冬整備総集編

こんばんは
整備担当というとても気楽な役職をもらった上村です
KUOSCでは毎年12月に役職を引継ぎ、僕たちの学年が主導の初めての整備でした
といことで(？)今回は例年よりちょっと気合を入れて整備をしました
ブログ用にカメラマンを頼んでいた人がいるのですがその人の携帯がぶっ壊れてデータが無いらしく写真は少なめです
○木！
ティラーなんかの木部がニスが剥がれ風雨にさらされ可哀想な感じになっていました・・
ニス全剥離→パテで整形→ニス塗装→研ぎ出し
今までの劣化がひどくツルピカとまではいきませんでしたがまあまあそこそこの仕上がりです

○ウインチ
これはいつもやってることですね
全バラしして汚れを落とし、壊れたパーツは交換してグリスを塗って組み立てます
いわゆるオーバーホールというやつですね

練習中にウインチがバラバラになり洋上で修理の図
こんなことにならないようにしっかりやりましょう
我々のヘビーユースのためかなりガタがきていますがドラム部分だけの交換パーツが一つ10万円近くするそうです
意地で維持です!

○艤装品
船を使っているとだんだんとシートやブロックその他艤装品がいたんだり壊れたりします
交換するのですがヨットのパーツは超高価＆予算は限られているので全部新品にするわけにはいかず限られた予算をどう使うか、快適なセーリングができるかは副部長たけわかのセンスにかかっているのです!

○船体ツヤだし
主にコックピットをコンパウンドでひたすら磨いてもらいました
船齢25年超(？)の船体はかなり手強かったみたいでいい筋トレになったかな？(笑)

○ハル黄ばみ落とし
船を海につけておくと水面近くのハルが黄ばんできます
そこで「サンポール」です!
塗って数分待つと・・・
↑
境目がわかりますか？？
ちなみにこの黄ばみはコップなんかに付く「茶渋」と似たようなモノらしいです
じゃあこれは海渋・・・？
どうでもいいですね・・

○エンジン
現在J24には4ストローク船外機×3を使っています
まずはインペラ交換
冷却水のポンプのことです
ゴム製部品のため定期交換が必要です
次に交換するのは僕が卒業した後かな()
↑艇庫に長年眠っていたエンジンのインペラ
こうなると冷却水が上がらなくなりオーバーヒートしてしまいます

エンジンオイル交換
3つのエンジンのうち2つはちゃんと交換されていたみたいなのですが1つは交換されていなかったらしくかなり酷いオイルが出てきました・・・
例えるならば原油？(見たことないけど)
ギヤオイル交換
ドライブ部分のオイルも交換します
これまた酷いオイルが出てきました・・

○セール！
ヨットのエンジンですね
リーチリボンを付けたりスピンのピンホール修理をしてもらいました
それから破れたウインドウ部分(透明なとこ)を交換してもらいました
新しいウインドウはホームセンターの透明テーブルクロスです!ちゃんと使えるのかは謎！
そういえば自分は今までウインドウを通して向こう側を見たことがあったかな・・？

○ラダーのガタ修理
オンディーヌのラダーがガタガタだったので修理しました
ピン？ボルト？を刺す方式なのですが磨耗もあるみたいですがそもそもサイズが合ってないピンが差し込まれていたみたいです
新しいピンを作ってもらい、ラダー側だけ少し穴を広げ・・・スコン！と収まりガタはなくなりました

○船底！
今回は今までの厚化粧船底塗料を全剥離することとなりました
これがかなりキツかった・・・
スクレーパーでバリバリと気持ち良く剥がれる船も有れば塗料の食い付きが良すぎ、まるで木彫りでもしているのか、といようなはがし方となる船もありました
剥離剤も使いましたが効果は微妙でした・・・
かなりの時間と体力が奪われましたがみんなでぺちゃくちゃ喋りながらやるのも楽しかったからまあいいかな
塗装です！
船底をキレイにしたおかげで気持ち良く塗れました！

整備総集編でした!↑むーちょ氏＆クライナーベルク＆深江丸夏は「ＡＲＭＹ」冬は「ＷＡＬＫ」なちゃんまな氏（服の文字）
明日から練習再開です！
頑張りましょう