長い間の更新放置だったが、突然ながら終章となる。
この最近まで特に大きな異変も自覚する事無く、日々を積み重ねてきたのだが、
半月ほど前から物が喰えなくなって、仕方なく病院に行った。
診察結果は、 膵臓癌・肝転移・リンパ節転移 の診断だった。
このまま放置すれば、一ヶ月で昏睡状態。
手術して胆汁の流れを確保し、抗癌剤治療をして六ヶ月の余命。
抗癌剤治療をしなければ、三ヶ月の余命との宣告!
膵臓が腫れ上がり、胆嚢を圧迫して胆管を流れる液の流動を妨げ、
食物の消化が出来ずに黄疸を発症している。
体力はどんどん落ちて、気力も萎えてきた。
抗癌剤を使っても、癌の治療と言うよりも「延命治療」ということであり、
いわゆる「末期癌」と言う診断結果だ。
一昨日の出来事・・・。
昨日、別の病院に行き診断を仰いだが結果はまったく同じ所見だった。
さて、どうしたものか・・・?
否、どうしたものかは決まっている。
一分・一秒を惜しんで、終末準備を整えるしかない。
抗癌剤治療、いわゆる延命治療はしない。
それは昔から決めていた。
とすれば、医者の言によれば「余命三ヶ月」と言う事になるが、
それはそれで現実なのだから、受け止め向き合うしかない。
67歳の誕生日まで持つかどうか・・・。
内心では「なにクソ! 1年は生きてやる」と思ってはいるが。
ともあれ、青天の霹靂としか言いようがない・・・。
思い返せば、俺は本当に幸せ者だ。
とりあえず、現実を数名の知人・友人にメルしたら、泣きながら電話をくれた人間が5~6人いた。
正直なところ、突然の死に直面する場面は何度も経験してきたが、
突発的な揉め事で、殺るか殺られるかの場面しかなかった。
このような場面は予想してないことで、筋書き違いもいいところだ。
俺的には余命宣告を受けた瞬間も、特に動揺も無く「おいおい、俺の段取りと違うやないけ」程度の
受けとめだった。
思い返せば、走り抜けた66年だった気がする・・・。
とりあえず、今後の更新が可能かどうか不明なまま、終わる・・・。