久遠乃光

写真付きで日記や趣味を

ぶらり、下妻の旅

2011年11月21日 21時44分15秒 | 日記
ぶらり、下妻の旅




関東平野を走るローカル列車、
取手から関東鉄道でぶらり旅
たまたま乗車した電車の終点・下妻駅で下車することに。

ぶらり歩いて300メートルに「下妻市民文化会館」なる公共建造物。
そこで何にやら、催しが…。
立て看板を見ると、「中之島流大正琴」の発表会とか。
なんと無料!

さっそく会場内に入ると丁度、開演時刻を知らせるブザー。
大正琴の演奏会ってどんなものかと座席に座り
聴かせていただくことに。
な、な、な~んと、目が点になってしまうほどの演奏。

こういってはいけないけれど、
ご年配の方々の趣味の程度のものと
タカをくくっていましたが、
ひえーって、心が惹かれちゃい、
適当に席を立ってと思ってましたがクギづけ。

趣味の世界をはるかに超えた庶民のオーケストラ!
心にジンジン沁みるその旋律。アンサンブル演奏の数々。
特別ゲストで、曲に合わせてフラダンス、
また滅多に見られない「無形文化財車人形」も登場。

恐れ入ったのは、ヴェートーベンの「運命」の演奏。
たかが大正琴、ではなく、「ホントに大正琴ですよね」って
隣に座っていたご婦人に話しかけてしまったほど。
いやはや、心豊かなひと時を過ごした価値ある旅でした。