久遠乃光

写真付きで日記や趣味を

スパシーバ in ロシア

2016年04月15日 18時38分21秒 | 日記
ヨーロッパとアジアにまたがり、
世界最大の広大な領土を持つ国・ロシア。
自然環境と人々のおおらかさが魅力の国ともいわれている。
私にとっては神秘の国。成田から約9時間40分の空の旅で、
やっとやっと、たどり着いたモスクワ。

モスクワ空港から乗り継ぎ手続きをして、
再び約1時間15分をかけて✈サンクトペテルブルクの夜景が広がる。

旅の緊張感もあってか持病の腰痛も気にならず? プルコボ空港に到着。
観光バスにて約40分、ホテルへ直行。ここでちょっぴり疲労感が…
でもスーペリアクラスのホテルだけあって外観室内もなかなか豪華、満足。

<西欧に開かれた窓――サンクトペテルブルク>

ドイツからの開放の「勝利の記念碑」そして
この人はタクシーを止めようとしているのかな?「レーニン像」


1830年の「モスクワ凱旋門」


ロシア革命の記念碑に、ロシアに来たんだ、という実感が……。

血の上の教会


ピヨートル大帝の青銅の騎士像


●エルミタージュ美術館
今回の旅のメインでもある。心に焼き付けるように
創立50年の世界でも名高い美術品ばかりをコレクションした美術館に見入る。
モネ、ルノアール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソをはじめ
西洋絵画などなど、約350万点以上もの文化遺産と美術品が展示。
そのいくつかを写真に収める。

ポール・ゴーギャン「実を持つ女」


アンリ・マティス「会話」


パブロ・ピカソ「アブサン好きの女」


レオナルド・ダ・ヴィンチ「花を持った聖母子」


ミケランジェロ「うずくまる少年」


ディエゴ・ヴェラスケス「朝食」


レンブラント「ダナエ」


ティツィアーノ「改悛のマグダラのマリア」



これら壮麗な宮殿とその内部を飾る美術品に心打たれる。
この他、彫刻や絵画、線画、タペストリー、彫刻、ガラス製品、ブロンズ
及び銀製品、貴金属性の宝飾品など大量に。

●エカテリーナ宮殿



ピョートル大帝の妃・エカテリーナ1世のために建設されたのが起源。
1752~1756年にかけての大改築によって変身を遂げた、
華麗なバロック様式が特徴の宮殿。
なかでも「琥珀の間」は、
かつて壁一面が琥珀のパネルで覆われていた前代未聞の部屋。
868本のキャンドルが灯され
黄金色の輝きを放つその姿には、ため息が出るのみ。
これらをカメラ映像で記録しましたが、ここでお見せできないのが残念。

●ピヨートル大帝 夏の宮殿の庭園
フランスのベルサイユ宮殿がモデルとされている大宮殿の前に広がる庭園。



150を超える噴水からなる庭園は、
“上の庭園”と“下の庭園”に分かれており、
上の庭園の噴水は、煌びやかな刻像たちが彩りを添え、
下の庭園の噴水は、フィンランド湾に向けて水路が公園の中央を走る。


(噴水は5月半ばからとか。目を閉じイメージを…)

<約1時間15分をかけて✈古代と現代が共存する都市――モスクワへ>



●クレムリンと赤の広場
「城塞」の意味を持ち、ロシアの多くの都市のある中でも
最大かつ有名なものがモスクワのクレムリン。





赤の広場の内部には様々な時代の宮殿や聖堂が群立しており、
当初「炎の場所」また「火事」と呼ばれていたが、
スラブ語で全てに美しいものを意味するクラースネヤ(美しい、赤い)
という名称が付けられたといいます。
中でも16世紀半ばに、武器の制作と保管をするために建てられた
武器庫は目を見張るものばかり。残念ながら撮影禁止でした。

ともあれ神秘の国・ロシアの滞在時間は限られていましたが、
文化、芸術を大切にする国っていいですね。
これからも人と人との交流で様々な障害を取り除き
日本とロシアが領土問題等の壁はあっても
元々人間が作った壁です。超えられないはずはありません。人知を超えて
安穏・平和な共存共栄できる世界を、と念ずる旅となりました。