クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

境界線

2016年10月20日 20時11分07秒 | 日記
今日は朝からすごい雷と雨と風でしたね。
びっくりしてどこから音が聞こえてきているのかわからないほどだったし、
雷の音なのか風の音なのかわからないくらいに
長い時間鳴っていました。
登校時間にかぶっていた学生さんたちはびしょ濡れになって大変そうでした。
帯広ゼミナールにやってきたHちゃんも靴がびしょびしょでまだ乾いていないと嘆いていました。
朝の天気からずーっと不安定な天気が続いてます。
雨が降ったり風が吹いたりと落ち着かなくてそわそわしますね。

昨日CDを色々流したクラムボン。
HちゃんがCDを持参してきてくれたことで
今日も音楽につつまれていました。
中には童謡を集めたCDもあって流してみるとなんとも言えないのんびり空気に。
それに包まれながら来週行うハロウィンパーティーについて話し合いをすることに。
例年ハロウィンパーティーはご飯を作ってお菓子を作る程度でしたが、
今年は何をやりたい?と聞いたところ「仮装!」とのお答え。
そんなわけで今年は仮装をすることに。
各々当日まで準備してお披露目するのだそうです。
みんな脳内にすでにプランはあるようですごく楽しそうでした。
私はどうしようかなぁ・・・。

今日の午後は二手に分かれて行動をしました。
Hちゃんとスタッフ山口は本日帯広で行われている高文連の
写真部全道大会の講演を聞きに帯広市民文化ホールへ。
高校時代写真部だった山口が情報をキャッチし、
お誘いしてみたら「ちょっと興味がある」とのお答えをいただいたので行ってきました。
講演は矢部志朗さんという音更や帯広で野生の動物写真を撮っている方が、
自身が撮った写真をスライドで見せてくれながら技法だったり、撮影時の様子だったり、
その動物の習性を教えてくれたりというもの。
エゾリスは外敵から身を守るために産後2.3日で子どもを咥えて移動し巣を引っ越しする話をしながら
見せてくれたのはまだ目も開いていない子を咥えて走る母親リスの姿が写った写真。
母はどの世界でも強しですね・・・。
他にもエゾモモンガやシマリス、様々な野鳥、白鳥の大移動、
飼い猫と野生のキタキツネが縄張り争いをする写真などたくさんの写真がありました。
2時間の講演なんてめったに聞くことがないHちゃんは
「かなり疲れました」とへとへとの様子だったのでした。
写真を撮った場所の多くは音更神社ということでした。
それにしてもこんな近くに動物がたくさんいるところがあるのはとっても魅力的です。
今度クラムボンでも行ってみたいなぁと思いました。
一方Nちゃんと鈴木さんはクラムボンで過ごすことに決めて
午前中に引き続きCDを聞いて過ごしていたのだそうです。
話を聞いていると昨日発掘していないCDもたくさん流していたご様子。
みんなで協力したらちゃんと曲順リスト作れるんじゃないかしら。
でも気が遠くなりそうなので、そのうち・・・。
そしてハロウィンパーティーについても議論をしてくれたそうで、
議論メモが残されておりました。
これを元に再びみんな集まったとき会議をして決めていきたいと思います♪

夕方からはおびひろゼミナール。
今日は某学校の2年生は職業体験があったとのことでちょっぴりお疲れモード。
話を聞くと飲食店に行ったTくんは一日立ちっぱなしだったからすごく疲れたとのこと。
確かに中学生は立ちっぱなしで何時間も過ごすことなんてないですもんね。
お疲れ様でした。
学習を終えた後は各々ゲームしたりおしゃべりしたりしていたのですが、
SちゃんとNくん、山口が盛り上がっていると1人2人と増えて大人数での談話タイムに。
本日のテーマは「どこからが浮気か」というもの。
なんだかテーマはとっても大人。
「一緒に下校したら浮気!」という人。
それを聞いて「さすがに厳しすぎるよ!」と反論。
「でも自分もされたら確かに嫌だな・・・」と納得する人。
ちなみに山口が「漢字のテストを他の女の子と交換して採点し合うのは?」と聞いたら
「それは絶対浮気!絶対駄目!!」と怒る人一名。
「いや、それは先生に言われてる場合が多いから仕方ない!それは厳しすぎる!」という人多数。
浮気の境界線、人それぞれです。
スタッフ、子ども達から色々学ばせて頂いています。
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