂としか言いようがない・・・。

 

思い返せば、俺は本当に幸せ者だ。

とりあえず、現実を数名の知人・友人にメルしたら、泣きながら電話をくれた人間が5~6人いた。

正直なところ、突然の死に直面する場面は何度も経験してきたが、

突発的な揉め事で、殺るか殺られるかの場面しかなかった。

このような場面は予想してないことで、筋書き違いもいいところだ。

俺的には余命宣告を受けた瞬間も、特に動揺も無く「おいおい、俺の段取りと違うやないけ」程度の

受けとめだった。

思い返せば、走り抜けた66年だった気がする・・・。

 

とりあえず、今後の更新が可能かどうか不明なまま、終わる・・・。